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制御不能!怒りだらけの私が笑顔に変わった

こんにちは。ヨガウェルネスアドバイザーの吉田紗弥です。

12月も半ばに入り、クリスマスのイルミネーションがあちこちに見られて綺麗ですね!皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回もヨガの哲学で心を整えていきましょう。

今から約2000年前に成立されたとされるヨガの根本経典「ヨーガスートラ」を紹介いたします。

この中には私たちの生活をより良くするための賢者の教えがたくさん詰まっているのですが、今日はこの一説をご紹介します。

アヒンサーに徹した者の側では全ての敵対が止む

パタンジャリのヨーガスートラ「インテグラル・ヨーガ」

アヒンサーの「ア」は否定を表す接頭語であり、「ヒンサー」とは「暴力」という意味になります。

ですのでこの一説は「非暴力に徹した者の側では全ての敵対が止む」という意味になります。

私たちの考える暴力は、身体へ危害を加える暴力と言葉によって相手を傷つける暴力がありますが、ヨガではもう一つの暴力を考えます。

それが「思いの暴力」です。

イライラしたり、ムカムカしたり、キーっと頭に血がのぼったりするまさに、
「暴れる力」が制御不能になっている状態です。

この思いの暴力が顔や、態度に現れ、言葉の暴力へ変わり、さらには身体的な暴力へと変わっていくのです。

この「思いの暴力」をコントロールできた時、
私たちは、人間関係と円滑にし、世界とのつながりを作っていくことになるのです。

そしてこの「思いの暴力」はまず自分が暴力的に気持ちが傾いている、
と気づくことが大事なのです。

気づき、対処法を見つけておくことで、少しでも暴力的な思いを持つ時間を少なくしていくことができるのです。

暴力的な思いは、無駄なエネルギーを消費させ、人間関係を悪化させ、世界とのつながりを絶ってしまう根本原因だと言えるかと思います。


このアヒンサーの実践の重要さを感じた出来事がありました。

私は現在、夫と2人で住んでいるのですが、以前悩みがありました。
私にとって最高な夫なのですが、「酒癖が悪い」こと。

彼のお酒の失敗は多々あり、深酒になると、愚痴っぽくなり、言葉が荒くなり、そして最終的には床で寝たり、お風呂で寝てしまうということです。

数年前、私にとって大事な親友が県外から遊びに来るということで、私の家に泊まることになりました。

その親友は私の自慢の美人で、愛嬌もあり、頭も良く、世話好きで最高な女性です。

そして夫と三人で食事に行くことになり、
久しぶりに、綺麗な女性を目の前にして、
夫は上機嫌になり、お酒のペースがどんどん上がっていき声が大きくなったり、口が悪くなったり。

ここで不安ながらも友達もいるので、
夫に強く怒ることもできず、イライラは募っていきます。

しまいには2件目に行こう、と自分が行きつけのバーまで行くことになり、
彼のテンションはマックス。饒舌になり、またそのバーで、バーテンダーに飲まされるはめに。

あまりに見てられず、私たちは先に家に帰ったのですが、
彼が家に帰った時床で寝る、
トイレや洗面台を汚すで私の怒りは制御不能。

怒鳴りつけてしまい、しかし彼は逆ギレ。自分の部屋に戻っていく始末です。

私が洗面台やトイレを片付けるはめになり、親友も放置してしまうという状態。

親友に申し訳なさを感じ、次の日別れ、そのまま仕事へ行ったのです・・・。

イライラは治ることなく、一日中、彼の酒癖に対して

「絶対昨日のことを覚えていないけど、どう言ってやろうか」
「そう自分の怒りを相手に伝えようか」
ばかりを考えて一日過ごしてしまいました。

しかしこの出来事を1人のお酒好きな男性の友人に話したところ、
笑いながら、

「うん!! 多分それあと5回くらいあるよ!!!」
と明るく答えたのです!

この答えに私はびっくりして、逆に笑ってしまったのです。

「自分の怒りを相手に伝えればどうにかなる」

と思っていた私は、

「じゃあ、あと5回くらいあるとしたらどうすれば、その時どう対応すればいいか」に考えが変わったのです。

そう考えることができた時、私の気持ちに余裕ができるのを感じました。

「自分の怒りで相手をどうにかしよう」、
「自分のイライラを表現することで相手も変わる」、と思っていた私が、

「怒りが起きる時にどう行動すればいいか」に思考が変わっていったのです。

それ以降、彼とお酒を飲みにいく時は
水をたくさん飲んでもらう、湯船は抜いておく、と小さいことから対処するようになり、彼もそこまで多く飲まなくなりました。

結果、酒癖もそこまでひどくなくなったのです。
そのおかげで、現在は笑顔で外食を2人で楽しめるようになりました。

私たちは、相手に対しての怒りが起きる時、
相手にどうして欲しい、相手に考えを変えてほしい、
と思ってしまいます。

しかしその怒りを持って、ぶつけたとしても、相手は変わらず、
むしろそこに敵対関係が生まれ、さらに関係は悪化します。

この怒りに気づき、
「じゃあ自分がどう行動すればいいか」
「じゃあ自分がどういう言葉をかければいいか」

を考えることで敵対関係を解消していくことができるはずなのです。

私たちは、目の前の世界に対して、
暴力的な思いを持ち、そこにエネルギーをかけてしまう時があります。

けれども暴力的な思いに気づき、
行動を変えていく時、私たちは、
今まで以上に世界とのつながりを築いていくことができるはずです。

まるで目、の前の全ての人びとを受け入れ続けたマザーテレサのように、
私たちも怒りや悲しみで自分を表現するのではなく、
愛と行動で世界とつながりを作っていくことにしましょう!


〜万年不調ネガティブ女子が超健康ポジティブ女子に変わるメソッド〜 

🍀ウェルビーキャリアメソッド🍀

ウェルネスヨガアドバイザー 吉田紗弥


💚鬱・アトピー・喘息など10個以上の万年不調から薬0、病院通い0になった私が証明できること。
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