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気づかされた、「手」の偉大さ

「働く手」なんて言葉がある。
家事や水仕事で、荒れてしまった手に対して使うことがある。

私の母がまさにそうで、
ハンドクリームと手袋を、手放さずにいた。

ほとんどの仕事では、手を使う。
私は前職では、顧客のために資料を作り、絵や字をかいて説明もしていた。
いまは毎日PCを打ち、人を救うための言葉を、形にして届けている。

想いを伝えるためにも、手を使う。
耳が聞こえなくても、手話を使えば、コミュニケーションがとれる。
どれだけ言葉をかけるよりも、相手にそっと触れることで、
そのぬくもりから、愛や想いが伝わることもある。

私は赤ちゃんのころ、周りのどの子よりも、手足が小さかったそうだ。
大人になったいまも、手は人より小さめだ。(足はけっこう育った。)

母の「働く手」に育てられた私。
私自身は家事まめではなく、「働く手」とは言えない。
けれど、小さいこの手からでも、
いまは無限のものを生みだせるのだと、気がついた。

直接的にも、間接的にも、
「手」は、愛を伝えられるものなんだね。


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