「お客様に選ばれる」商品・サービス提供における大事な視点
こんにちは!Saya-Bizブランディングアドバイザー宇津木です。
Saya-Bizには、様々な業種の方々がご相談にいらしてくださいますが
多くの事業者様が抱えているお悩みの中に
・いろいろな施策は打っているのに、売上や集客につながらない
・自社製品をどうアピールしていくのか、迷っている
といったものがあります。
事業を進めていく中では、誰しもが少なからずぶつかる課題だと思います。
私たちの日常は、さまざまな情報や製品にあふれています。
言い換えれば、買う側(消費者)に常にたくさんの選択肢があり
その中から「自分にとって本当に良いと思えるもの」
「本当に役立つと感じられるもの」だけを選んで買っている
ということになります。
この記事では「お客様に選ばれる」ということについて
売る側(商品やサービスを提供する側)が持つべき大事な視点について
書かせていただきます。
◇持つべき大事な視点2つ
【大事な視点①】ターゲット顧客を具体的に捉えられているか?
対象とする顧客が個人であるか、企業であるかに関わらず
・お客様はどんな人?
・どんなことに困っている、あるいは、どんなことを望んでいる人?
そこが明確になっていることが重要です。様々なニーズに応えたい、という思いからこの軸が定めきれず、結果としてあいまいになってしまっているケースがよくあります。すべての人を幸せにできる製品はありませんし、また、顧客が持つ望み全てをかなえられる製品もありません。自社の製品は、どんな人の、どんな困りごとやニーズに応えるためのものか?を、なるべく具体的にピントを合わせて捉えることが必要です。
【大事な視点②】製品の「強み・特徴」は、ターゲット顧客から求められるものになっているか?
こちらは、上記①を検討した上で、さらに考察していきたい視点になります。どんな製品にも「強み」や「特徴」はあるはずですが、まず重要なのは、それが顧客から必要とされる「価値」になりえているのかどうか?そしてさらには、それが売り手目線の言葉ではなく、顧客に響く言葉にすることができているか?ということです。
◇自社が考えている「強み・特徴」と「顧客視点」の関係
皆様にも
『興味をそそられて思わず足を止めてしまったお店のPOP』
『これはぜひ使ってみたいかも!詳細を知りたい!と思った広告』
などを見て、「詳しい情報を見る」や「買う」などのアクションをとった経験はありませんか?人は「自分ごと」として認識できたとき、そしてそれが「自分にとって価値があるもの」として感じられたとき初めて、知ってみたい、買ってみたいという気持ちになります。製品の「強み・特徴」は、そのような顧客の視点に立ったものであることが大切です。
ここまでで書いたことを、簡単なイメージにしてみました。
このような考察を深めていくと、自社の製品を伝えるメッセージが明確になり、例えば自社製品のキャッチコピーや、ホームページやチラシなどの販促ツールで伝えるべきことが、より考えやすくなるのではないかと思います。
◇最後に
顧客視点に立つ、ということは当たり前のようでいて、いざ取り組んでみようとするとそれほど簡単なものではありません。皆様と一緒に取り組む機会として「お客様に選ばれる」ことについて、実践的に考えるセミナーを6月に企画しております。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
詳しくはこちら
狭山市ビジネスサポートセンターは、ビジネスに関するお悩み相談や、課題解決につながるご提案で、地域の事業者および起業を考えているみなさまをしっかりサポートいたします。何度でも、無料でご相談いただけますので、気軽にお問い合わせください。
🖋この記事を書いた人
Saya-Bizブランディングアドバイザー
宇津木聡子 プロフィール
埼玉県生まれ。広告会社、外資系エンターテイメント企業で主に広報・マーケティング・新規事業開拓業務に携わったのち独立し、株式会社スターグレインを設立。主に中小企業のブランディングやマーケティングの支援・コンサルティング業務を行っている。東京創業ステーションStartup Hub Tokyo起業コンシェルジュとしても活動中。
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