‘K-POP vs ジャニーズ’ ライブの私的感想
K-POP沼にはまるまで、
私はジャニオタだった。
今も並行してふたつの推し活は続いている。
K-POP沼にはまったのは、
皮肉にもこの約3年間の
渡韓も来日も叶わない時期だ。
それまでまったく興味がなかったK-POPをおうち時間に YouTubeで見るようになり、
そのパフォーマンス力の高さに夢中になった。
そしてようやく、
今年の夏頃から推したちの来日公演が一気に始まった。
私が参戦したK-POPライブは、
6月ASTRO
8月ASTROチャウヌ
10月THE BOYZ
11月SEVENTEEN
11月MAMA2022
2月にはStray Kidsに行く予定
一方ジャニーズライブ参戦は、
5月ジャニーズWEST
7月なにわ男子
8月関西ジャニーズJr.リトカン
12月にはリトカンのクリコン予定
かなり詰め込んだし、
すべて自名義なので、
チケッティングにも成功した方だと思う。
今年に限らずこれまでの私のライブ参戦経験から、
K-POPとジャニーズのコンサートの違いを考えてみた。
✨会場の豪華さや楽しさはジャニーズ✨
ドームクラスの会場で比較すると、
会場の豪華さや機材の豊富さ、
観客を楽しませるアイデアは、
断然ジャニーズのコンサートが優れている。
私のイチオシは山Pなのだが、
彼がジャニーズ時代よく言っていたのは、
「僕はコンサートが仕事の中で1番好きだけど、ドラマや映画やバラエティなどの仕事を頑張ったご褒美にコンサートをさせてもらえる。
それほどコンサートにはお金がかかっていて、儲からないから」
と常々ジャニーさんに言われていたそうだ。
ジャニーズのコンサートに行くと、
それはそうだろうと思う。
会場の設営に途方もない費用がかかっているのが、
素人の私にもよくわかる。
メインステージ、花道、センターステージ、バックステージ、外周ステージ。
たくさんの大型スクリーン。
アリーナの観客席を削っての
リフト、トロッコ。
アリーナもスタンドも天井席も同じ値段だから、
みんなが楽しめるようにと、
工夫を凝らしてくれている。
ジャニーさんの意向だそうだ。
私が初めてジャニーズのライブに行ったのは、2006年のNEWS コン。
ディズニーランドに来たようなワクワク、ドギドキ感があり、本当に楽しかった。
K-POPではアリーナにびっしりと客席を設けるため、
メインステージの他は狭いセンターステージのみ。
花道も短くセンステは中央よりかなり前方に設けられ規模も小さい。
バックステージや外周はなく、
リフトなどの機材も置かれていない。
なるべく観客をたくさん入れるアリーナ構成だ。
✨パフォーマンス力の高さで魅せるK-POP✨
歌、ダンスといったパフォーマンス力はK-POPが圧巻だ。
ステージ構成の見劣りを挽回するに余りあるパフォーマンス力の高さ。
時間も3時間から3時間半あり、
ジャニーズのライブが平均2時間半程度に比べて長く、
最後までダンスのキレやフォーメーションの正確さも衰えることがない。
これはひとえにK-POPとジャニーズの層の厚さと練習量の違いだろう。
K-POPはデビュー前の練習生の頃から合宿所で共同生活を送り、
寝食以外は練習なのだそうだ。
運良くデビューできた後も、
グループでの共同生活は続く。
いつでも練習ができ、
また作詞、作曲などの制作活動も自身でするグループが多いので、
そうした環境に身を置くことが必須なのだ。
あのBTSでさえ、3年前まで宿舎で共同生活を送っていたというから驚きだ。
一方、ジャニーズはそのような共同生活を送ることはない。
ライブや新曲リリースに向けてスタジオで練習する。
自宅からスタジオまでそれぞれが通勤し、練習が終われば自宅へ退勤する。
練習量の違いは歴然だし、
それがそのままステージに現れる。
✨授賞式の特別感は?✨
先日、11月末にK-POPの授賞式MAMA AWARDS 2022を観に行った。
日本の授賞式は見たことがないので、
数年前に2年連続で見に行ったロンドンで行われたBrit Awardsと比較してみよう。
〈MAMA〉
MAMAは全世界同時配信を行っていた。
さすが配信先進国の韓国だ。
配信が優先され、
カメラマンが舞台の中央でアーティストを撮影する。
なので、客席からはそのカメラマンや配線を処理するスタッフの姿が邪魔で、アーティストが見えにくい。
私の席がアリーナだったので余計かもしれない。
配信撮影の現場を客席から見せてもらっているというスタイルなのだ。
こういうスタイルは初めてだったので、
正直驚いたし興ざめした感は拭えない。
そしてパフォーマー達は、
メインステージ横に設けられたひな壇状のソファ席にグループごとに座って出番を待っていた。
観客は撮影禁止で、見つけ次第没収退場のアナウンスがしつこくなされた。
〈Brit Awards〉
その特別感はまさにパーティ。
観客もドレスアップして行く。
ノミネートされたアーティストは
円卓でお酒を飲みながら談笑しつつ、パフォーマーの歌やダンスを楽しむ。
45年間続く権威ある授賞式で、
ジャスティンビーバー、ワンダイレクション、アデル、エドシーラン、ゴールドプレイなど、
素晴らしいパフォーマンスをこの目でしっかりみることができた。
写真もビデオもO.K.なので、
それもしっかり残しておける。
✨結局のところこれからも✨
これはあくまで私の主観であり、
優劣をつけるものでもない。
自分がどちらが好きなのかだ。
結局わたしはどちらも好き。
これからもK-POP、ジャニーズ
どちらのライブにも参戦したい。
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