■横浜港に着岸しているクルーズ船に隔離されている友人と船にいる皆様、そして政府の責任者等へ

■横浜港に着岸しているクルーズ船に隔離されている友人と船にいる皆様、そして政府の責任者へ
 文責: 澤田石 順(内科医)  jsawa@nifty.com
  -2月7日 version 1.1→  https://note.com/sawataishi/n/n065cdb41d363
  -2月5日 version 1.0 → https://note.com/sawataishi/n/nfac08ea6775b
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#ウイルス感染対策の歌
マスク、手洗い、うがい だけでは防げない

自分の指は ウイルスだらけと 心得よ
ウイルスの 出入り口は 5つの穴
5つの穴とは 目、口、鼻穴
指で触れるな! 目、口、鼻穴
パンやお菓子に 触れたら だめ
決して触るな 食器のフチ

人混みでは、ゴーグルかメガネ(これは咳をしているのにマスクしてない人がいる電車とか病院の待合室に限ること)
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この歌詞が喫緊に諸国民に最も伝えたい内容です。
以下、2/5のversion 1と別に作成したversion 1.1 です。長い文章です。
短くまとめることはできますが、それだと気持ちにひびかないし、思考と意志に影響することが困難なので、要約はしませんでした。

■横浜港のクルーズ船に関して、日本政府による非常識な間違い
 断っておきますが、私は感染症の専門医ではありません。しかし、政府は普通の医者ならばわかるような戦略としてのミス、そして数々の戦術的なミスを今日までいくつもおかしてきました。
 公衆衛生に深い知見を有する優秀な医師達(私の知人だけを次にあげます)、すなわち、上昌広氏、久住英二氏、木村知氏、木村盛世氏は今日まで、テレビ等のメディアで厚労省の間違いをしつこく指摘してきました。彼/彼女らの名前で検索するとたくさんネットでみつかるので是非ともご覧下さい。

▼2/7夕方までの事実とそれが示唆すること
 乗船者は3711人。有症状の120人中20人が6日までに陽性と判明。陽性者と長時間接触したと想定された153人に検査。総計273人に検査して、61人が陽性、すなわち1.6%と武漢からの帰国者より少し高い。
 武漢からの帰国者については全員が検査されて1.4%という高率。クルーズ船の3400人ほどは未検査。症状無しで陽性がある(潜伏期間または不顕性感染という最後まで症状なし)ことは既にわかっており、無症状者がその後に症状を発することは当然(潜伏期間のため)。これまでは症状ありで検査されたけども陰性の人が再検査で陽性となることも必ずある。したがって、最終的な感染確定者は 3~5%となっても驚くほどのことではありません。風通しがない船内に閉じこめるという暴挙を継続する限り、個室(ただし2人以上の場合は多い)に客を閉じこめても個室内で感染が広がるであろう。船員は3人以上の相部屋のことも少なくないだろうから同じく・・
 
▼戦略ミス - クルーズ船に閉じこめるという考え方そのものが論外
 子供が考えてもわかるように、船という閉ざされた空間では感染の広がりが高速度になります。船内では多くが感染していることは、想定されたことでした。
 だから、約3700人もの人々の間で感染が広がらないことを最優先するのが当然の施策。一気に3711人をホテルとかに収容することはできないので、普通に考えたらわかる優先順位をつけて、船から病院とかに搬送するべきでした。3711人全員が個室ではないので、例えば夫婦2人が同部屋で、1人が感染していたら、目・口・鼻穴にさわらないなどの基本を実行しても感染を避けることは困難。だから、最終的には全員を、それが不可能ならば少なくとも部屋に1人のみの方だけを船に残すようなことが必要でした。

▼戦術ミス その1: 船を直ちに着岸させなかった
 船が着岸したら船からウイルスがうつると考えたとは思いません。まさか、逃亡する人がでると思ったのか? それもまさかでしょう。検疫のために船に検疫官が乗り込むにも、検体を輸送するにも、有症状者を病院に移送するにも不便のためにも着岸しないことによる不便がありました。これにより何十時間も無意味に浪費されました。その間に感染は広がったことでしょう。いかに、個室に閉じこめても個室内には2人以上のことはあるし、乗組員は作業中に指で目・口・鼻穴に触ることが多いでしょうし。残念なことに触るなとの啓蒙は全くされてないように思います。
 
▼戦術ミス その2: 感染判明者のみを病院に移送
 有症状の全員を病院に収容して、それから検査すると私は予想してました。なんと、驚いたことに、感染確定者のみを病院に移送!! 信じがたいことが現実になり驚愕しました。
 武漢からの帰国者に対しては、全員を隔離して、それから検査しました。結果、有症状の全員が陽性ではなかったものの、最初の検査では陰性であった有症状者が次回で陽性の人が出た。その結果が判明しているのに、クルーズ船の有症状者の全員を病院に移送することなく、馬鹿げた対応にしました。

▼戦略・戦術ミスを直ちに是正せよ
第一に、今現在の有症状者全員を病院に移送する

第二に、症状が出たら可及的速やかに病院に移送する、検査は病院にて

第三に、第一と第二に該当しない人に優先順位をつけて、ホテルとか自宅に搬送する
 年齢が高い人から順番に船外に。年齢にかかわらず糖尿病患者等は最優先とする。搬送された人々には体温計・マスク10枚・健康手帳を支給する。首都圏に自宅がある人に関しては輸送費用は無料とする。ホテル等に滞在して貰う人の費用も政府が支払う。
 船外から出て別のところで経過観察している間、体温、脈拍、症状があればそれを健康手帳に記す。搬送された全員についての情報は政府(厚労省)のリレーショナルデータベースに入力して、毎日、電話で問診して、37度以上の発熱や咳が出たら病院に搬送して、それから検査する。自宅に戻ったり、ホテルに収容された人は症状がでたらその瞬間からマスクをする。
 そのような人々には、目・口・鼻穴・食べ物・食器のフチにさわるなを口頭で教え、部屋にはるための張り紙を提供することも極めて大切。
 
第四、取り残されている乗務員および残されている乗客のうち、1人部屋でない人々に関しては、退船した乗客がいた部屋に滞在してもらう。
 そのような人々には、目・口・鼻穴・食べ物・食器のフチにさわるなを口頭で教え、部屋にはるための張り紙を提供することも極めて大切。取り残された人への体温計支給と健康手帳の支給も当然。残された人の全員について、毎日当局者が電話等で尋ねる。残された人々については自衛隊の40人が毎日checkすることでも良い。

※最終的に1100人の船員のみは残されて良いとは思えないが、乗客を船外に搬送する過程で二週間は確実に経過し、二週間後であっても、若年かつ糖尿病などはない元気な乗客のみ残ることなり、感染の拡大は大いに減じることと思える。

■2/1に香港発、日本に向かうクルーズ船「ウエステルダム」について
 台湾は等は入港を拒否。日本人の乗客5人が乗船。その船に風邪症状が何人いるのか報道されてないようです。もちろん、船内で遺伝子検査などできません。
 
- 2020年2月7日 6時06分 NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276001000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_003
"新型コロナウイルスへの感染の疑いがある乗客を乗せて、日本への入港を予定している香港発のクルーズ船について、政府は乗船する外国人の入国を拒否するとともに、入港そのものも認めず、香港に戻るよう要請する考えです。"

- 2020/2/7 12:19 NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276471000.html より
"赤羽国土交通大臣は7日の閣議のあとの記者会見で、感染の疑いがある乗客を乗せた香港発のクルーズ船「ウエステルダム」への対応について、「政府全体の方針に沿って国土交通省としては早速ウエステルダムに対して入港しないよう強く要請するとともに、すべての港湾管理者に対して今回の措置の趣旨を踏まえて適切に対応するよう要請した」と述べました。"
"政府関係者によりますと、「ウエステルダム」は香港発着のクルーズ船で、今月1日に香港を出発しましたが、台湾などで入港を拒否され、沖縄への入港を認めるよう日本側に求めてきたということです。"
"これを受け、政府は6日夜、出入国管理法に基づき、特段の事情がないかぎり、乗船する外国人の入国を拒否する方針を決めました。"

▼私の所感
 『感染の疑いがある乗客を乗せ』との記載はあるもの、風邪症状の患者が実在する根拠は示されてません。同記事にては『乗客の感染が疑われる場合には入港を認めないよう港湾管理者に要請する考えを明らかにしました。』と。つまり、疑わしい患者がいるとは確定してなく、有症状の人がいた時に限って認めないようにも見えます。
 昨日まで、日本政府は5人の日本人だけは港から入国させる気配がありました。つまり日本国籍がない人々については、港から日本に入ることは拒否すると!
 日本人だけを特別扱いすることは、武漢から日本人だけを帰国させたように、どの政府もしている自国民保護であり、非難される筋合いはありませんが、そんなことをするのが人道的に正しいとはとても言えません。日本人五人だけ例えば沖縄から入国したとして、「ウエステルダム」号はそれからどこに行けばいいのでしょう。乗客の国籍について詳らかには私は知ってませんが、十ヶ国以上の国籍を有する人々でしょう。感染者がいるとしたら、船内で感染が拡大します。十ヶ国以上の港に行き、それぞれの国籍者のみを船からおろして、世界をさまよう! 三ヶ月もかかるでしょう。その間に感染は船内の増大するわけで、地球村全体からすると、感染者の直接的増加となり、ようやく帰国した感染者が隔離されるとしても、一定程度は院内感染などで広がります。
 すなわち、「ウエステルダム」の入港を認め、日本人のみ下船させるとしても、地球村全体からしたら感染の拡大となると考えられます。人道的に間違っていることが、地球村全体における感染者抑制及び死者減少という人類の大方針にも反しているわけです。
 日本政府は逡巡しているだけまだしもマシだと思いますま。既に台湾などの諸国は「ウエステルダム」の入港を明確に拒否したわけで、それ自体が人道に反し、感染拡大の人類的方針に反してます。もしも、「ウエステルダム」号の入港をすべての国が拒否するならば、その船での死者は感染が終息するまでには1/4~1/100という高率となるかもしれません。関係する全ての国々が入港を拒否することで、地球村における感染者・死者の総数が減じるとは私には思えません。
 諸国の政府がするべきは、以下のようなことの啓蒙です。
・マスクは感染者のみしなさい
・風邪をひいたら自宅で療養して医者にはかかるな
・ホントに体調が悪くなれば医者にいけ
・指で目・口・鼻穴・食べ物・食器のフチを触るな
・企業は風邪で休みたい従業員に医者の診断書を求めるな
このような当たり前のことの啓蒙がどの政府によってもなされてなかった。

このような子供でもわかる感染防御対策を諸国の中央政府と地方政府が強く推進することで、新型コロナウイルスの感染・死亡総数は、それをしないよりも、1/10~一万分の一に封じ込めることができると思います。

▼クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に居る友人の◎さん達へ
 この問題に関して、友人の◎さんらクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している方々はどう感じ、考えますでしょうか。既に◎さんたちは、感染を抑止するには最悪の環境に閉じこめられていることで不安をかかえておりましょう。
 法的には◎さんたちを閉じこめる権限が日本国中央政府にはないのに、皆様は仕方ないとしぶしぶは容認しておりましょう。しかしながら、皆様の多くは日本政府の対応における数々の非常識なミスを知っております。さらにまた、船内に閉じこめられている期間に関しての費用に関して、正常な政府ならば全額政府負担と速やかに声明・約束するはずが、管官房長官は記者会見で「検討する」と言ったことには怒りを覚えているかも知れません(特に日本国民)
 もしも、政府がまともな対応をするようになるとして、つまり陽性と判明しなくても症状が出たら病院に搬送する場合のことです。陽性でないと今の法律では治療費は自己負担となります。法律では診断が確定した患者は強制的に入院させることができ、その場合のみ国費負担。このことについては船内の日本国民は大問題とみていると考えられます。ただし、日本国の健康保険証を持っている場合は保険で3割あるいはそれ未満の負担で済みますが、外人は基本的に全額負担(外人の多くは金持ちなので困りはしないとしても強制的に入院させられたのにマネーを請求されたら理不尽と感じると思います)。
 国籍がどうであれ、日本国政府が感染確定でない人々を「強制的」に病院に入れたら、費用が請求されるわけです。このことも◎さん達は、政府に対して説明を求め、全額国費での支払を要求するべきだと思います。
 
 なんと、主題から離れました。すみません。本題に入ります。と云いましたが、もう少し、◎さんには直接に関係ない話を
 日本国中央政府はクルーズ船「ウエステルダム」の入港は認めるが日本人のみの入国とする方針なのか、入港そのものを認めないのかはっきりしません。日本の厚労省はこのようなことを想定して、方針を定めているべきでしたが、どうやらなかったので、今になり「想定外」とうろたえているようです。いつものことですが、日本国中央政府は「対策本部」を立ち上げました。全く馬鹿げてます。想定される事態がおきたに過ぎないのに、想定してなかったわけです。米国政府は速やかに対応しました。その是非はともかく、米国民の中国への渡航禁止とかです。米国政府は非常事態において「対策本部」を立ち上げるようなことは9.11のような場合以外にしません。対策は各省庁が事前に想定して「対策」は昔にできているからです。
 
 本題です。◎さん、そして横浜港のクルーズ船に閉じこめられている方々に問いかけたいのです。
最初は open question : 「ウエステルダム」号の入港問題についてどのように感じ、日本政府はどうするのが望ましいと考えますでしょう?

次に、具体個別的な質問の数々。

Q1: 「ウエステルダム」号の入港自体を拒否するべき?
Q2: 日本国は「ウエステルダム」号の入港は認めて日本人のみ帰国させるべき?
Q3: 「ウエステルダム」号は「ダイヤモンド・プリンセス」と同一の扱いとされるべき? つまり、検疫官が船内に入り、症状がある人に対してのみ検査をし、陽性となった人のみ病院に搬送。陽性者と濃厚接触した人のみ検査し、そのような人々で陽性となった人のみ病院に搬送するのが良い?
 
安全地帯にいる自分の不躾な質問ですみませんが、当事者の気持ちと考えを私個人が知りたいというよりも、気持ちと考えを船内からメール、SNS(twitter, facebook, Instagram等)等に発信することを呼びかけたいのです。船内でもスマートフォンは使用できるし、電話もできましょう。おそらく皆様はネットで今現在も明日からも情報収集することでしょう。幾人かはテレビ取材に応じてます。船内の方々はそれなりに情報を発信されてますが、報道機関からの取材に応じることは少なくないとしても、まだまだ足りないと思うのです。船内の方々がこれまで以上に積極的に感情・思考・意志を発することを期待しております。そうすることにより、「ウエステルダム」号問題は望ましい解決に導かれ、そのことはもちろんとして皆様が日本政府の失策から解放され、ひいては地球村における死者が減じることになると私は信じております。

■おわりに
 友人の◎さんが「ダイヤモンド・プリンセス」に閉じこめられていることを知る前の時点で、全くインフルエンサー(ネットで影響力ある人物のこと)でない私ですが、1/27からtwitter(フォロワーはたった二千人ほど)とかfacebook("いいね"は10を超えることはめったにないほど影響力ない)で政府を批判し、あれこれと提言し、知りあいの国会議員や報道人等にメールで送ってきました。もちろん、私のごとき影響力ほとんど皆無の人間の言葉に対して、返信はほとんどなし。twitterでのretweetは多くて20程度。私自身は当たり前のことを主張しているとの自覚はありますが、影響力はほとんど全く無い。なのに、性懲りもなく長々と書いてきました。友人の◎さんが船に閉じこめられていることを知り気合いが高まったので、三日前から文字数が増えました。
 私がほとんど無力なことはもともとわかっていることなのですが、2008年から2010年に知りあった公衆衛生に深い知見を有する優秀な医師達、すなわち、上昌広氏、久住英二氏、木村知氏、木村盛世氏が1月下旬から今日まで、テレビ等のメディアで厚労省の間違いをしつこく指摘し、当たり前の方策を提言してきたのに、ほとんど何の改善もないことには「少し」だけですが驚いてます。
 安倍政権を私はいろいろな観点で非難してきましたが、今回の日本国中央政府としての戦略・戦術的失敗は、安倍内閣の問題ではなく、厚労省の機能不全(三十年以上前から明白)によると判定してます。厚労省という組織は、経験から学ぶことがほとんどできてません。今回のことは想定範囲であり、事前にマニュアルが完成しているはずが無かった・・。想定外の事態に直面したら、在野の上昌広医師ら物事をわかっている人達にアドバイスを求めるのが当然のことなのに、それは全くしてない。上昌広医師らの当たり前の意見を厚労省の官僚がみてないとは考えられない、見ているのに頬被りしているように私からは見えます。厚労省官僚の上司と形式ではみなされる「厚生労働大臣」ら国会議員は感染症・公衆衛生の素人なので、彼らに官僚が指導を求めるなんて論外であり、大臣や政務官を教導するのが官僚の使命。けども、医学部卒業後3年ぼとで医系技官として厚労省に入りました。それら厚労省の医療政策を主導する医者達には知識も経験も、それどころから小学生でもわかるような思考するら欠如しているために、政治家にアドバイスする能力がほとんどない。それでこんなことになりました。
 厚生労働大臣や政務官という国会議員は厚労省の医系技官よりは常識があり、困っている人々の想いを受け止める感性を有していることが明らかです。
 だから、「ダイヤモンド・プリンセス」に閉じこめられている◎さん、皆様に呼びかけます。感情・思考・意志を厚生労働大臣や政務官などの国会議員、そしてマスコミに直接に伝えることを。Twitter/facebook/instagram等で発信することはもちろん。皆様の声は、上昌広医師ら既に日本国の医療界・マスコミ・政治家・官僚に認められているインフルエンサーよりも影響力・実効力が強いと考えられます。当事者の声こそ、実効的なのです。少なくとも内閣の政治家は当事者の言葉に影響される度合いは間違いなく、厚労省の官僚より強いはずです。
 上昌広先生らが子供でもわかるような当たり前の批判をしたり提言しても、厚労省の医者は耳をふさいだり、耳は開いてても「正しい意見だからこそ」ますます頑なになり間違った政策を続けます。官僚に私は期待しません。現内閣の自民・公明の政治家の素朴な人間性のみに期待してます。

第一に私は望みます。船内に閉じこめられている◎さんらが、これまでよりも強く声をあげ続けることで、日本国中央政府の政策が改善されて、皆様の一人でも多くが早めに船から外に出ることができて、3711人における感染総数が結果として減少し、死者が一人もでないこと。
第二に、◎さんら皆様の声が政府にとどくことにより、「ウエステルダム」号が日本の港(沖縄でなく横浜が良いと思う)に着岸して、国籍にかかわらず、有症状者は速やかに病院に搬送され、症状無き人々は優先順位に従ってホテル等に搬送されてて、隔離・観察されるようになること
 「ウエステルダム」号を受け入れ、今度は当たり前の方策を日本政府がするならば、地球村における感染・死亡者の総数は大きく減じると私は考え、信じております。
 「ウエステルダム」号の入港拒否、あるいは、入港は認めるものの日本国籍の5人以外は入国を認めないという近視眼的な対応を、日本国「も」するならば、諸国は近視眼・合成の誤謬政策を継続することとなりましょう。自国だけは逃れたいので困っている人々を見捨てるという政策を諸国がすることは、それ自体が地球村の倫理・道徳を定めた国連憲章に違反すると思います。「ウエステルダム」号をどの国も拒否したら、直接にではないとしても間接的な作用で、結果として死亡者は増えると信じます。
 目の前に困っている人がいたら、自分にできる範囲で支援するというすべての人間に備わっている道徳を実行することの有効性は数多の事実により証明されております。社会として道徳的判断による行為の実施は全体として良いことについて、「情けは人のためにあらず」という諺にも示されてます。他者を助けると結果としてあなた自身の利益になるとい意味もありますが、みんなのためになるというのが本当の意味だと思います。

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