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『飲食版 悪魔の辞典』 エピソード5~定刻の客襲

この記事はなに?

・こんな感じの「辞書の項目風 業界ブラックジョーク」集。
・投稿のほとんどは当事者の飲食従事者さん達によるものです。
・掲載にあたり「悪魔度を強める」編集あり。原文のツイートも埋め込んであるので、あわせてお楽しみください。

#飲食版悪魔の辞典  2019.11.16 昼過ぎ〜

【原価率】
あってないようなもの。

【利益】
あってないようなもの。

【定休日】
あってないようなもの。

【おもてなし】
クレーマーを優遇すること。

【クレーマー】
お店の不備を指摘するありがたい存在。ぜひ他店で手腕を発揮して頂きたい。

【店内BGM】
同志を探す手段。当たりさわりない曲の間に、キラーチューンを混ぜ込む。

【ニトリル手袋・エンボス手袋】
異物混入の原因のひとつ。

【シェフ】
1.食材の持ち出し、リベート、セクハラ、パワハラ等のオンパレードの主。
2.昨今は大分おとなしいが、まれに野生種が暴れ、檻に入るのを確認されている。

【棚卸しと原価率】
経営者としては、この二つよりも仕入れ額の方が大事。

【長居する客】
1.嫌われる客ランキング、不動の上位。
2.昔々あるところに、オープンからクローズまでの13時間、ドリンク二杯で居続けたカップルが居た。男のほうはメッセ◯ジャーなんとかという人で、一緒に居た女性はかわいそうでした。

【中央卸売り市場】
実は仮眠所から服屋まである、町のようなもの。ときどき、住み着いて追い出される住人がいる。

【雇われママ】
客として来た場合、一人の時は愚痴、複数時は説教で長時間座席を占拠する人。

【開業医】
お連れ様が毎回違う人。高単価。

【キャバ嬢・ホステス】
気に入って頂ければ、リピート率が高く、高単価な人。たまにトラブルも持ってくる。

【終電】
従業員を拘束できる時間の目安。ただし一部の良心的なお店に限る。
→「初電」。

【笑顔】
本当に必要な時は自然とできるもの。作らなければいけなくなった時点で、その笑顔は死んでいる。

【笑顔】
資本主義においては無価値とされるもの。例:「スマイル¥0」。

【大入り】
1.客が多く入った日に配られる祝儀。
2.飲食はわりと出る頻度が高い気がします(^o^)。全員の頑張りが形になって帰ってくるのが見えやすい業界かも(^o^)。飲食においでよ!(^o^)

【飲食店社員】
社会保険がない場合は、実質的に月給制のアルバイト。

【予約】
1.通常、何もしなくても来ると思ってる。
2.時々遅れる。遅れると焦る。遅れたけど来るとほっとする。
3.まれに、来ない。「来ないの、、、」と言われたときの動揺は半端ではない。

【定休日】
暇な時期は、予約がきたら店を開ける日。今日もどこかで、気弱な経営者のの週一の休みが消滅している。

【お客様】
せっかく休日返上で準備したにもかかわらず、来店30分前に何の悪びれもせずキャンセルができる人。

【調理師】
スキルの程度、当たりハズレが大きい職種。資格経験持ちのオッサンより、主婦の延長のような姿と経歴をしたオバサマの方が優秀と言う場合もある。
バクチを避けるため、採用を紹介で行う店舗も多い。

エピソード6」につづく!

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