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『飲食版 悪魔の辞典』 エピソード7~ホールの覚醒

この記事はなに?

・こんな感じの「辞書の項目風 業界ブラックジョーク」集。
・投稿のほとんどは当事者の飲食従事者さん達によるものです。
・掲載にあたり「悪魔度を強める」編集あり。原文のツイートも埋め込んであるので、あわせてお楽しみください。

#飲食版悪魔の辞典 2019.11.18 朝〜

【身支度】
料理人が店を去る直前の兆候のこと。普段やらないのに、マイ包丁の手入れをし始めたら要注意。

【悪夢】
仕事をする夢のこと。お客様との重大なトラブルや、大量の料理が間に合わない等の夢にうなされれば、一丁前な証。

【遅刻】
基本的に重罪。

【寝坊で遅刻】
切腹を申し付ける。

【二日酔いで遅刻】
市中引き回しの上、打ち首獄門。
もっとも被告人は罪悪感と気持ち悪さで既に死んだ顔してる。

【老舗の味】
1.変えるに変えられなくなった味。
2.その割には変わらなければ「同じ味で飽きた」などと文句をつけられ、代替わりなどで変われば「昔の味ではなくなった」などとクレームがつく。逃げ道なし。

【常連】
一見を会話に入れない人たちのこと。

【こだわり】
1.お客のニーズを見えなくするもの。
2.原価率と廃棄率を上げるもの。
3.食材以外に向けられることがなぜか少ないもの。

【チップ】
お客様より飲食店などに手渡される賄賂。もらえたら、めっちゃ特別扱いする。超がんばる。

【公休】
1.仕事場からの電話に怯えながら過ごす日のこと。
2.自分の仕事を万全に終わらせていても、イレギュラーで電話はかかってくるため、備えても無駄。

【表現の自由】
1.国民の基本的な権利。主に、レビュー投稿サイトで暴走する。
2.流行だけをみて、食べたくもない料理を食べに来てクサすくらいなら、自分の身の丈と好みに合った所へどうぞ行きやがれくださいお願いします。

【表現の不自由】
中食業態などは、一定マニュアルに沿ってしか調理することが許されない。理由は、表示ラベルの制約があるため。持ち帰り店で、新商品なかなか出ないのも、手続きが発生するせい。

【両替】
飲食店員を、キャッシュレスに憧れさせる洗脳作業。

【手数料】
キャッシュレスに憧れた飲食店員が独立後、洗脳が解けるきっかけのもの。

【PayPay】
1.加入を見送ることによって、ITに取り残された店であることを自ら白状する決済方法。
2.頑固な店にとってのイメージは「怖い」「情報抜かれる」「手数料かかる」

【レジ】
設備投資をしない店にとっては、電卓のこと。相手を見て、値段を上にも下にも手心が加えられる機能をもつ。

【愛の鞭】
合法的だと思われている傷害行為。

【可愛がり】
合法的だと思われている傷害行為。

【ツッコミ】
合法的だと思われている(略

【闘魂注入】
【叱咤激励】

合法的だ(ry

【筆ペン】
判読不能なメニューの作成に使われるもの。

【夏休み】
飲食店における地獄の季節。特にチェーン店にとってはカオスとなる。

【裏メニュー】
1.店との親密度が上がると出現する選択肢。
2.出数が期待できない品。
3.仕入数が安定しない、出たらすぐ品切の品
4.バイオーダーの工程数が多過ぎる、本当にやってらんない品。

【時価】
1.仕入れの状況によって変動する価格のこと。高級店では何となく確認しづらい。
2.お客により変動する価格のこと。秋刀魚の塩焼きが、人により同日内で千円にも3千円にもなる。

【予約】
1.なぜか同じ日に集中するもの。
2.なぜか入ってほしい日に来ないもの。

【健康診断】
あとどのくらい体を酷使しても大丈夫かを調べるもの。

エピソード8」につづく!

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