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『飲食版 悪魔の辞典』 エピソード2~クチーナの攻撃

この記事はなに?

・こんな感じの「辞書の項目風 業界ブラックジョーク」集。
・投稿のほとんどは当事者の飲食従事者さん達によるものです。
・掲載にあたり「毒を強める」編集あり。原文のツイートも埋め込んであるので、あわせてお楽しみください。

#飲食版悪魔の辞典  2019.11.15 昼以降〜

【名門出身】
1.入店後に、職場の人間関係に楔を打ち込む存在。
2.「1.」でない場合、入店後に部下の精神を破壊する存在。
3.「2.」でない場合、無駄な工程を導入して店舗のオペレーションを破壊する存在。

【美術家がデザインした店】
客席と厨房と倉庫と事務室が使いにくい物件のこと。

【サラリーマン】
技術不足を正当化するときに使う語。

【会計業務】
IT耐性ゼロのベテランに対し、若手がマウントを取れる数少ない機会。

【多層階】
客席が複数のフロアにわたる店舗。収容客数が増加するかわり、足腰の負荷と司令塔不足に直面する。

【レシピ】
伝え方は口頭で早口と決まっている。一度しか教えられない。聞き逃すと怒られる。

【魚の掃除やっとけ】
期限は先輩が来る前と決まっている。まれに、手が温かいと言う理由で理不尽に怒られる。

【死ぬ気で頑張ります】
辞める時に死ななければならないので絶対に禁句。

【スマホ】
1.聞いたことないカクテルを注文されたときにレシピを調べられる魔法のアイテム。
2.聞いたことのないワインもすぐ調べれられる奇跡のアイテム。

【真空パック】
食材の保存方法。場所をとらず、鮮度も落ちづらいため優れている。気づいたら専用のバイトがいる。

【3番】
トイレの事。とにかくトイレ。隠語なんだから自分が客の時くらい「3番何処ですか?」聞くの辞めて貰えますか?

【試飲会】
昼間から飲酒する合法的手段のこと。

【タブレット】
レジ機械、タイムカード、予約帳にかけた設備投資を無駄と化したもの。

【膝つき接客】
「衛生的でないサロン」をユニフォームと定めている店に人気の接客ルール。

【フルボディ】
ワインリストを初めて見た男性が、目にしてソワソワする語。たぶん「ナイスバディ」を連想したため。

【本日のおすすめ】
賞味期限が切れそうな食材で作る品。
→「シェフのきまぐれ」

【取引先担当者】
客として来た場合、初対面の従業員がいれば名刺を渡す存在。狙いは、従業員の退職・独立後の取引。

【近所の同業者】
こちらはそこそこ顔を出すのに、向こうはほとんど来ない存在。

【町内会長】
忙しいときに来て、町内会費と称する金銭を奪っていく存在。

【遅れてすいません!】
先輩よりも遅く出勤した場合に言う語。定時を過ぎているかどうかは関係ない。

【定時】
15分前に着替えて持ち場に着くこと。

エピソード3」につづく!

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