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テクノロジーx人間臭さがオンラインに同居していたGWのある講座

地域共創カレッジGWコース-Gambari Weekの取り組み-

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4月になってからしゃかりきにオンラインで働いているような気がする。そんなに都市でもなく、田舎でもない我が町湖南市でも、在宅や自粛の波は来ている。心地よくPC片手にコーヒーを飲みながら仕事をしているが、何かしっくりこない。うーん、人恋しい。。。

今回はそんな中でたまたま紹介された、オンラインの講座「地域共創カレッジGWコース」に参加しての感想を書き綴る記事となります。



参加のきっかけ

頼れる友人&協力隊仲間の宮崎大好きボーイが、地域おこし協力隊向けのオンライン講座を行っており、その時に地域共創カレッジの立ち上げをされた信岡さんの会に参加した事がきっかけだった。

簡単にいうと、

オンラインイベントがめちゃくちゃ増えたよね。でもオンラインとオフラインの場所の違ってそもそも何なの?どうやってzoomというツールを使っていくの?みたいなことを学ぶ講座

だった。

その時の詳細はこちらを↓


そこに参加して2つの興味が湧いた。

①オンラインファシリテーションへの興味
②信岡さんへの興味

まずは①オンラインファシリテーションへの興味について。元々オフラインでもファシリテーションは興味があったものの、研修や資格取得などには至っていなかった。が、オンラインにやることを全振りするにあたり、場を取り仕切るというか回す人の重要性を痛感することが多々あった。そこで「今後もオンラインでのやりとりがなくなることは想定できないし、何なら場を回せるようになるといろんな会議やイベントに呼んでもらって活動の幅が色々と広がりそうだなー」と思った。

②信岡さんへの興味について。話を聞いてて、単純かつ明確に「この人の話をもっと聞きたいし、話したいな」ということを講座を通して思った。

そのためGWコースの話を聞いて「これはGWは予定も無いし、受けない手はない!」とその場で参加を即決。地域共創カレッジGWコースの紹介を受けた5分後には申し込みを完了していた。我ながら非常にコスパの良いGWの過ごし方をできた買い物であったと自負している。



地域共創カレッジGWコースとは

ここからは地域共創カレッジGWコースとは何ぞよ?という本題に入っていきたい。正直よくわからないまま申し込みをしていたので、第一回目のオリエンテーションで全貌を知ったのは内緒の話。

講座の説明にはこう書いてある。

私自身、この講座を通じて「オンラインでも対話ができるんだ」という実感が持てたことは、これからのオンライン化の時代においてとても大きいと感じています。G.W.の5日間で、どこまで関係性を作れるのか、私たちも挑戦になります。
引用元:これからのオンラインコミュニティを学ぶ~地域共創カレッジ G.W.コース~

どうやらこれまでは、5日という短期での講座は行っておらず、運営側としてもチャレンジングな取り組みであったらしい。そんなことは微塵にも感じないくらい濃い5日間だった。


ここからは5日間を1日ずつ、勝手な副題をつけて簡単に紹介していく。



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1日目:オリエンテーション(関係性をつくる、お互いを知る)
(副題)オンラインでの初めましての作法


偏愛マップという「自分が愛してやまないもの」を文字やイラストに落とし込んで、人に伝えていく。僕が描いたのは以下のようなものである。

サワリョーの偏愛マップ

当日は唐揚げについて熱く語ったら、昼食に唐揚げを食べる人が出て非常に熱量を持って伝えられたと自信を持てた!

ちなみにZ軸:タレ有・無を加えるとチキン南蛮なども入れる事ができ、個人的にはより正確な分類が可能であると考えている。唐揚げ好きな人には、ぜひ意見をもらいたい。

当日の感想:あっという間の2時間でした。愛するものを共有できると、何か仲良くなったような気がします。唐揚げ食べたくなったと言われて嬉しいです。コミュニケーションは非言語領域が7割と言われていてオンラインだとそこが伝わらずに難しいと言われていますが、オンラインだからこそ余分な音のない音声のみでコミュニケーションを取れるよさを感じます。(聴覚が過敏気味なので) 



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2日目 誰かとともに進む時のありかたとやり方のバランスを学ぶ
(副題)オンラインでの仲良くなりかた、対話の仕方

1日目に使った偏愛マップを用いて、さらに深い問いをしていく。

・エコロジー(育みの地方)/ エコノミー(生みの都市)

の話が面白かったので、出典元らしいこの本で学びを深めていきたい。

当日の感想:過去にいわゆる「運営」に追われて体調を崩して逃げた経験がある自分としては、とても身に染みる回でした。今、人に興味を置いているのはその過去があるからかもしれないなという気付きを書きながら思い浮かびました。森を見て木を見ない、なんてことはならないように気が引き締まりました。「聞き方が変われば相手が変わって、相手が変われば自分が変わって、自分が変われば関係性が変わって、関係性が変われば在り方が変わる」という信岡さんの最後の言葉は、大事ですねー



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3日目 自分の特性をしり、仲間とともに小さく初めてみる
(副題)スタイルを通して、自分の意思を知る

自分の特性(スタイル)を知ろう!!!という事で下記する診断を行った。参考までに僕の結果を貼っておこう。スキル・プロダクトの指向性だけガクッと低くて、他は数点差の範囲内であった。割とこの手の診断では、何項目か高得点が出て、「どれが特性なんだよ!!!」となりがちである。

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↑診断はこちらより!

当日の感想:最近0→1の間で停滞している?動いていない?気がしていたのですが、レベル分けを見て自分がその停滞の中でもどのフェーズなのかが気付けました。あとはスタイルも「意志・で来ること・求められること」をそれぞれに分けて考えて見ても良さそうと思いました。ちなみに自己分析的なツールは大好物です。行きたい未来の1つに「幸せな家族生活」とあげたのですが、対話型夫婦PJに参加することで辿り着けそう気がしてきました笑



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4日目 学びの実戦
(副題)レッツマイプロジェクト!!!

「稼ぎ・しごと・暮らし・研究・探求的・遊びとワクワク・家族や関係性」と言った形で今自分で進めているプロジェクトを可視化することにより、人にも説明しやすくなり、また自分の思考を整理するのにも役立つフレームを使って、みんなのマイプロジェクトを楽しくふむふむと聞きながら、自分が次に何をするかなどを考えた。

感想に書き忘れたが、僕は「ライフ(仕事と暮らし)とワーク(稼ぎと仕事)の距離が近い」らしい。

目に見えている人を相手に仕事をしたいという意思が強くあり、前に友人から言われた「信頼感のある人と仕事した方がいいよー」というアドバイスを4年ほど前に鳥取のとある友人に貰ったことを思い出した。なるほど、今更ながらに合点だ。

当日の感想:デバイスの調子が悪くてシートにコメント記入できていない方が何人かいるので、後ほどコメント入れておきます。オンラインで心地良さは、自身で用意した環境に依存するんだなあとこの1ヶ月で痛感しているのを、さらに今日感じました。マイプロジェクトは、とりあえず思いつく人にこのあとメッセージしてみようと思います。



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5日目 これからの都市と地域の新しい関係に思いを馳せる
(副題)これから君たちはどう地域と関わるのか

この最終日がもっとも脳が興奮した回だった...! 学び3.0、ティール組織、カオス、システム思考...と様々な言葉を駆使して、信岡さんの持論が展開されていくこの回は、脳汁が溢れる神回であった。今、何冊アマゾンで本をポチるかと振り返りながら、迷いにふけている。


当日の感想:
・このGW、カレッジを受けてみてどうだった?受ける前と受けた後での変化やもやもや、学び、感想など
学校や講座に通ってみて、「名残惜しいなあ」と初めて思ってます。

・次に踏み出したい一歩目は?
まずは持続可能なパートナーシップをのぶさん、江口さんと一緒に構想していく。

・ホームグループのメンバーに一言
文章でここを表現するのが苦手なので、口頭で言わせてください笑



まとめ

たった五日間の講座であったけど、「これが終わった後の虚しさか・・・」みたいなことを感じた。これまでの学校生活や講座では感じたことがない、事が終わるということに対する虚無感や寂しさ、明日からは朝のこの集まりが無くなるんだという感覚が時間が経つにつれて襲ってきた。

最後に講座の感想をみんなが一言ずつ言っていったが、僕は言葉が思いつかず順番は最後に周った。みんなが前向きな言葉を発する中で、「今日で終わりが嫌だ〜」みたいな言葉を発すると、「終わってねーよ!笑」というツッコミがチャットと音声で飛んできて、なんとも居心地の良かった空間だなと改めて思った。

いつもワークショップというか対話の時間になると決まって話すグループメンバー。もはや同じ教室の班員の人がいて、やんややんやと好きなことから、今行っているプロジェクト、困っていることや未来の話まで盛りだくさん話す、話す、そしてまた話す&聴く。

なんだろう、あたかも5日間の泊まり込み合宿でもしたような気分である。最後に誰かと誰かが交わした言葉がとても頭に残っている。

「5日間でたったの15時間しか会っていないのに不思議だね。」
「1週間会社に通ったとしたら横の席の社員さんとの方が長い時間を一緒に過ごすだろうけど、こんなに仲良くはなれないよね。」

オンラインなんだけど、確かに残る実感と関係性。テクノロジーと人間臭さが同居した、居心地の良いクラスでした。


具体的に「じゃあ何を得たのか?」みたいなところは、正直「うーん・・・」となるのが回答だ。回答は、この先の自分の言動で示していくしかない社会の状況だなと思っている。

冒頭に書いた参加に当たっての2つの興味に関しては、

①オンラインファシリテーションへの興味
→なんとなく勘所を押さえたので、オンラインイベントで活かしていく
②信岡さんへの興味
→一緒に「持続的なパートナーシップPJ(仮)」をすることになった

と見事に達成できていた。やったね!!


今年はそんな不思議な感覚を得た2020年 Gambari Week(GW)でした〜。


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PS.
5日間でも豚骨スープくらいに濃厚な講座だったのに、3ヶ月という更に長期間でも近日より講座を開始されるようです。

この記事見て興味を持った方は、ぜひ下記から「さとのば大学」のHPを見てみてね!

(*PR費用は一切もらっておりません。そのため好き放題書いています。)

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