キラメキ内臓占いから見た思考の種類
キラメキ内臓占いは陰陽に基づいた二元論をベースにしています。
考え方の基本を陰となる内と陽となる外に二分します。
内とは自分が感じたり考えたりしたことで、外とは他人から言われた事や相手に働きかけることです。
木タイプ
木タイプの思考は現在の問題をどうやって対処するか(外⇒外)と、現在の状況をどんな未来にするか(外⇒内)になります。
10代の頃は木タイプでなくても、未来に思いをはせる人が多くいます。
そんな時の思考は現実的で、自分にとっての問題は何かを考えられています。
経営学で有名なドラッカーは、何を考えるべきかを決める考え方を論点思考と呼んでいました。
木タイプは論点思考が得意で、何が重要な問題かを見極められます。
何が重要かを見極められるがゆえに、重要でない問題は後回しにしたり考えることを放棄します。
問題が起こった際に、原因に対して解決策を考えるので成果を上げるのが得意です。
ですが気持ちが常に前を向いているので、過ぎたことを振り返りません。
それだけに他の人たちが揉めたり落ち込んだりしている事にあまり興味がありません。
火タイプ
火タイプの思考は外から外に向いており、直面した物事に意識が集中しています。
自分の感情を挟まずに物事を論理的に考えら、ロジカルシンキングとも呼ばれます。
論理的な思考には話の筋道に矛盾がありません。
物事を体系的に整理して、物事の因果関係をハッキリさせるので極めて的を得た発言をします。
いわゆる正論を話したがり、白黒をはっきりとさせたがるのは火タイプの特徴です。
火タイプは職場で問題を分析して解決することが得意ですが、出来ない人を正論で追い詰めてしまう傾向があります。
正論に基づいた提案をしますが、様々な考え方を容認するのが苦手です。
好き嫌いで判断することは少なく、良し悪しで物事を判断し行動します。
ですが論理的な思考に基づいて観察力は高いのでコミュニケーション能力は極めて優れているタイプです。
土タイプ
土タイプの思考は外から内に向いており、土タイプは言われた事や体験したことをよく覚えています。
人は過去の辛い経験ほど記憶しています。
ストレスを感じた事ほど心に残り、何度も思い出しては気分が滅入ることもあります。
このように不快な経験を何度も思い出し、気持ちが滅入る傾向は反芻思考(はんすうしこう)と呼ばれます。
この反芻思考は精神的に負担になることもありますが、不快な出来事や自分の失敗した理由をはっきりとさせるのに役立ちます。
反芻思考の元ととなるのは、同じ失敗をしないようにしたいという前向きな気持ちが根底にあります。
土タイプは実体験に基づいて自分を磨くので、土タイプは年齢とともに成長していくタイプです。
金タイプ
金タイプの思考は内から内に向いていて、抽象的な思考が目立ちます。
抽象的な思考であるがゆえに自由な発想が可能です。
多くの人は一般的な考え方を学んだり、現状を分析したりします。
ですが、既存の考え方というのは主に過去の分析です。
対して、抽象的な思考は未来の創造と言えます。
金タイプは既存の考え方に縛られずに自由な発想をすることで、今迄にない新しい考えを閃きます。
ですが抽象的な思考は現実に即していないことも多いので、具体的な行動に移しにくいという特徴もあります。
金タイプはいわゆる天才肌ですが、具体的な実行に移すには他のタイプの手助けを必要としています。
抽象的な思考は大局的に長い目で物事を見るので、人生の後半で活躍します。
現実問題は具体的に考える必要がありますが、抽象的な思考は未来に思いをはせることが出来ます。
金タイプは未来に思いをはせるのが得意ですが、現実問題には向き合わない側面もあります。
水タイプ
水タイプの思考は内から外に向いており、自分の考えが広く外に向いています。
水平思考はラテラル思考とも呼ばれ、どんな前提条件にも支配されない自由な思考法です。
水平思考は自由な発想をしますが、自分が感じた内の感情を基準にするために話がずれたりもします。
論理的思考の逆とも言える思考法で、自由に考えて思いついたことを話すので話の道筋は通っていません。
反面、自由な発想は閉塞した状況を打破することも可能です。
既存の価値観に縛られない考え方は金タイプの抽象的な思考に似ています。
水タイプは金タイプよりは現実的に行動をしますが、発想の基となる部分は金タイプと一緒でかなり自由奔放です。
火タイプはルールや価値観に縛られがちですが、水タイプはルールや価値観に捉われません。
水タイプは型破りな人が多く、突飛な発想をする子供のような面を持っています。
人は誰でも10歳までは水平思考をしています。
ですが徐々に社会のルールを理解して木タイプの論点思考や火タイプの論理的思考に落ち着いていきます。
水タイプは子供の時の感覚を忘れません。
自由な発想は失敗も多く招きますが、多くの失敗を経験と出来れば50代から最も活躍するのは水タイプとなります。
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