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帝都怪奇浪漫画報【キャラ・設定紹介】

このページはWEBで公開中の明治文豪オカルトノベル『帝都怪奇浪漫画報』の紹介ページです。

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What's 帝都怪奇浪漫画報

全体図(文字有)

文明開化と共に訪れたのは、魑魅魍魎が跋扈する『分冥開化』の時代。
明治時代の帝都、東京は『霊穴』の発生により怪奇現象が多発するようになっていた。
零細出版社『独歩社』を経営する若き文学者・国木田独歩は、経営の傾いた会社をたてなおすために、帝都の怪奇現象の謎を紐解く『帝都怪奇画報』の発刊を決意する。
怪奇を『見る』ことができる霊感と、巧みな弁舌を武器として、独歩は同じく霊感を持つ親友の作家・田山花袋、榎本ハルを連れて、怪奇調査に乗り出した。
時には独歩社社員を、霊感もちの友人作家の島崎藤村、オカルト好きの詩人松岡國男を巻き込んで、独歩は怪奇事件に挑む。

※諸注意
作中の登場人物やモチーフとなった事件などは、年齢、発生時期など史実の通りには書いておりません。 時系列も年齢差もかなり入れ替えてあるので、完全なるパラレルワールドということで、史実ネタは「そこそこ」にお楽しみいただければと思います。
オカルト要素部分など、多少フィクション優先で脚色しています。

小説:藍澤李色|イラスト・デザイン:紅月美邑様

※イラスト担当紅月美邑様へのご連絡はこちら
サイト :https://t.co/oqSMr1fFgA(※別名義です)
連絡先 :70nnj.mmr★gmail.com(★→@)


帝都怪奇浪漫画報・登場人物紹介

【メインキャラクター】

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国木田 独歩(くにきだ どっぽ)

作家にして詩人、そして『独歩社』を経営する自称敏腕編集長。
激情家だが、物事を見る目は意外と冷静で頭は回る。口が上手い。
怪奇を『見る』霊感を持つ。

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田山 花袋(たやま かたい)

独歩の親友で、作家仲間。度々助手役に駆り出される。
社交的かつ情熱的な独歩とは正反対の性格で、純情で内気、生真面目。背が高く体格もいいため、威圧的に見られること気にしている。ド近眼。勘が鋭く鼻がきき、匂いには敏感。そのせいなのか、怪奇の『匂い』をかぎ当ててしまう霊感を持つ。

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榎本 ハル(えのもと はる)

独歩が下宿する長屋の娘。16歳。
しっかり者で、独歩や花袋からは「ハルちゃん」と呼ばれている。独歩のことは気になっているが、女性に軽薄なところがあるのでアプローチを素直に受け止められない。怪奇の『音』を聴く霊感があり、独歩社の怪奇取材に協力することがある。


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島崎 藤村(しまざき とうそん)

独歩、花袋、共通の友人で、詩人であり作家。仲間内では一番の売れっ子作家である。物静かで、よく言えば落ち着いた、悪く言えば陰気で無愛想な青年。怪奇の『気配』を察知する霊感を持ち、独歩とは違い姿は見えないものの、見えない場所に潜んでいる怪奇や霊穴の場所も探し出せる能力を持つ。


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松岡 國男(まつおか くにお)

独歩、花袋、共通の友人で、詩人。民族学の研究をしており、怪異に関する造詣が深いオカルトマニア。怪奇に強い関心を示し、日本各地の民話や怪異譚を収拾しているが陽キャすぎて本人には全く霊感がない。後に婿入りして姓を柳田と改め、民俗学者として大成することになるが、この時点では未婚。


【独歩社・社員】

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小杉 未醒(こすぎ みせい)

独歩社の一員。独歩とは社員の中で最も付き合いが長く、従軍記者時代からの右腕的存在。
挿画担当。気鋭の画家でもある。体格がよく運動が得意。ツッコミ役。


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吉江 孤雁(よしえ こがん)

独歩社の一員。小杉の次に独歩との付き合いは長い。窪田とは歌人仲間。
記者であり、実質上の会計担当。真面目な性格で、冗談があまり通じない。独歩社の困窮で胃が痛い。

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窪田 空穂(くぼた うつほ)

独歩社の一員。独歩社になってから入社した新入り。吉江とは歌人仲間。
独歩のことを作家として尊敬しており、独歩社の仕事を熱心に手伝う一方で、できれば文学で成功してほしいと考えている。


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日野 ウメ子(ひの うめこ)

独歩社の一員。唯一の女性社員で、写真師。窪田と同時期に入社した新入り。普段は撮影や取材などで出歩いているので、社には不在がち。ハルと仲が良い。実は良家のお嬢様。

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坂本 紅蓮洞(さかもと ぐれんどう)

※『縁切り坂のパラディウム』編から登場
独歩社の幽霊社員。普段は会社に顔を出さず、ネタを仕入れた時にだけ顔を出す。文壇の名物男として有名で、あちこちの文士のサロンに顔を出しているが、誘われた場所には行かないという妙な信条を持っている。数学が得意。


【その他 関係者】

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佐々城 信子(ささき のぶこ)

※『死告げ鳥のグリンプス』編に登場
独歩のかつての婚約者の女性。名家である佐々城家のご令嬢。
独歩と破局後渡米していたが、日本に戻ってきた。
ある事情から、独歩社に取材の依頼をしてくるが――?


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国木田 収二(くにきだ しゅうじ)

※『縁切り坂のパラディウム』編に登場
独歩の弟。現在は母親と一緒に神戸に住み、新聞社で記者をやっている。
兄弟仲は非常に良く、むしろ独歩の願いは度々聞いてしまうブラコン。
弟だが独歩よりも背が高い。一見、温厚そうだが意外と短気。


キャラクターは増え次第随時追加されていきます。



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