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価値。

価値
物事のもっている値うち。あたい。
@コトバンク

都会から来た友人と話をしていると
「価値」について考える機会があった

現代は便利な時代で
SNSを利用して
オシャレなお店や注目のお店を
さくさくと検索できるようになり
見ても楽しいし
実際にそこに行けたという満足感も得ることができる

では
どんな人たちがどんなお店や商品に価値を求めるのか
という話にもなった

都会から来た友人は
田舎に行くと
そこでしか見れない風景や地元の食に価値があるという

田舎に長年住んでいるわたしとしては
「なぜ それが価値があるのか」
わからないことがある

金沢で生まれ育ったわたしは
東茶屋街や主計町はあそび場であり
金箔を家内工業としていた友人宅は多く
金箔はめちゃくちゃ近い位置にあるもの
身近すぎると その価値を見出せないこともある

石川県の伝統工芸が素敵
お魚が美味しい
お米も美味しい
それを手にした 食べた時の感動
これが都会の方の手にした価値なんだと思う

ですが
田舎者のわたしは
流行りのものを手にしたいと意識は
都会に飛ぶ
所謂「あこがれ」なのかもしれませんが

よく考えると
どちらも
「ない」もの
「持っていない」もの
に価値を抱くワケでして

ふと思った
身近すぎるから気づかない価値
特に自分

一番 身近なのは自分なんですが
自分の価値に気づきにくいのではないかと

人が素敵に見えて
自分が持ってないものを持っている人に価値があるように見えて

逆に
わたしに価値があるという人もいる
え?どこに価値があるの?

考えていた価値とは
ある・ない
または
ないから 持っているものが上と言う考え方だった
そこに上下があったのねと
気づいた自分に笑える

なるほどな
灯台元暗しと言いますが
自分の価値に気づいていないのは自分だけだったりする
そこに上下というモノサシも持っていたから

外ばっかり見て
自分を見ていないということ
もっと言えば 自分を身近であるものを大切に
扱っていないという事実でもある

身近なものに価値がある
そこに気づくって大事やなと思う
都会から来た友人に教えてもらう
この年になって


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