投資を始めるのに勉強は必要?~コレさえ押さえておけば大丈夫!「知識なし」で始める投資~
皆さま、投資とは何かご存じでしょうか?
ギャンブル?資産運用?NISA?iDeCo?
現在、世間では投資に関する様々な知識が、玉石混交の状態となっています。
業務上必要となる知識だから、投資にものすごく興味があるからなど、理由があって投資について勉強する人以外は、果たしてどの知識が正しくて、そもそも投資をしたほうが良いかどうかも分からないのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、投資についての勉強は不要です。ただ、皆さまの大切なお金をリスクのある所に投じるのですから、投資する金融商品についてはその会社のHPや資料等である程度調べる必要はあると思います。
しかし、投資とは?効率よく儲かる方法とは?など、このような知識については、勉強不要です。むしろ、投資について勉強する時間があるのなら、皆様の人生の中の大切な時間ですから、自己投資や趣味に使っていただきたいです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は、さわかみ投信が考える投資と、投資の必要性をお伝えさせていただきます。この記事を読めば、ある程度、投資について必要な知識を身に着けることができますので、より投資についての勉強は不要となるでしょう。
これから投資をスタートさせようか迷われている方は、是非この記事を参考にしてみてください。
投資とは何か?それは、企業を応援すること!
そもそも投資とは、価値が定まっていない金融商品を買うこととも言い換えられます。
例えば、普段我々が購入する、飲食物や衣料品などは、買うときに値段が決まっていますよね?お水であれば100円、新作のスニーカーであれば2万円、ブランドのカバンであれば50万円など、買うときにその商品につけられた値段をレジで支払います。
これに対して、投資商品は、その時々で値段が変わっていきます。買った時は1万円だった価値が、次の日には9800円、10年後には2万円に上昇しているかもしれませんし、5000円に下がっているかもしれません。
では、なぜそのようなリスクのある金融商品を買うのでしょうか。
投資というのは、リスクのある商品を買って、ギャンブルのように価値が上がることを期待することではなく、将来の企業価値に投資をし、自身の資産形成をするとともに、企業を応援することなのです。
私がまださわかみ投信を知る前、投資に対して描いていたイメージは、「一か八か株式を購入して、株価が上がればラッキー、下がったらどうしよう・・・」と、まるでギャンブルのようにハラハラするものだと思っていました。そのイメージがあったため、投資とは無縁の人生だと、勝手に決めつけていました。
しかし、それは異なっていました。
私がさわかみ投信を知って入社して、働いていく中で知ったことは、投資とは、ギャンブルではなく、世の中に必要である企業を応援するためにお金を投じることだということです。
これを我々は、「応援投資」と呼んでいます。
生活の中で必要不可欠な商品を生み出している企業、世の中のために頑張り続けている企業に対して、応援する気持ちを持って、長期的に投資をすることこそ、投資の本質であり、本物の応援投資になります。
応援する気持ちがあれば、たとえその企業の株価が下がったとしても、売却するのではなく、むしろお金を追加で投じたいという気持ちになるでしょう。さわかみ投信でも、暴落時こそ応援買いをしますし、その為の準備も万端です。
また、さわかみ投信のファンド仲間(※)の皆さまは、これを理解してくださっている方が非常に多くいらっしゃいますので、暴落してもお金が逃げないという大きな強みを持っています。流行りのインデックスファンドは、暴落時にお金が逃げやすい弱みがありますが、暴落時こそさわかみファンドの強みを皆さまにお見せできると思います。
(※)さわかみ投信では、"景気変動の荒波を共に乗り越えていく仲間"の意味を込めて当社ファンドをお持ちの方を「ファンド仲間」と呼んでいます。
さわかみ投信の企業応援の取組み
わたしたちさわかみ投信は、常日頃から応援する気持ちを持って、企業とファンド仲間と三人四脚で歩んでいます。具体的には、年に1度、運用報告会という大きなイベントを開催しております。
投資先企業が一堂に会し、それぞれブースを出展します。ファンド仲間の皆さまは、投資先企業がどのような製品を作っており、どのような取り組みをしているかについて、直接見たり、話を聞いたりすることができます。
ちなみに、今年は9/14(土)に大阪で開催いたします。
また、ファンド仲間の皆さまを、実際の投資先企業へお連れする、「企業訪問ツアー」というイベントも開催しております。さわかみファンドを実際に運用している弊社の運用調査部員が同行し、皆さまをご案内します。
こちらは、抽選でのご参加となりますので、詳しくはさわかみ投信HPをご確認ください。
運用会社が、数字だけを見て、パフォーマンスを出すことだけを追及するのではなく、ファンド仲間の皆さまからお預かりしている大切な資金を、どのような企業に対して投じているかを、実際に対面で感じていただける機会を設けているのです。投資家である皆様と、企業が実際に出会うきっかけにもなりますし、投資先企業を知る機会にもなります。
これこそ、おもしろい未来をはぐくむための第一歩です。
投資が必要かどうかは、目的を決めてから考える
では、投資は必ずするべきなのでしょうか・・・
はい!とお答えできれば簡単なのですが、これは人によって、目的によって変わってきます。
例えば、新卒の社会人で、毎月の家賃、生活費、奨学金の返済などで、あまり資金に余裕がない方の場合、すぐに無理をして投資を始める必要はありません。
無理して投資を始めてしまうと、仮に株価が大幅に下がったとき、生活に支障がでてしまう可能性がありますし、投資に対して悪いイメージがついてしまい、もう絶対投資なんてしない!と思ってしまうかもしれません。
もし、新卒の社会人で投資をスタートさせるのであれば、まずは日々の生活から無駄をなくし、月々1万円くらいを投資に回す余裕ができたときにスタートさせた方が良いと思います。
また、生活の中でかなり資金に余裕があり、使い道がなくて、どこに預けるべきか悩んでいる方。そんな方は、投資をスタートさせるチャンスかもしれないですね。
実際に、さわかみ投信では、新規口座開設をする際の投資目的の選択肢に、余裕資産の運用が入っています。
老後に貰える年金が、生活に十分な金額とは限りません。今からつみたてをして、老後の生活資金を形成しておくことは、とても大切なことです。
個人型確定拠出年金(iDeCo)という制度を利用することもひとつの手段です。
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、国民年金や厚生年金などの公的年金に上乗せされる、老後資金づくりを目的とする年金制度です。加入者が掛金を出して、自ら金融商品を選んで運用を行い、積み立てた資産は60歳以降に一括または分割で受け取ることができます。また、自らが行う運用の成績によって、将来受け取る金額が変わってきます。
このように、投資をすることが大切なのではなく、今現在のご自身の状況を把握し、どんな目的を持って投資をするかが大切なのです。
まとめ~コレさえ押さえれば、勉強は不要!~
ここまで、投資とは、投資することの必要性について、簡単にご説明させていただきました。今回ご説明させていただいたことをおさえておけば、投資を始める際の勉強は不要です。投資を始めるために勉強しようと考えていた時間は、是非、ご自身への自己投資や趣味など、他のことに使ってください。
改めて要点を整理すると、
① 投資とは、将来の企業価値へお金を投じ、同時に自身の資産形成をすることができる手段である。
② ただし、価格変動のリスクを伴う。
③ 投資は、目的を持って、無理のない範囲ですること。
以上3点を念頭に置いて、ご自身のタイミングで、是非投資を始めてみてください。
さらに詳しく知りたい方向けに
さわかみ投信では、「本格的な長期投資で世の中をおもしろくしていこう。」という理念をとても大切にしております。この理念を直接皆さまへお伝えすべく、我々は、セミナーを多数開催しております。
全国各地に出向きお客さまと直接お会いする対面型セミナー、WEB上でのオンラインセミナー、また、個人的な投資相談をさせていただく個別相談(ZOOMやお電話)など、様々な形で、直接お話させていただく機会を設けております。
もし、さわかみ投信の理念に共感していただけた方、投資・長期投資についてもっと知りたいと思っていただけた方、おもしろい世の中ってどんな世の中なのだろう?と疑問に思った方、よくわからないけど話を聞いてみたい!と興味を持っていただけた方、どなたでも無料で参加可能ですので、是非、セミナーの場でお待ちしております。
この記事で、皆様の人生を豊かにするためのお手伝いができていましたら幸いです。最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。