アドラー心理学で考えてみる 読書記録#32
『男と女のアドラー心理学』, 岩井 俊憲, 2017
本書は、アドラー心理学の考え方を用いて、パートナーとの関係において大切なことは何かを述べている。個人的に、心に留めておきたい言葉をいくつか挙げよう。
🌟愛とは、ちゃんとした人間関係が成立してからようやく生まれてくるもの
パートナーとの関係でも、ただの人と人との関係なんだなあって、当たり前のことだけど、気づきをもらえた言葉。特別枠には入るだろうけど、その前に大切なのは、自分と他者の関係ということ。
そして、愛っていうのは生まれてくるもので、探したり、追い求めたりするものではないのかなと思った。
🌟「すべての結婚は、国際結婚である」と考える
この言葉が良いなあと思ったのは、相手は自分と全然違う、という認識は、言葉で伝えあうことを促すと思ったから。言いたいことを察してほしいとか、相手を思って気を利かせるとか、私にも思い当たる行動たち。ちょっと落ち着いて考えてみれば、一言添えればいいんだよね笑、って分かるんだけど、そう上手くいかないこともたくさんある。
特にパートナーだと、過ごす時間が長くなって、お互いのことを知っていくうちに、その関係に甘えてくるというか。伝えなきゃ相手は分からないって思っておくと、前より伝える意識が強くなると思った。
これからは、相手を大切にすることの一つに、伝えることを加えよう~。
まとめ
恋愛をはじめとする諸々の人間関係は、人生を通じて学んで、自分が成長していくものだと思う。特にパートナーとの関係は、本を読んでいて、へーそうなんだなあ、ってどこか他人事の部分もあった。でも、いつか実感するはず。いろんな波を経験しながら、よりよい関係を築きたいってしみじみ感じました。
大切な人を大切にしていきたいな
考えてると会いたくなるよね
ふふふ( *´艸`)
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