採用ピッチ資料を作ってみた(作成編)

こんにちは。今回は採用ピッチ資料を作ってみた(作成編)です。

前回の記事をご覧になっていない方は是非ご覧になってみてください。採用ピッチ資料って何?メリットは?といったところを紹介しています。

実際の作り方。まずは社長に、コレ作りましょう!と提案してOKをもらいましょう。会社へのエンゲージメントが高まる。とか、若手の自発性を~とか、採用ピッチ資料作ってみようかな。というキャリアの人事の方ならいくらでも?説得する材料はお持ちかなと思いますので、割愛します。

あ、お金もほとんど掛かりません。

次に、この資料が必要なのは、基本的に採用に注力したい。という企業だと思うので、それと合わせて採用ピッチ資料作成メンバーの募集を社長に発表なり公募なりしてもらいます。できれば各部署の若手が良いですね。

作成メンバーについては、なるべく若手の人と会社のことが好きなあんまり偉すぎない人。を、入れましょう。多くても5人くらいにしといたほうが良いですね。

次に、採用ピッチ資料に入れる項目について。

会社・事業紹介                           会社概要(名称・住所・資本金・認定など)/経営者紹介(名前・趣味・略歴など)/ミッション・ビジョン/事業概要・事例/今後のサービス展開/撤退した事業

求人情報                              募集ポジションの紹介/こんな人と働きたい/こんな人と働きたくない/業務詳細(役割・業務内容・必要な資格・使用する技術やツールなど)/募集ポジションのメンバー紹介

組織図・企業文化                          創業者・採用担当から一言/組織図/自社の文化(バリュー・クレド・スタンスなど)/自社の魅力/自社の課題/会社の風景(写真)/福利厚生/オンボーディング・能力開発

オプション                             給与テーブル/昇給実績/ストックオプション/退職率(全社・部門毎など)/評価制度/選考フロー/マーケット環境の紹介/エンゲージメントスコア/文化が現れているシーン(〇〇の文化があることで会社はどう変化したか定性・定量のもの)/よくある質問Q&A(面接でよく聞かれる質問やユニークだった質問など)

大きく4つの分野があります。自社にない制度とかは書けませんので除外して、それ以外は一旦全部作ります。

会社・事業紹介の項目は、おそらく問題なく作れるでしょう。経営者紹介は若手のユーモアのある方が担当すると面白いです。

求人情報の項目が一番大変かもしれません。業務詳細を専門用語なしで言語化するためには、その部署ではない人が担当し、内容が間違えていないかチェックしてもらうと良いでしょう。

ソレッテ ドウイウ イミデスカ?が口癖になります。

こんな人と働きたい・働きたくない。の、項目は「働きたくない」を先にやると発散と収束的にイイ感じになります。

後は特に苦戦する項目はあまりないのかな?と思います。オプション項目は制度的なものが多いので、既に明文化されてることが多いと思います。

形骸化している制度が出てくることはあるかもしれません。

とにかくやるだけ出したら、作成メンバーで議論です。全部で29項目ありますが「自分が応募する側だったら欲しい項目」をテーマに13~15項目に絞ります。

このとき、多数決ではなく「応募者からみたらどうか?」という視点で絞ります。給与テーブルはそこまで気にしない。とか、マーケット環境より撤退事業。とか。

それぞれの企業ならではの議論になると思います。なぜなら、その議論に参加しているのは「ついこの間まで応募者だった人」だから。

13~15項目まで絞ったら一応の完成です。というのも、この資料。定期的に更新した方が良いです。

新人研修の一環や採用直結インターン(ただし長期インターンに限る)にしてもいいかもしれません。

完成したら、後はどの項目を合説でやるか?とか、個説ではもう少し踏み込んで。とか、社員に配布してリファラル採用に活かしてもらったりとご自由にお使いください。オンラインに資料公開してもいいですね。

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