惰性に任せてみる

もうじき、1学期が終わろうとしている。

私は中学と高校の生徒を担当している。
高校生はクラスで。
中学生は学力別のクラス。

両者とも夏休みを目前になり、
緊張感が緩んだせいか、
ガヤガヤ、ザワザワと騒々しい。

私自身も学生時代はそうだったが、
長期休暇前の成績を付け終えたであろう期間は、
どうも緊張感が無くなりがちである。
この時期に言われた指導はあまり覚えてない。

高校生に対しては、ある程度はけじめがつく。
中学生は、少し難しいようだ。
騒がしくなったら注意はするが、
1学期真っ最中のときほど厳しくはしない。
2学期になれば、新クラスに編成されるから。

1年を通じて同じクラスなら対応は変わる。
何よりも注意することって、
思っていた何十倍も疲れることである。

学生時代は「うるさいなぁ」と思っていたが、
教師の立場になってみると、
かなり根気が必要で、エネルギーを要する。

もちろん、生徒が第一なのはわかるが、
自分の身体を労わることも大切である。
健康でいないとしたいこともできない。
いまは、成り行きに身を任せている。

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