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支援学級所属の息子=進路=

食道狭窄・胃腸の不調・発達遅延
小さく生まれてきて、手術しまくって、本人しかわからないしんどさたくさんあったけど、小学校では看護師さんがいたり、支援学級での手厚いフォローがあったりで、色々な波を乗り越えてきた。何度か発達検査を受けているけど、特に障害名が付くこともなし。お勉強はかなり苦戦しているが、精神の成長はまあまあ見える。

まだ体の不調は頻繁にあり、体格もカリカリ、めっちゃ小さい。
あの、地域で有名な荒れた中学校で大丈夫なのだろうか・・・

また、進路で悩む時がやってきた。別に勉強できなくてもいいし、ヤンチャなお友達がいてもいい。ただ、ちゃんと「NO」が言えて、うまいこと巻き込まれず生きていけるのか?レベルの違う喧嘩の場面を見てしんどくならない?

感受性が強く、息子は、めっちゃ周りを見る。今の手厚い環境でさえ、時々頭痛を訴え、休みたくなることがある。そこには、1つの理由があるわけではなく、複数の出来事が原因となっているはずだが、自分で説明できるわけでもない。

そんな子が、今年の4月から6年生になり、今年中に進路を決めなければならない。特別支援学校は、選択肢にないけれども、今の地域の中学校で本当に良いのか?今の小学校の先生に話したとて、あまりはっきりと自分の意見をお話しになる先生はいない。とりあえず、事前の学校体験や、進路相談を受けたいことを伝えると、先生はまあまあ困っている様子。今、いやゆる「グレーゾーン」と呼ばれる、支援学級所属だけれども障害名が無い子が増えている。明らかに必要でなければ、人員・体制が整っていないから、あまり学校も、教育委員会も進路相談を率先して紹介してくれない。

小学校に進む時には、保健師さん・療育の先生、小学校の先生・教育委員会の担当者が集まって懇談を開いてくれたのに、中学校の進路決定には、全然そういう積極的支援がない。

私は、制度的に①発達検査②発達相談③進路相談 できることを知っていたので、先生に希望を伝えた。5年生時からその点は懇談のたびに話しており、12月には実際に希望する事を伝えた。しかし、先生は「あー、そうなんですねー。あーでも、結構時期が遅くなってしまうかもです。あー、でも頑張って教育委員会にお願いしてみます。」との返事。

「いや、しらんがな・・・」

親でも、「なんでこれができないの?」ってことがあったり、「これずっと分かってると思ってたのに、わかってなかったん?!」って事がありまくりやから、環境がかわる時には専門家の検査も判断基準に入れ、「トリセツ」を作くっておくべきだと思う。学校での顔と、家での顔も違うし、出来る事も違う。そこのすり合わせをきっちりして、親がしっかり子の事を理解しようとし、新しい先生達にも紹介ておかないと、いつ息子が「ひきこもり」たくなるかもわからない。

学校は、色々な人間に出会え、よくも悪くも社会生活を鍛える場所だと思う。別に、「ひきこもり」になるほど精神的に追い込まれそうになるなら、行かなくてもいいと思う。今の時代、なにが起こるかわからない。我慢する事や、苦手な人と適当に付き合うことも必要だけれど、ボチボチ本人のペースでやればよいと思う。

子どもが成長するにつれ、ますます自分から情報をとりにいかなければ、ほっておかれてしまうことになる。貪欲に、情報収集・勉強を続けていかないといけないなーと思う、今日この頃・・・



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