救舟希望

すくいぶねのあ、って読みます。 世界を救いたいと思っています。 最近悟りを開きました。…

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すくいぶねのあ、って読みます。 世界を救いたいと思っています。 最近悟りを開きました。 最初の活動として、小説を書きたいと思っています。 将来は色々活動したいです。

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救舟希望の自己紹介 悟りを開いた小説家

はじめまして! 救舟希望といいます。 この名前は、すくいぶねのあ、と読み、聖書の有名な逸話から取った名前となっておりますが、特にキリスト教系の宗教の信徒だったりはしません。何かの宗教団体に加入しているという事も今の所ありません。ですが、普通に聖書は好きです。バガヴァッドギーターも好きなら華厳経も好きだし、ヨーガスートラやOSHOの各種本なんかも好きです。その他宗教・スピリチュアル系の本はかなり濫読しております。それらの体験も大きな助けとなって、2024年7月17日の午前4時

    • 悟り入門編

      はじめに今日は悟りについて語ろうと思うのですが、悟りについて語る上での難しさというのは、この記事を読む側のあなた方の中に、非常に悟りについて良く理解している人から、まったく悟りのサの字も知らない人まで、千差万別、多種多様な方々がいらっしゃるというところが結構大きいように感じます。 良く理解している人のためになる記事を書こうとすると、全く知らない人を置いてきぼりにする事になるし、かといって全く知らない人に悟りとはなんなのかを理解してもらう事自体がまず難しく、そうした工夫をして

      • 死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第15話 最終話~王子様のキス~

         辛い。  辛い辛い辛い。  何をしていても辛い。  何もしていなくても辛い。  何をしていても、何もしていなくても、お腹の辺りに空いた暗い穴のようなものが、わたしから、生きる力を、生命の力のようなものを、無慈悲に全て奪っていく。  月也と話していたあたりまでは、もしかしたら、と確かに希望を持った瞬間もあった。  だが、月也がいなくなると、やっぱりもうダメだ。  わたしは死ぬしかないんだ。  わたしに幸せになるなんて、無理なんだ。  そう思うしかなかった。

        • 死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第14話 幼年期

           わたしの最初の記憶は、一日中、家でぼおっとテレビを見続けている記憶だ。  たぶん、その頃のわたしは2歳か3歳くらいだと思う。  お父さんは、毎日夜遅くまで仕事をして、それから仕事の人の『せったい』という所に行っているらしい。  お母さんは、あんまりわたしに興味がないらしく、化粧をして、入念に着飾って、どこかへ遊びに行ってしまう事が多かった。  わたしは、いつも一人でテレビを見ていた。  テレビは、いつも違う人、違うアニメ、違うニュースなどをやっていて、飽きる事が無

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        記事

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第13話 穴

          「……はぁ、はぁっ」  俺は息を切らせて、自転車を全力で漕いで美里花の家に向かった。  ――美里花。  ――どうして……  ――どうして、いつもお前はそうなんだ……  ――どうしてそんな風に限界を超えるまで、俺に相談してくれないんだよ……!  ――なぁ、美里花……!  美里花の家に着くと、俺はすぐさまインターホンを鳴らす。 「……月也? また来てくれた……嬉しい……入って……」  鍵が遠隔で開けられた音がして、俺はそのまま扉を開けて、家の中に入っていく。  

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第13話 穴

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第12話 尊敬

          「……落ち着いたかな、月也?」  やがて、ようやく泣き止んだ俺から、そっと離れた美里花は、そういって優しげに微笑んだ。  俺は、久々に見た美里花の顔があまりに可憐である事に驚いて、こんな可愛い子に抱き締められて泣いていたのだという事実に、今更ながら自分が恵まれすぎだと思ってしまった。  ただもちろん、今の感動は、決して美里花が可愛い女の子だから感動したわけではない。  美里花の心が、魂が、とんでもなく澄んだ美しいものだったからこそ起こった、一種の奇跡のようなものだ。

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第12話 尊敬

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第11話 儀式

           放課後、授業が終わった所で、美里花からメッセージが届いた。 「月也の家に行く」  短いメッセージに、俺はこの時が来てしまったかと、緊張を感じた。  もちろん、俺はここで、美里花と部屋でいわゆる初めての体験をするとか、そういった妄想をするほど愚かではない。  まあ一瞬そういう事を連想してしまったのは、高校生特有の暴走という事で許してほしい。  実際の所、美里花がそういった行為を恐れている事は分かっているし、美里花には、そういう種類の魅力がなくても、十分お前は素晴らし

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第11話 儀式

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第10話 一緒に登校

           翌朝、家のインターホンを鳴らす音で目が覚めた。  まさか、と思った。  てっきり携帯で連絡してくれた所を下に会いに行く流れだと思っていたが、まさかあいつがインターホンを鳴らすほどの考え無しだったとは……  しかも来るのが早い。  いつも出発する時間より、30分か40分ほど早いぞ。  まずいと思った。  父親はもう家を出ているはずだが、下にはまだ仕事に出発する前の母親がいるだろう。  そうなると……  俺は着の身着のまま、下に急いだ。 「こんにちは! 月也くんを迎え

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第10話 一緒に登校

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第9話 美里花side――救い

           月也のいない1週間は、文字通り地獄の苦しみだった。  わたし、西野美里花は、最初の1日で、もう月也無しでは生きられない事を確信していた。  月也と話さない学校生活は虚無そのものだったし、月也ともう話せないというだけで、わたしの精神状態は容易に限界を迎えていた。  それから1週間を耐えたのは、我ながら頑張ったと思う。  月也の告白を断ったのは自分なのだから、わたしの方が音を上げるわけにはいかない、わたしから声をかけるのはあまりに申し訳ないという思いも確かにあったと思う

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第9話 美里花side――救い

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第8話 誘惑

          「……はぁ」  翌日の学校で、俺はひたすら窓の外を眺めて、ため息ばかりついていた。  全てが虚無に包まれていると感じた。  ――美里花との関係が終わってしまった。  その事実は、1日やそこらで受け入れるにはあまりに酷なものだった。  美里花……美里花……美里花……  未練の渦の中で翻弄されるがままの俺の心は、濁流に呑まれたように闇の中に消えていった。  俺は、クリアファイルに保管している美里花から貰ったルーズリーフを取り出す。  ペンギンの少年と少女が、水族館を訪

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第8話 誘惑

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第7話 告白

           次の日の日曜日。  俺は、自室で久々に小説を書いてみようかなと思っていた。  そもそも、今は締め切りをまさにぶっちぎろうとしている所で、せめて何らかの文章を書いて、進捗としないといけない。  だがこれまで、融けた鉛のようにまとわりつく、デビュー作への酷評を見た時の感情が、ずっと、俺の手を止めていた。  ――たぶん、本質的に俺は才能がないんだろう。  その事は、あのレビュー達という結果を見れば明らかだと感じていた。  自分なりに一生懸命書いて、今回は結構よく書けたか

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第7話 告白

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第6話 ペンギン

          「明日、水族館に行こう」  そんな連絡が美里花からきたのは、その週の金曜日の放課後だった。  俺はなんと返信したものか、ドキドキしながら数分間考えあぐねたあげく、 「いいよ」  と端的に返事する事にした。 「やった。明日桜海駅の改札前に13時集合でいいかな?」 「いいよ」  いいよとしか言えない機械になった気分だったが、それ以外に余計な事を言うとぼろが出そうで、俺は何も言えなかった。 「よっしゃあああああ!」  俺は、初めての女子とのデート、それも強く心惹か

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第6話 ペンギン

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第5話 美里花side――喜び

           わたし、西野美里花は、小学校のとある瞬間、それまで大好きだった詩が、まったく書けなくなっている事に気が付いた。  その時のわたしの心は、混乱と絶望に満たされていたというよりは、「……やっぱりね」という諦めが強かった事を覚えている。  それまでわたしは、公園を冒険して、そこで出会った自然の不思議を詩にして詠んだりするのが常だったが、学校では浮いていて、友達など一人もいなかった。  そんな中、学校がつまらなかったわたしは、みんなが九九を覚えているつまらない授業で、ついに自分が

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第5話 美里花side――喜び

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第4話 必死から出た告白

           放課後、俺はしばらく抑えきれない衝動に身悶えした後、結局我慢できずに美里花の教室に行く事にした。  2年1組。彼女はそう言っていた。同じ学年とはいえ、違うクラスを訪れるのは少し勇気が必要だったが、俺は何食わぬ顔をして、クラスの中に入っていく。  だが、美里花はいなかった。  ――もしかしたら、また屋上か?  そう思い、屋上へと向かう俺は、ストーカーと呼ばれても文句は言えないかもしれないと思った。  だがそれどころではない激情に動かされて、俺は屋上へ向かう。  立ち入り禁

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第4話 必死から出た告白

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第3話 芽生える恋心

           昼休み、俺は誰に言われることもなく、屋上に向かった。  そこに行けば彼女――自称屋上の主――に会える気がしたからだ。 「……」  案の定、美里花は、いた。  美里花は屋上の柵の手前で、ぼうっと空を眺めているようだった。 「……あのさ」  俺は、何から言おうと戸惑いながら、そんな切り出し方で話しかける。 「……なに? もう話しかけないつもりだったんだけど」  美里花は振り返らず、そんな事を言って振り返らないまま空を見つめていた。 「……その、あのさ、ごめん!」

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第3話 芽生える恋心

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第2話 「詩」

           翌日の朝、校門の前で、後ろから女生徒に話しかけられた。 「東雲くん、やっほー」  その透き通るような可愛らしい声の持ち主は知り合いに一人しかおらず、俺は嫌な予感がした。 「……よう」  振り返り、俺は嫌そうな顔を作りながら挨拶を返す。 「うっわー、辛気臭い顔してるね。陰キャここに極まれりって感じだね」  ずばずばとムカつく事を言ってくる美里花に、俺はため息をつく。 「……好きに言ってろ」  そういって、すたすたとその場を離れようとする。 「あ、待って待って

          死にたがり詩人少女の心臓はついに恋を知る 第2話 「詩」