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神楽坂 ソロサウナtune

2020.12.11【サウナ版哲学への道】
今年の新規開拓84施設目、累計110施設目。

金曜日、トリプルサウナヘッダー。神田セントラルから電車を乗り継いで移動。漫画サ道の告知で見て以来想いを馳せ、ドシーで独りイメトレ?を重ね、都内出社日に合わせて予約したこの日。ソロサウナとはいかに。
東西線神楽坂駅徒歩2分、カフェ併設というかカフェの奥に暖簾が。一通り説明を聞いてイン。予約の20分前に着いたら、おまけなのか15分長く入れてしまった。ただ部屋の中でBluetoothの接続に戸惑い5分ロス。有線で解決したが、迷ったら即定員を呼ぶのが吉。

(以下★5つが満点: 個人的な印象です)
サウナ ★★★★★ 80℃表示、入った瞬間はぬるい温度も、ロウリュ一杯で部屋は蒸気たっぷりのアチアチに。真新しい木の香りも心地よい。部屋のサイズは2人定員くらい。ごろ寝できるのは贅沢過ぎる。1セットにつきロウリュ2杯ずつして、たっぷり汗をかけた。独りサイズのサウナで横になり無音を味わう。まさに精神と時の部屋だ。
なおサ室の注意として、中に時計がないのでチプカシ類あると良い、外の音楽は微かに聴こえる程度、サウナマットがないので他人の汗を想像して気になる人にはマットを持ち込まないと厳しいかも。
水風呂 ★★★ シャワールームで脳天から注ぐ15℃のシャワー。ドシーで慣れていたので順応できたが、水風呂至上主義的な方には大丈夫だろうか。 扉をしっかり閉めてから浴びないと廊下が濡れるので注意。
ととのいスペース ★★★ 部屋の奥にメッシュ製の大きめ椅子が1脚のみ。背もたれの角度が垂直寄りで、上手く身体にフィットせず苦労した。3セット目に胡座をかけるサイズなことを理解し、瞑想に至った。でも1時間の制限時間は常に気になったな。
休憩スペース 提供なく評価対象外。
サ飯 カフェでの利用なく評価対象外。

総合点 ★★★★ お一人様専用なので全体にスペースは狭め。デザインは佐藤可士和氏でシンプルそのもの、雰囲気はお察しできるだろう。
扉を開けた瞬間はそのオシャレさでワクワクしたが、次第に感じたこと。サウナは誰のものなのか?誰と楽しむべきなのか?日頃は静かなサウナを望んでいながら、独りぼっちではなく実は他人と共存し、喜びを分かち合いたいのでは?そんな哲学的な思考に至らざるを得ない、独特の感覚になった。
ドシー恵比寿、五反田との比較で言うと、コスパ (あまり好きな言葉ではないが) ならドシーに軍配が上がりそうだ。でもここはここで、確実にサウナ脳の新たな箇所を刺激する、そんな体験が得られる場所だと思う。ごちゃごちゃ言わず、まずは一度試してごらん、そんな気持ち。

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