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プロのコーヒーレシピ No8【Unir@赤坂】

こんばんは。
34歳2児のパパで夫婦フルタイム共働きをしているサティーです。

年末は保育園から胃腸炎ウイルスがわが家に輸入されて全員感染するパンデミック状態でしたが、やっとコーヒーが飲める体調に回復しました·····笑

この記事ですが『家飲みコーヒーで再現性のあるおいしさは出せるのか?』をテーマにプロから『コーヒー抽出ノウハウを学び』『家で飲みコーヒーを美味しく入れるノウハウを真似する』ためにバリスタさんから色々と話を聞いた情報を纏めた『プロのコーヒーレシピ』というものです。

よろしければこの営みを始めるきっかけになったこちらの記事もご覧ください。

1.お店概要


第8弾の本日はこちら。
【店名】Unir(ウニール)赤坂店
【特徴】京都丹後に本店(たまたまですが前回訪れたScropcoffeeも丹後発で気になる地域です!)があるコーヒーロースター。東京では赤坂一店舗のみ。店名のUnir(ウニール)はスペイン語で「結びつける」、「ひとつにする」という意味。オーナーが見つけてしまった美味しいコーヒー達を、コーヒーが好きな人に一度飲んでいただきたいという想いで運営しているそうです。
ホテルの1階というロケーションもあり16時頃行ったのですがチェックインのお客さんで満席でした。

【公式サイト】

【HPより引用】
感動の体験。
それは日常の延長にあります。
Unirのコーヒーが日本のコーヒーを変える、
そんな願いを込めてスペシャルティコーヒーを皆様にお届けします。

◆外観・内装

場所は赤坂駅と溜池山王駅の間ぐらいにあります。

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その時期のオーナー厳選スペシャリティコーヒーが並んでおり試飲可能。

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オランダのトラボッカ社というオーガニック専門商社主催のThe Ethiopian Cupの最高得点ロットのコーヒー『エチオピアンカッブ ロットゲルシ』がこの日のオススメでした!
購入すると2,700円/100gというスーパーエクセレントな一杯。現地の人とオーナーが写った写真はなんか印象に残ります。

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お店で飲むとレギュラーサイズで650円と比較的お手頃なのでありがたく飲みました。土地柄キャッシュレスや無料wifiも完備です。

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2.プロのレシピ

【オーダー】トップオブトップクオリティコーヒー@750円(large)
【産地】エチオピア Aricha, Yirgacheffe, Gedeo
【品種】Kurume, Wolisho, and Dega
【製法】natural
【豆の量】15g
【湯の量】270cc
【お湯℃】-
【注ぎ方】
フレンチプレス
【指南書】
・フレンチプレスでコーヒーのオイル分まで丁寧に抽出。ハンドドリップとはコーヒー豆とお湯の比率に違いあり。

bodumのフレンチプレスで抽出しているとのことで5分程して席まで運んできてくれました。

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店員さん曰くコーヒーの油分を『雑味』と感じるか『個性』と感じるかはその人の好みなのでどちらも正解とありがたいコメント。

僕の場合はすごい香りの良さと後味の酸味と甘みの混ざった感じでどちらもあまり捉えられませんでしたが笑·····。

3.感想


今回はフレンチプレス初体験、自分でやると豆の挽き加減が下手なのかコーヒー飲んでて口の中に豆も入ってくるという結果ばかりで辞めてしまいましたがさすがプロ、美味しい飲み方でした。

あと、店員さんのコーヒー熱が高くて、つい話し込んでしまいました。美味しいコーヒー飲むのも目的ですがコーヒー熱を語れるのはより楽しさご増しますね。

あと前回エチオピア・イルガチェフェという豆が好みっぽいと書いたのですかイルガチェフェはエチオピアの地域名でした笑!!!

◆今回飲んだコーヒーの表示
コーヒー ウォッシング ステーション: Adorsi Washing Station
プロデューサー: Gersi Smallholders
地区: Aricha, Yirgacheffe, Gedeo
標高: 2,000m~2,150m
品種: Kurume, Wolisho, and Dega
プロセス: Natural

◆これが意味すること
【国名】エチオピア
【地方】国の西南部の南部にある
【標高】2,000m~2,150mあたりの
【地域】イルガチェフェ(Yirgacheffe)
【地区】ゲデオ(Gedeo)
【農園】アリチャ(Aricha)にあるアドルシ水洗加工場に集められたゲルシ周辺地域の小規模農家(Gersi Smallholders)育てたロットで
【品種】エチオピア在来種のKurume, Wolisho, and Degaを
【製法】ナチュラル(Natural)製法で加工したコーヒー豆

ロットというのはざっくりいうと『どこの農園でどんな製法で作られたコーヒー豆か?』という農業でいう(というかコーヒーも果実ですが)生産者見える化、トレーサビリティのラベルですね。奥深いコーヒーの世界をまた覗いて益々興味が湧いてきました!

こちらは手が届きませんでしたが試飲して双璧をなしたこちらを購入。

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家飲みしましたが非常に美味しかったです。

◆参考サイト

・イルガチェフェを地名と教えてくれたサイトです笑。

・ここの産地などの表記はわかりやすくて参考になりました。

・コーヒーの『マイクロロット』という概念がよく分かる記事。どこまでをマイクロと呼ぶかはなかなか悩ましいですが『村ではなく農家まで』という粒度はすごいですよね。

それでは良いコーヒーライフを☕️




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