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大阪の「咲くやこの花館」は エンタメ精神にあふれた植物園でした!
昨年10月に、大阪の植物園「咲くやこの花館」に行ってきました。
大阪らしいエンタメ精神にあふれた、楽しい植物園でした。
何が楽しいって、疑問を放っておかないということです。
たとえば、タイトルの写真はオオオニバス。
子供がこの上に乗っても沈まないことで知られていますね。
どうして そうなるのか?
この植物園では、葉っぱを1枚切って裏返しに展示して
空気がいっぱい詰まった太い葉脈を見せて、
浮力の源を見せてくれます。
こんな具合に、植物の解説が充実していて、楽しめます。
たとえば、植物の名前には、何々の木とつくものがたくさんありますが、
これは 何の木でしょう?
![](https://assets.st-note.com/img/1645445933269-FKxRBTnVJX.jpg?width=1200)
答えはロウソクの木です。
英語でもcandle tree。見た目そのものですね。
ではこちらは 何の木 でしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1645445981058-ms9IohOULU.jpg?width=1200)
答えは、ピンポンの木です。おお〜なるほど〜!ピンポンか〜!
ラケットの形に似てるからかな〜?
それとも、種がピンポン球みたいだからかな〜?
![](https://assets.st-note.com/img/1645446367376-MQCTXWKz3Y.jpg?width=1200)
しかし!これはヒッカケ問題で、
この木は卓球とは無関係。
中国名が「頻姿(ピンポー)」というので、英語では「pimpom tree」
日本語でも、ピンポンの木という名前になっているそうです。
ところで、アーユルヴェーダでは、植物が人体の一部に似ていると、
その臓器と同じような働きを持ったり、その部分に効く薬になる、と考えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1645446446114-B9B4wt8p3Y.jpg?width=1200)
胃袋にそっくりですね!
食虫植物の多くは、胃袋に似ているんだ!と、気づきました。
インドには、Yatha Loke Tatha Pinde という言葉があります。
宇宙と人間は相似形という意味です。
この植物園は、温室だけでなく、気温を下げて
高山や極地の植物の展示もありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1645446500579-0Ej7d2MdOF.jpg?width=1200)
一度見てみたい!と思っていた、ヒマラヤの青いケシもありました。
栽培のむづかしい、幻の花のはずが…ここでは一年中見られるように
展示されているのだそうです。
うーん…親切ではあるんだけれど….
こういうものは、ヒマラヤにいかなければみられない!という
希少性がよかったのかなあ〜〜
それとも、ヒマラヤにいかなくても見れた!と、喜ぶべきか…
ビミョーな気持ちでシャッターを切ったワタクシでした。^^;
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