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もっと光を! 〜年齢と共に全ての人が失う目の力をアーユルヴェーダでナントカする方法〜

(※この原稿を、音声で聞きたい方はこちらからどうぞ!)

●世間が暗いと言う前に….


こんにちわ!最近、運転しながら、夜道が暗いと感じていました。
道路の街灯が少なくなったのか….、節電なのか…
昭和の頃の方が明るかった気がするんだけど…セチガライ世の中になったなあ…
と、思っていました。

でも、これって、目のせいかも!と、気づきました。

きっかけは、原稿の校正作業でした。
ここのところ、アーユルヴェーダの古典書の翻訳原稿の校正箇所を書き込む仕事をしていました。
先生の指示メモを、ただ書き写せばいいだけなのに、なかなか進みません。

ところが、zoomでレッスンをやって、その照明のまま机で作業をはじめたら
あら!ラクチン!
zoom用につけていた強いライトが手元を照らすと、
とても明るいので作業が楽なのです!
投げ出したくなるくらい、目がチラチラしていたのが、しっかり見えます。

そういえば、この元原稿を作る時にはいつも、インド人の先生のもとに
早朝7時に通っていました。
朝の明るい外光が差し込むところでやっていたから、
しっかり見えていたのです。

●若い頃の 2〜3倍の光が必要!


調べてみると、私たちの目の瞳孔の大きさは、20代に最も大きくなり、
歳とともに小さくなって目に入ってくる光の量が少なくなります。
そのため、歳をとると、同じ明るさの中でも、若い人に比べて暗く感じるようになるそうです。 照明学会の資料によると、20歳を基準としたとき、50歳では1.5倍、60歳では約2倍の明るさが必要になるのだそうです!

そうか〜!昭和が明るかったわけじゃなくて 私が若かったのだ!
今は、あの頃の2倍も明るくしなければ、同じようには見えないということか!
そりゃ〜作業も進まないわけだ…

●体質別に早く目が悪くなりやすいのは….


インドに行く時、同室になるピッタ体質の友人は、
日本から、いつも、スタンドライトを持参していました。
どうしてそんなものをわざわざもってくるのかと思っていましたが、
ピッタの人は目が悪くなるのが早い上、明るさに敏感ですから
必要性が高いのでしょうね。

◎アーユルヴェーダの3つの対策!


さて、対策は3つです。
アーユルヴェーダ的には、外からと、内からですね!
まず、外からは、目を滋養すること。
ネートラタルパナという治療法が最高です!

1:外から目を滋養する


目の上に小麦粉で土手を作って、ギーを満たして目を浸す
方法ですが、ひとりじゃなかなかできません。

インドのアーユルヴェーダフェスティバルに行った時、
ひとりでも出来る、ネートラタルパナマシーンというのが売っていました。
水泳のゴーグルのガラス部分がくり抜いてあって、
中にギーをいれて目にあてるというシロモノです。

全然マシーンじゃないばかりか、これはあまりイタダケません。
私の師匠に言わせると、ゴムで押し付けては意味がないのだそうです。
目の周辺にジワーンと ギーを染み込ませていくために、
毛細血管もおしつぶさないように、土手を載せることが必要なんですね。
なんにでも意味があります、アーユルヴェーダ!

それよりは、ピチュがいいです。
コットンにぬるいギーを浸して、目に載せる。
目の中にいれなくても、自然にまぶたの隙間から入っていく程度で
十分なのです。

もうひとつはビダラカという方法。
これは、トリファラなどの目によいハーブ薬をペーストにして
まぶたに乗せます。(もちろん、目は閉じます!笑)
トリファラの冷性で目が冷えて気持ちいいですよ!

ちなみに、アーユルヴェーダ的には、
目を蒸しタオルで温めることはおすすめしません。
目は、熱に弱いタンパク質できていますし、繊細な神経が通っています。
だから、温めると気持ちよくなるのですけれど、眼球に熱を加えないようにするのが大切です。

2:内側から目を滋養する


内側からは、ギーをとること。
ねるまえにギー(できればトリファラギー)をとることがオススメです。

最近日本でも人気のモリンガも、実は目によい薬草です。
他にもいろいろありますので、あなたの先生に聞いてみてくださいね。

3:光を増やすこと


そして最後に、光を増やすこと。
外光をとりいれたり、ライトを強くして、手元を明るくすることです。
明窓浄机とはよく言ったものですね!

明るい窓から光をいれる明窓はすぐにできそうですが…
机を綺麗にする浄机の方が…私は....ちょっとね….^^;
どこかに断捨離に効く薬は…ないでしょうか?笑

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