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Travel Information #3/バンコクの食

Travel Information #3はバンコクの食に関してご紹介します。
何度もタイを訪れていると言っても所詮出張なので,滞在した総日数は100日にも及びませんが,時間があれば初めての食堂に行くようにしていました。逆に現地在住の方は行くレストランは毎回決まっていると聞きます。
私がタイに行くと滞在中1度は必ず一緒に食事に行くT社長という方がいて「自分だけなら冒険しようと思わかないが,Y'sさんが来ると何処に連れて行こうかと美味しい店を調べるようになった」とおっしゃっていました。

屋台

バンコクというと屋台がずらっと並んでいるイメージですよね。昼間から屋台が並ぶ通りもありますが,夕方以降はいたるところに屋台が出ています。
屋台が多い通りを定点観察してみると,なかなか面白いんです。
昼間は人通りも少なくいたって普通の通りが,夜になると激変します。

屋台街はこんな感じ。

新しいフードコート

実は,屋台は数度しか利用したことがありません。
と言うのは,あちこちの屋台で食器や調理器具を洗うバケツの水をずっと変えずに使ってるのを見て「俺は絶対腹を壊す」と確信したからです。
また,10年くらい前までは,屋台の肉が何の肉かよくわからないからと,屋台を利用しない日本人も多かったようです。屋台は移動できるので翌日クレームを言いに行っても,もう店が無いかもしれないし。
でも,最近は衛生的にも良くなり,食材の信頼性も高くなったので屋台を利用する日本人も増えたようです。

バンコクは,屋台以外にもレストラン・食堂だらけで,和食,中華,イタリアンなど何でもあります。大戸屋やココイチなど日本の大きなチェーン店はこぞって出店してますし,特にラーメンはタイの人にも大人気で,日本の有名店の多くが店を構えています。
全てを紹介することは不可能なので,幾つか抜粋してご紹介します。

イムちゃん/タイ料理

Sukhumvit通りSoi37-39の角にある,地元の方だけでなく現地在住の日本人(それも一人で来てます)もよく見かけるローカルのタイ料理屋さん。壁に「イムちゃん」と日本語で書いてます。
おしゃれに言えばオープンテラスで,真横がSukhumvit通りなのでバンバン車が走ってて,正直,排気ガス臭いときもあります💦
きちんとした店舗のタイ料理屋さんでは外国人向けの味付けになっているところも多いですが,ここはオープンテラス。忖度無しの現地の味で,辛いものはとことん辛い。

オープンテラスと言っていいのか・・・
ソムタム(激辛),エビのココナッツ炒め,チャーハン
トムヤムスープ,だったと思います

ローカルのタイ料理屋さんを選ぶときに大事なのがメニューです。タイ語だけのメニューでは全くわかりませんが,写真付きだと想像できますよね。メニューがタイ語のみで写真もない場合,他のテーブルを見渡して他の人が食べているものを指させばOKです。ただし,タイ人が普通に食べていて美味しそうって注文すると,激辛で悶絶ってことも多々ありますが。
イムちゃんのメニューはタイ語,英語,日本語が書いてあったと思います。
1人300バーツほどで腹いっぱい食べられますが,辛さとか味とか合う合わないがあるので複数人で行って様々な料理を注文して食べる方がベターです。

RAAN KAITHONG PRATUNAM/タイ料理

Hotel Archive #5でも紹介したタイ料理屋さんで,Phetchaburi通りにあります。ピンクのカオマンガイと言った方が分かりやすいですね。世界的有名店で昼や夕方でなくても常に満席。
カオマンガイとは東南アジア全般で食べられているチキンライスです。鳥の出汁で炊いたご飯の上に鶏肉が乗っていて,タレをつけて食べるのですが,このタレだけで何杯でもご飯行けます。
カオマンガイは40バーツ(150円)で,当然美味しかったのですが,ずっと大混雑で気が付くと長蛇の列ができてて,結局,カオマンガイの写真を撮る余裕もなく・・・

夜になっても大盛況で,上の写真の時は1時間待ちとのことで諦めて他の店に行きました。
ちなみにシンガポールのホーカーズ(フードコート)で食べたチキンライスは600円で,こちらも超美味しかったのですよ。

KAIYANG SUAYAI BY MANGMOOM/タイ料理

Sukhumvit通りSoi49の奥まったところにあるタイ料理屋さんです。イムちゃんやピンクのカオマンガイとは異なり,空調の利いたきれいな店舗です。
現地在住15年の友人に,マッサマンカレーの美味しい店を教えてと言って紹介された店です。何を食べるかにもよりますが,飲み物込みで1人1000バーツくらいでした。

マッサマンカレー以外も全部美味しかったのですが,1品の量が結構あるので,1人で行くと食べきれないかも。

ISSAYA SIAMESE CLUB/タイ料理

地下鉄クロントイ駅近くにあるタイ料理屋さんで,日本の旅行番組でも取り上げられています。
伝統的タイ料理ではなく,創作タイ料理のレストランで,門の中に広ーい中庭がある閑静な高級レストランです。
私が日本で調べて行った店で,前述のT社長も行ってみたいというので一緒に行き,全部払ってくれたため正確な金額は存じませんが,日本の高級料理屋さん並みだったようです。

門の中に広い中庭と建物があり旧豪邸を改装したもの
薄暗い店内も品があります
泡のソースなんて,フレンチ以外でなかなか見ないですよ

キッチン新潟/日本料理

BTSプロンポン駅を降りたらすぐにある日本料理店,というか大衆食堂です。バンコクに行ったら1回は必ず行きます。
メニューも注文もすべて日本語。まぁ,店名からして日本語しか書いてないのですが。かつ丼,うどん,そば,肉じゃが,枝豆,冷奴,・・・何でもある普通の食堂です。違うのはタイの材料を使用しているので,ほんのりタイの香りがして,従業員の方がタイ人だということくらい。

かつ丼と漬物とみそ汁。日本人で良かったと思う瞬間です

椅子もテーブルもまるっきり日本だし,座敷もあるし,少年ジャンプや週刊誌も置いてあるし,お茶も日本茶だし,昼も夜も作業服やカッターシャツの日本人だらけで,ここにくると「あぁ,日本人だな」とつくづく思います。かつ丼が200バーツちょっとだったと思います。
最近は,タイ人の家族連れもよく見かけるようになりました。タイの人も日本食大好きな人多いですね。

あっ,お茶は大事ですよ。
タイではお茶と言えばジャスミンティーみたいな香草の入ったお茶でたっぷりと砂糖が入ってます。下手をするとそこにコンデンスミルクも入ってます。甘いお茶でかつ丼やお寿司は絶対食べられません😓
10年前に屋台で砂糖・コンデンスミルク抜きのお茶をくれと言ったら,目を丸くして「お前本当にそんなもの飲むのか?」とびっくりしてましたし,数年前までコンビニではお茶もコーヒーも極甘しか売ってませんでした。今は「Non Sweet」と書いてあるペットのお茶も増え,普通の日本茶を出してくれるレストランも増えました。

吉左右/日本料理

Hotel Archive #1でも紹介した,Westin Grande Sukhumvitの7Fにある日本料理屋さんです。
テーブル席もありますが,10人くらい入れる座敷もあり,寿司,てんぷら,会席など,接待や打ち合わせに最適です。かつ丼や蕎麦などちょっとした食事も200~400バーツくらいで食べることができます。

日本亭/日本料理

バンコク市内や日本企業が進出している工業団地内にあり,タイに仕事で行ったことのある人は,まずここに連れてこられるのではないかというくらい定番の日本食レストランで,私が最初に行ったのは90年代でした。
バンコクの店舗は,BTSラチャダムリ駅を出た直ぐのNantawanビルの地下にあります。オフィス街のど真ん中で利用客の殆どは日本人駐在員。
こちらも生姜焼き定食から,かつ丼,そばまで何でもあり,日本国内の食堂と全く変わりません。20年前はかつ丼が220バーツでしたが,コ口ナ前は300バーツちょっとだったので,バンコクの物価上昇がよくわかりますね。

Great Shanghai Restaurant/中華料理

こちらもBTSプロンポン駅を降りたらすぐにある中華料理屋さん。
バンコクには中華料理店もいっぱいありますが,土産バッグで有名なNarayaの隣なのでバンコクに行った人は結構目にしているのではないでしょうか。
日本の中華料理よりかなり低価格で本場に近い中華料理がいただけます。
友人と3人で行って,北京ダック他3品注文して4500バーツ(15,000円)ほどでした。と聞くと,まぁ日本より少し安いかな,と思うでしょ? 日本じゃその値段では北京ダックは1人2切レほどですよ。
ところが,1羽分が出て来るので大皿2皿が全て北京ダック。はじめは薄餅にたれを塗って野菜と一緒に巻いて食べていたのですが,全然減らない。最後は,残った北京ダック数枚にたれをぶっかけて,そのまま一気食い💦
皮を剥いだ鴨肉を全部使って,これまた山盛りのチャーハン。3人でもチャーハン完食は無理でした。

アユタヤやパタヤ,イサーンの方にも美味しい店はいっぱいあって,まだまだ紹介したい店はあるのですが,キリが無いのでこの辺で。

ホテルの記事を書いてたら,あ~懐かしいなぁって感じでしたが,食堂のことを書いてたら猛烈にタイに行きたくなりました。
エビのココナッツ炒め,激辛ソムタム,カオマンガイ,カオカームー,ガパオライス,マッサマンカレー・・・あっキッチン新潟の稲庭うどんも激旨だったなぁ。
あ~食いて~。
タイはコ口ナ規制全撤廃したようだし行ってこようかなぁ💛

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