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終わらない夏休みのような人生

長い夏休みのような人生だな、と思う。
永遠に二学期が来ないような夏休み。
かき氷、蝉の声、入道雲。
夜の夏祭りのことだけを考えていればいい夏休み。

気付いたらずいぶん遠いところまで来ていた。

人生はもっとざらっとした手触りがあるものだと思っていた。
きっと世の中の多くの人生はそうだろうし、人生とは本来そうあるべきだと思う。

でも、そういう人生じゃないな。
誰のためにも、なっていない。
何も遺さない。
そういう人生を生きてる。

自分のやったことで喜んでいるのは自分だけ。
何のために生きてる?
やっていることに何か価値がある?

あなたは何のために生きてますか?

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(SIGMA DP2)


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