皐月裕

21歳でうつ病を罹患。小説家を志している。日々の事や作品、読書レビューなどをする予定で…

皐月裕

21歳でうつ病を罹患。小説家を志している。日々の事や作品、読書レビューなどをする予定です。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめの身の上話

 21歳の冬、私はうつ病に罹りました。3つほどのそこそこ重たい問題を抱えていたことが原因でした。  はじめは不眠症状だけで、気持ちの落ち込みは感じませんでした。それよりも早く眠って学校に行かなくちゃと思っていたくらいです。  ですが、不眠症状が3日連続で続き、徐々に頭の中が問題事に対してでいっぱいになり、焦りを強く感じるようになり、5日目にこの気持ちの落ち込みがうつ症状だと理解しました。  幸いと言うべきか、私の身近にうつ病罹患者が居たため、自分の状態を少し客観的にみることが

    • うつ症状が強く、出勤できない日が続いています。休日は元気で、出勤日前日から体調が急変し、出勤日の朝は最悪の状態です。お休みをいただいても何もできない状態が続いて、負の連鎖になっています。

      • ストレートネックは唐突に

         今回は最近の仕事と生活について話します。  胃痛による休職から徐々に復帰する予定で、週2日の出勤から始めたのですが、予想だにしていなかった問題が発生しました。  私の仕事は手仕事で、机に向かって黙々とやる形なのですが、以前はならなかったはずの痛みが首に。  胃の次は首なのか?と思ったのですが、これはストレス性ではなく、単純に下を向いて作業をすることで頭が前に落ち、ストレートネック状態になってしまっていることで発生する痛みでした。  ストレートネックとは、スマホ首と呼ばれる現

        • 罪悪感ちくちく

          ちくちく 罪悪感 ヘルプマークの優先席 おばあちゃんに譲られて ちくちく じわじわ 急がない仕事に早い退勤 忙しい人横目に 罪悪感 ちくちく どろどろ 時間があるのにしてない家事 同居人がしてくれてる そわそわ どきどき 罪悪感 何にもない日 なにかしなくちゃ 罪悪感 ぞわぞわ じくじく 作:2024年3月26日

        • 固定された記事

        はじめの身の上話

        • うつ症状が強く、出勤できない日が続いています。休日は元気で、出勤日前日から体調が急変し、出勤日の朝は最悪の状態です。お休みをいただいても何もできない状態が続いて、負の連鎖になっています。

        • ストレートネックは唐突に

        • 罪悪感ちくちく

        マガジン

        • 詩集
          1本
        • 小説まとめ
          2本

        記事

          ロスタイム

           赤・黄・青・緑・紫・桃・黄。  目の前にやたらと派手な色使いの街並みが広がっている。私は首を傾げた。  近くにある四角い建物は一面が真っ赤、一面は青、一面はと、見たことが無いほどにカラフルだった。通りには同じような色彩の建物が多く並び、四角、丸、三角など形も様々だった。道路にも色が付いていて、白いところがない。 ――どこ!?  私は目を限界まで見開いて、辺りを凝視する。十七年生きてきたが、ゲームの中でも見たことの無いような風景が広がっている。じっと見ていると目が痛くなってく

          有料
          150〜
          割引あり

          ロスタイム

          金銭事情と復職の意気込み

           今の私のことをなるべく簡単に話します。主に金銭事情についてになりますが、これを最初に話すのは作品の一部を有料にし、募金を促したいからです。  まず、前の記事で「私の懐事情にゆとりがあったことが一度もない」と表現したことです。前提として、私は精神障がい者手帳を交付され、障がい者雇用枠で雇用契約をして働いています。  ただ、障がい者年金や、生活保護といった支援は受けていません。障がい者年金に関しては、申請したことがありますが、病状が軽いと判断されたようで年金受給申請が通りません

          金銭事情と復職の意気込み

          階段怪談

           ロフトベッドで寝ていると、屋根裏を走るネズミの足音なんかがよく聞こえてくる。ただその夜に聞こえてきたのは、そんな軽い足音じゃなかった。  わが家は築四十年ほどの一軒家で、造りも古めかしい。家族で眠る二階には廊下がなく、襖で四部屋が繋がっている。階段を上がってすぐの部屋で兄が寝ている。すでにその寝息が聞こえてきていた。私はベッドに入ってから二時間ほど寝つけないまま、午前一時になっていた。  私の部屋は兄の部屋の隣で、反対側には両親の寝室がある。両親は一時間ほど前に二階に上がっ