![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143033595/rectangle_large_type_2_1dec6b47764d189d0a3095859ff5b8ef.jpeg?width=1200)
20代よ さらば!
数日前、誕生日を迎えて30歳になりました。
ここ数か月は職場の環境の変化や、温度や気圧の変化が目まぐるしく、気が付いたら誕生日が来ていた、という感じでした。
誕生日当日は、休みたい気持ちを引きずりながら出社して、帰りにおいしいものを買うことばかり考えて働いていました。(ちゃんと仕事はしてきましたよ)
お寿司にフルーツたっぷりのタルト、無料引換券でアイス、と買い込んで帰宅して、ゆっくり過ごしました。お酒こそ飲みませんでしたが、贅沢をした日でしたね。
20代はほとんど病気と仕事に悩まされた人生でした。30代が同じにならないように、気をつけたいと思っています。
闘病生活が決して悪いわけではないと思うのですが、私の場合は完治がしないものであり、常時続いていくものなので、教訓的なものが特に思い当たらず、その時その時で細かく部類分けしながら対処していくということが身についた程度なので、振り返った年数を思うと悲しい気がするのです。
そんな中でも私を見捨てずに手を差し伸べてくれた友人には感謝しかありません。もちろん、個人的には我慢強く見守ってくれている両親にも感謝しています。
一般的に誕生日プレゼントは何歳まで貰うものなのかわかりませんが、私は今年ありがたいことに3名からプレゼントを貰いました。
一人目が同居中である友人です。誕生日プレゼントに選んでくれたのは、ネッククーラーと安眠用のアロマです。
ネッククーラーは去年職場の暑さに耐えかねて購入していたのですが、サイズが微妙に合わず、かといって買い直すほどでもないかと悩んでいたのを、友人が覚えていて今年出た新しいサイズのものを購入してくれていました。これがとてもちょうどよいサイズだったのでとても嬉しかったです。
なかなかサイズのあるものを他人から貰ってちょうどいいということは難しいと思っているので、友人が私のことを理解して、考えてくれていると感じました。
アロマは名称がわからないのですが、枕の首元などに挟める不織布タイプで、私は抱き枕のカバーに挟んでちょうどよい香り具合でした。
これも安眠グッズをよく見ている私が買うに至っていないのを覚えていたそうで、試しに使ってみたら~とプレゼントしてくれました。
ちなみに去年は同じく買うほどではないと思って買わなかった携帯お灸をプレゼントしてくれました。
それから、誕生日プレゼントではなかったのですが、気になったから買ってきた、と「育てるタオル」というお高いタオルを何でもない日にぽん、と渡されてびっくりしたのもよく覚えています。
育てるタオルのフェイスタオルとハンドタオルを貰ったのですが、どちらもずっとふかふかしていて、本当にいいタオルなんだなと思っています。お値段的に私から友人に相応の物をプレゼントできないことが残念ですが、いつか恩返しできることを信じて今は素直に感謝しています。
続いて両親ですが、これは数年前から変わっていないもので、現金の振り込みか手渡しです。今年は振り込みでした。
離れて暮らしている私が何を欲しがっているのかわからない、というのと好きに使ってほしいという思いからこのプレゼントになっています。両親なりの気遣いですし、特に不満はないのですが、お金はそれ以上でもそれ以下でもないんだなと思います。お金のプレゼントに温かみを感じないという言葉を聞いたことがありますが、きっとこういうことなんだろうなと思います。
決してそこに温かい感情がないというわけではないはずなのに、選ぶという行為がないためなのか、物質として手にとる機会が減っているからか、なぜか心が温まる感じがしないと感じる人が多いのかもしれません。
それと普段はあまり連絡を取らない兄から連絡があったので、少しだけプレゼントの話をしたところ、高くなければいいよということだったので、前々から欲しいと思っていたものの通販ページを送って話していると、すぐに注文して届くようにしてくれました。
私としては高い上に生活必需品ではない物なので、プレゼントしてもらえたことに驚きました。
それが何かというと、定価が16000円ほどするキーボードです。ロジクール社のPOPキーボードというもので、タイプライターとキーボードの良いとこどりをしたような少し変わった形のキーボードです。
元々、タイプライター型のキーボードが欲しかったのですが、慣れ親しんだキー配列でない上にお値段が張るものが多く、手が出せませんでした。特に私は長文を打つこともあるので、エンターキーや他の記号のボタン配列が違うものには慣れられないだろうという気がします。
インターネットで見ていて気になっていた商品だったのですが、実物を見ないことにはなぁという気持ちがあり、購入は考えていなかったのですが、用事で時間が出来た時に行った電気屋さんで展示されていて、触ることもできたので、よく見てタイピングをしてみて、とやった瞬間に欲しい物になりました。ただ、すぐに購入とは思いきれず、半年ほどが経っていました。
そんな欲しい物だったので、時折通販ページを見ては値段を確認していたのですが、タイミングによっては7000円ほどになるようで、買うならこのくらいの値段になった時だなと思っていました。
兄に教えた時は9000円でした。兄にも安くなった時の値段を伝えて、安くなったタイミングでいいと伝えたのですが、兄はそれを面倒くさがったのか、すぐに注文して私の住まいに届くようにしてくれました。早く手に入ることがありがたくはありますが、金銭感覚の違いには少し溜息が出る思いでした。
何はともあれ、欲しかったキーボードが手に入り、接続や操作も問題なく出来ました。この文章もそのキーボードで打っています。打音が心地よいので録音をして、リラックスタイムに使えるBGMにしようと思います。
こんな形で30歳の誕生日プレゼントはとても充実したものになりました。ありがたい限りだなと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?