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テレアポ必殺トークスクリプト!とか聞き飽きたのでこんな営業電話は嫌だよって話を列挙してみた。

こんにちは!

HRドクターという屋号のもと、採用コンサルタントを生業としているさつきです。

私は新卒から転職を4回していますが、キャリアの大半は営業職。テレアポは嫌いです。そしてせっかちです。

優秀な皆さまが、「必勝のトークスクリプト!」などをたくさん出版されていて、もちろん私もそれを読みながらここまで来ました。でも、とある会社で電話営業を受ける側になったときに、「うわ、こんな営業まじやめといてーかけてこないでー汗」って思うことが多々あったわけです。

ということで、必殺のトークスクリプトではなく、嫌だった営業電話エピソードをただただ列挙していこうと思います。

ケース1「お前はなにもので要件はなんなんだ」

電話の冒頭で、採用担当者いますか?と言われ、「はい私ですが」と答えるのですが、けっきょく電話してきた目的も会社名も記憶に残らないケース。

お世話になっております。えっと、採用担当者さまですね?あの、最近募集出されていますよね、最近採用状況どうですかね?情報交換で一度お時間いただけませんか?ちなみにうちのサービスは優秀な方の登録が多く云々…

よく分からないけど長々と喋ってきた割には、
・私はどこの誰なのか
・今回の電話の目的は何か(サービスの説明をしたい、アポが欲しい、メアドがほしいetc)

この情報がまったく入ってこないケースが意外と多いんです。

ケース2「社長にしか話さないぞ(どや顔)」

スタートアップ期は決裁者が社長のことが多いですから、社長にとにかく話したいって営業マンいますね。わかります。でも、スタートアップだからこそ社長は忙しいので、いったん私が用件を聞いて、良さそうなものだけ社長に繋ぐって役目をやっていました。

「社長は手が離せないので、まずご用件とご提案内容をお伺いできますか?」って聞くと…


社長さま、いついらっしゃいますか?再度かけなおします。

みたいな。

あの、聞いていましたでしょうか。
「ですので、社長は手が離せませんので、まずご用件とご提案内容をお伺いできますか?その内容は社長に共有しますので」

そうですか~。じゃあまた明日かけなおします。

ん?(笑)三度目の正直で、、

「基本的にお電話は私がすべて対応しています。明日かけて頂いてもけっこうですが…その際も私がご用件とご提案内容をお伺いしますが‥?」


そして次の日電話はかかってきませんでした。


ケース3「うちの企業に何人担当者いるんだよ」

お名前は出せませんが某ゴリゴリ系のテレアポで存じ上げている人材会社さんから電話がきました。

今回はこちらのエリアの担当になりましてご挨拶でご連絡しました。

なるほど、新卒さんかな?と思いつつ優しめに
「私前職でdoda売っていたので貴社の求人媒体のことはだいたい知ってまして…せっかくお電話くれたのに申し訳ないですね。うちのターゲット特殊なので貴社の求人媒体のユーザーさんじゃちょっと…」


わかりました、とあっさり電話が終わり、その次の週。

はじめまして、貴社の担当となりました!〇〇です!

あれ?この間は女の子から電話だったけどなんで男の子からまたかかってくるのかなーと思いつつ「先週こういう理由で断りましたよ」と共有。

お電話が重複し申し訳ございませんでした、社内共有しますと言われて終話。そしてその2週間後…

お世話になっております!〇〇求人媒体の営業です!

こんな感じで何人も何人も担当が変わって電話がきます。わかる、わかるよ、みんなで顧客の取りあいになっていて社内も戦争ですもんね。私もよく他部署の営業とバッティングして大変でした。でも受け手側になると本当にこれ、イラっとしてしまいます。


ケース4「おいおい商品内容は理解しておいてくれ」

営業会社にいると、アポ取りだけコール部隊がやっていて、ネタ化しそうな電話だけ営業に繋ぐってことは多いと思います。たしかランサーズさんかな…?新規のサービスが始まり営業電話をくださいました。

今回ランサーズで、採用ではなく業務委託の人材をすぐにご紹介できるプランができまして…

業務委託もありかなと思い、ちょっと聞いてみました。

「なるほど、それって1人採用したらいくらですか?」と質問。すると、

はい、お値段ですね…少々お待ちくださいませ

と、金額を聞いただけで電話を保留にされ、しばらく待たされました。


大変お待たせ致しました。担当者に確認したところ、おひとりあたり〇〇万円とのことです。

なるほどねー。それって初期費用とかかかるんですかね?あと、業務委託ってことは貴社に費用をお支払いではなくて候補者さん(個人)と直接、業務委託契約を結ぶんですかね?紹介手数料って感じでランサーズさんに払うんですか?

と、興味があったので聞いてみたら

しょ、、少々お待ちくださいませ…

と、また保留音。これを3~4回繰り返して、最後にひとこと。

担当者から別途詳しくお話をしたいのですが、、アポイントをいただけますか?


はい、けっこうでーす、とお断りとなりました。せめて超基礎の商品知識がある状態でテレアポしてください。


ケース5「せめて採用情報くらいは目を通してくれないかな」

電話番をしていた当時は、人材紹介会社からたくさん電話が来ました。

人材紹介のビジネスモデルはもちろん分かっているので、こちらとしては「うちの採用ページを見てどんなことが課題だと思うか」「その課題への打ち手をどんな風に提供してくれるのか?」という点だけ簡潔に聞きたいなと思っていました。

そんな中でかかってきた電話、

はじめまして!若手に特化した人材紹介会社です。一度お時間いただけませんか?

「若手ですか。弊社の、どの求人ポジションに対してのご提案でしょうか?」

はい、えっとですね。貴社では今採用活動されていますか?どの職種でお探しか教えていただけますか?

社名で検索すれば企業ホームページはあるし、Wantedlyにも採用情報をまとめているにも関わらず、この程度しか調べていない方(けっこういるもんです)は秒でお電話を切ってしまいました。

事前にホームページ、見てください。


ケース6「ご連絡しますね!」のまま終わり

スタートアップで電話番をしていると、あり得ないタイミングで電話がかかってきて本当に今すぐ切りたい!という時、ありますよね。

でもメアド知りたいと言われたら、とりあえず資料送っておいて!あとで目は通すから!と思いつつ私の連絡先は伝えるようにしていました。

ですが、10社メアド教えても、送ってくるのは1社くらいでしょうか。

せっかくのチャンスなのに、本当にもったいないし、今後同じ会社から電話がかかってきてもきっとすぐ切ってしまうと思います。


採用コンサルタントや営業支援などもやっています。

新規の営業に関しては、保険会社のときと人材会社でずっとやってきました。100件かけて1アポよりも、20件かけて1アポがやっぱり好きです。

編集ライターなどもやっています。(最後は宣伝ですがよろしくお願いします。)


1人ひとりが安心してその人らしく働ける世の中づくりをしていきます!社労士勉強中の励みになります…応援よろしくお願いします\(^o^)/