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白ネギを単独で経営安定させたい

ぶどうをメインに栽培していて、
初めたすぐは勿論ずっとぶどうの利益をそのまま白ネギへと流し、
最初は一番必要な、皮むき機械に100万、根葉切りに100万、結束機30万を2台、さらにブームスプレイヤーに300万の機械を買い、土づくりには10aごとに100万円かけて、一気に設備投資して始めました。最近では収穫機に400万作業小屋リフォームに200万かけました。なんでも機械にするとかかるかかる><
身銭を切って仕事に注ぎ込み、車や家はボロボロです!(自虐)

だけど仕事は日々充実しています。

2021年は長雨にやられながらも、
草取りには農福連携にて作業所の「のぞみの会チューリップ」さんの方々にお願いをし出荷調整作業も #農福連携 により、作業所の知的障がいの方々も携わっています。
若いママさん含む約10名にメインの白ネギ作業をお任せしてます。

野菜の直売が正解かは分からない。
ただ、野菜が安値の時代で中々利益が出しずらい。

県の普及員さんに聞くとやはり基本専業農家のやるべきはファンづくり。

それが中々難しい。
ぶどうには固定のファンが付いてくれているものの、
今のお客さんは皆正直ぶどうのお客さんである。
33年直売の経験と繋がりのおかげである。

勿論そこからネギに繋がってるお客さんもいる。

JAで産地化しようと声を掛けJA農業塾を始めたが、
実際増えたのは家庭菜園のみ。
産直市にはネギが増え、そうなると専業が産直市を荒らすわけにいかない。


普及員さんからも、「専業は徐々に産直市からは消えますよね…」
なるほど。

ぶどうの考えもあり、私は値下げは絶対にしないのがモットー。

ぶどうは産地からも全国からもこの品種は値下げはするな、もっと値を上げろと皆で協力して値段を守ろうとしてくれる。
皆のために、値段は守る。

でもそれは果樹だけのやり方で、
野菜は結局売りたいときは値下げが必要なのか?
私らも野菜の売り方がわからない。

野菜も私らは値下げせず、むしろ人より高くいきたい。
でもそれはぶどうのやり方?

今までと違うやり方。

もともとネギを始めたのは、直売に疲弊した私たちが、
JA出荷のみで行く!という路線で始めた作型。

ネギも中島農法を先輩に倣い、
かなり手間はかけ、技術も追いついてきた。

あとは何が足らない。

私らに何が足らない。

もっと模索し続けなければならない。

とりあえずぶどうの下積みのときのように、
ひたすらマルシェに出ようと思う。

地元の人にはもう大規模農家扱いで声かけて貰えなくなってきた。
いやいやいやいや、まだまだ未熟者なのです( ノД`)

また地道にネギ部門も下積みしてみよう。
答えが見つかるまで、ただひたすらにトンネルを抜けれるように、
希望の光が見えるまで進んでいこう。

とにかく前へと進む。


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