マガジンのカバー画像

ウマノアシガタ

10
鎖月、エッセイに挑戦します
運営しているクリエイター

2024年7月の記事一覧

私がまだパンだった頃

私がまだパンだった頃

肘を直角に曲げて腕を垂直にすると、うっすらとした線が二つ、等間隔で出てくる。

赤ちゃんのむちっとした腕を「ちぎりパン」と称して愛でることがあるが、おそらくその名残りだろう。乳児線という呼び方もあるらしい。なぜこれが残るのか、残念ながらインターネットに信用できる情報はなかった。

今では信じられないくらいに小さかった頃、「いのるはどうやって生まれてきたが?」と母に質問した。
母は『お母さんが小麦粉

もっとみる