マガジンのカバー画像

ライターさとゆみの日記

153
こぼれ話とか
運営しているクリエイター

2016年3月の記事一覧

ライターのオンとオフ

ライターのオンとオフ

2日半ほど、のんびりしました。桜がね、綺麗でした。

旅の途中で気づいたけれど、そういえば、今年は1月3日から、ずっと休んでなかったかもしれない。

今年、初オフ。

と、いいながらも、この数日は、次に書く本の資料になりそうな本を読んでた。

具体的にはこのあたり。

それってオフじゃないのでは、と、言われるとそんな気もするけれど、でも、ライターの仕事なんて24時間オフのようなもので、24時間

もっとみる
犯人しか知らない「証拠」

犯人しか知らない「証拠」

以前、島田紳助さんが、オール阪神巨人さんの漫才について話をされていて

たしか

「阪神巨人さんのすごいところは、観客に漫才の設定を信じさせることだ」って書いてあったんですよね。

そして、そこで例にあげられていたのが「この間1万円拾ってんねん」という言葉。その言葉のあとに「雨降ったからだと思うけど、ぴたーっとアスファルトにくっついてんねん」と続ける。

細かいニュアンスは忘れちゃったけれど、この

もっとみる
本がでたあとのこと

本がでたあとのこと

今日は、お手伝いさせていただいた書籍のプロモーションのための対談取材があったので、その対談のライターとして、某媒体さんにおじゃましてました。

本はできたら終わりって思うかもだけど、

できたあとにどうやって必要としている人の目に届けていくかを考えるのがとても大事、

なので、可能であればできるだけ私もその販売促進活動にジョインさせていただいています。

今日のプロモーション本は、ながくながーくゆ

もっとみる
1時間に何文字書けるか

1時間に何文字書けるか

脱稿しました。今回もなんとか締め切りには間に合ったので、ほっとして身も蓋もなく呑みました。

私は、けっこう小心者なので、締め切りまでの時間を、30分で書ける文字数で割って、スケジュールコントロールしています。

具体的にはこんな感じ。

30分ごとにアラーム鳴らして、その都度、書けた原稿の文字数を記録しています。

最初は書籍のトンマナをつかむまでにというか、決めるまでに、結構時間かかるのですが

もっとみる
締め切りのない原稿を書けるかどうか問題

締め切りのない原稿を書けるかどうか問題

何の取材中か忘れたけれど、確か、大学生にインタビューされたとき

「原稿を書き続けるのって、大変ですよね。さとゆみさんが原稿を書くモチベーションって何ですか?」と聞かれ

「締め切りです」

と、即答しました。

私が原稿を書くモチベーションは、

「この話を絶対に世の中の人に伝えたい」

とか、

「この原稿で世界を変えるのだ」

とかではなく、

「そこに、締め切りがあるから」

の、一択、で

もっとみる
ライターの眠い問題

ライターの眠い問題

連休ですね。

連休中のTO DOリストを書き出したら、ちょっと涙目になりました。

タイトな3日間になりそうです。こういうときは、とりあえず、ネイルサロンに行って、しっかり睡眠をとって(ネイルサロンにて)、しっかり爪を補強して、きたるべき戦闘に備えます。

眠い問題、みんな、どうしてるんだろう。

私は、春眠だけじゃなくて、夏眠も秋眠も冬眠も暁を覚えない。

人生のほとんどは眠くて、眠くないとき

もっとみる
「こじらせない離婚」、本日発売です

「こじらせない離婚」、本日発売です

人生で一番辛かった日は、間違いなく離婚を決めた日でした。  

私たちには子どもはいなかったし(犬は2頭いたけど1頭ずつ引き取った)、揉めるほどの財産もなかったし、お互い健康で働いていたし、

 
私は「本棚だけ持っていきたい」といい、元夫は「テレビだけ持っていきたい」といい(元夫はテレビのプロデューサーでした)
クイーンサイズのベッドは、これからお互い一人暮らしをする家には入らないので、

もっとみる
本屋さんが怖い

本屋さんが怖い

本屋をぶらぶらするの、昔は大好きだったのだけれど、最近はなんだか、本屋に行くのが怖いです。

たぶん、無邪気に棚を見れなくなったからだと思う。

本ができるまでの、いろんなエピソードやら、血の滲むような苦労やらを、内側で聞くようになって

どうも、どの本も叫んでいるような気がして、

最近、

本屋に行くと、酸欠になります。

こちらは、今日の企画ミーティングで飲んだ、めっちゃ身体に悪そうな

もっとみる
ライターとシェアオフィス

ライターとシェアオフィス

いま、いちばん羨ましいなと思う執筆環境は、シェアオフィス。

私は基本、自宅が執筆場所で、カフェや図書館も利用している状況なのだけれど、ライターの友人の中にはシェアオフィスで執筆をしている人も数人いて、その話を聞くにつれ、羨ましい。

もちろん、本格的なコピー機があるとか、そういうのもいいなと思うのだけれど、一番いいなと思うのはもっとメンタル的な要素。

1)誰かと一緒だと寝たりサボったりしな

もっとみる
参考書籍をどれくらい読むか

参考書籍をどれくらい読むか

インタビューをさせていただく前や、原稿を書く前に、参考書籍を読むことがありますが、この数が意外と半端ないです。

インタビューさせていただく方が過去に出された書籍だけでも、結構な数になります。中には10冊も20冊も出されている方もいらっしゃるので、その場合は今回の取材に関係が深い書籍の優先順位を尋ねて、3〜4冊ピックアップして急ぎ拝読します。

インタビューさせていただく方のことを知るために読む資

もっとみる
インタビューちうに焦ること

インタビューちうに焦ること

インタビューさせていただいた方に、「待ってました」とばかりにさくさくよどみなく解答されると不安になります。

なぜかというと、よどみなくお話なさっているということは、その話を「話し慣れている」ということだから。過去に何度も人前でお話なさっていることだから、それだけスムーズに話せるというわけで。それが続くようだと、「まだ新しい話を聞き出せていない」という裏返しでもあり、焦ります。

以前、ライターの

もっとみる
ライターの仕事場

ライターの仕事場

自宅に5畳ほどの仕事部屋があります。

L字型にデスクがあって、長時間書いていても疲れない椅子があって、PCのディスプレイも20インチだし、資料本もたくさんあるし、比較的快適。

ですが、ここぞというとき、たとえば

・今日じゅうに絶対2万字書きたい とか

・今日寝たら死ぬ とか

・この2時間で絶対1本仕上げたい とか

そういうときは、外で書きます。

自宅だと、お昼寝しちゃうし、いろいろ食

もっとみる
出版記念パーティ 「気持ちいい毎日を生きるLAスタイル」

出版記念パーティ 「気持ちいい毎日を生きるLAスタイル」

編集協力させていただいた平野宏枝さんの初書籍「気持ちいい毎日を生きるLAスタイル」の出版記念パーティにおじゃましてきました!

平野さんのファンの皆さん勢揃いの会場で、私は、平野さんのトークショーのお相手をさせていただきました。

ハッピーオーラ全開の平野さんの周りには、ポジティブできれいな女性が集まるの法則。

とても素敵で、そしてあっという間の2時間でした。いいエネルギーに満ちた時間だったなあ

もっとみる
取材のときに何を着ていくか

取材のときに何を着ていくか

書籍のライターになったとき、一番困ったのが、取材のときに何を着ていくか。

ファッション誌の撮影のときは、まあ、なんでもいいっていうか、なんでも許される雰囲気があったし、若いときは普通にへそ出して現場行ってたし(今より15キロ軽かった)、ご飯食べるときですら帽子かぶってるのが失礼だとか考える人はひとりもいなかったわけで。撮影現場なんて、10時間立ちっぱなしなんて当たり前なので、スリッパ持参もよくあ

もっとみる