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いまどきのチャイナ(3)オーガニックマーケットで発酵ワークショップ

茶飲み仲間がオーガニックマーケットで働いているというので見に行って来ました。

2010年に始まったオーガニックマーケットは、今や生産者約50名になり、開催数は500回を超え、利用者は年間約80万人だとか。北京市内では、曜日ごとに3箇所あり、いろんなワークショップやトークイベントが行われているようです。

さっそく、発酵グループに入れてもらいました。納豆や、豆腐ようなどなど、農家さんの野菜を使ったいろんな講座がマーケットで受けられるのです。
今日は、泡菜を作ったり、コンブチャテイスティングしたり、ご飯一緒に食べながら、各自の故郷の漬物を紹介し合う日でした。中国は民族も多様なだけあって、地方によって漬物の作り方もずいぶん違うから、毎回いろんな人が家庭の味をシェアしているようです。ちなみに、コンブチャのマザーは中国語で「菌媽媽(菌ママ)」だそう。なんか可愛い。

中国のオーガニックは一応公式な認証システムがあるものの、消費者みんなで独自の有機認証システムを作っていこうというPGS(参加型有機認証システム)運動を仕掛けているのがこのマーケット。IFOAMやオランダの母校、ワーへニンゲンの先生を呼んで勉強会をしているようでした。

書籍コーナーには、塩見直樹さんの「半農半X」や、馬場未織さんの「週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記 の翻訳本が並んでいました。暮らしに余裕が出て来たら、オーガニックや地球環境に向かっていくのは、都市の流れなのかもしれません。

さて、さて。こちらでも、色々と醸してます。杏仁ミルク、クルミミルク、ココナツミルク、黒豆の豆乳でヨーグルトとチーズを作ってみる。日本ではちょっとお高い食材が身近に手に入るので楽しいです。借りてるアパートがヨーグルトだらけです。


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