見出し画像

小さな苗を畑に地植えする時

暖かい陽気の中、ポットに蒔いた野菜の種は芽を出し、グングンと成長している。一粒の小さな種が発芽し、重たい土を押し上げ可愛らしい芽を出す。それから数週間かけて茎が太くなっていき葉の数も増えていく。

画像6

インゲン豆や枝豆は、地植えできるほどの大きさになったので軒下のポットから広い畑へと移す。
今までは、軒下で私たちから守られ大事にここまで大きくなった苗たち。
ここからは、虫や動物、大雨、強風などの自然界の中で、身を任せつつ大きくなっていく。消毒もしない自然任せな畑では、生き物に食べられたり台風に倒されたり、病気になってしまったりと必ずしも植えた苗全てが大きくはなれない。まるで我が子を広い世界へと送り出すような気持ちで、「ここからは自立して立派に成長していくのだよ〜〜」と願いを込めながら地植えする。

画像7

お隣さんちでは、お米のベビーたち、種籾タネモミに水をあげていた。
お隣さんがいつも植えるのは、ヒトメボレ。
私はお隣さんちのヒトメボレの種籾に吸い寄せられ、しゃがんで種籾を覗き込む。
「このたった一粒が稲となり、何百粒というお米になるのだね〜〜」
と、種籾のポテンシャルに尊敬の念を抱く。

画像6

画像7

「かわいいね〜キラキラだね〜」っと、テンション上がる私のそばで、
「そんなに珍しいもんかね。」と呆れているお隣さん。^^

毎年秋になると、稲の収穫のお手伝いをするので今から秋まで成長を見させていただくのは楽しみである。 







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?