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休みボケまっしぐら

1月6日木曜日。
今日から夫は新年の初仕事。
年末年始は、先ずは福島の猪苗代で一泊し、夫の実家仙台で1週間、残りの休みを私の実家の静岡県東部で過ごした。
お互いの両親にたっぷりと甘えながら、実家のご飯もた〜んと食べまったりと過ごした。夫のお母さんと献立を考えて、教えてもらったり教えたり。夫のお母さんは津軽出身、お味噌汁にはミガキニシンを入れる。義理兄のお嫁さんは山形出身で、お醤油出汁に牛肉の入った芋煮を作る。私はこの「食」を通したコミュニケーションがたまらなく楽しい。親戚大勢と集まり、またみんなでご飯を作っては食べながら明け方まで話をする。結構深い時間になってくると、話題も深めの話題になったりする。

自分の実家では3匹の猫たちに遊んでもらい、たっぷりと癒された🐱。
「ねこちゃんたちよ、君ら目線で世の中を見る。君らの生き方を見習っておるところです。」
あんまりにもしつこい私に、下から睨んでくる顔にも癒される。💓

お互いの家族としっかりと時間を過ごす事ができ、充実したお休みとなった。
夫の仕事始めの前日に帰ってきた頃には、
「あれ、今日って何日?何曜日?だっけ」と、日にちの感覚も戻っていない状態。😅 カレンダーも去年のままで、焦って今年のものと変える。
今朝は、2週間ぶりの日常のルーティーンを休みボケな頭を動かし、多少バタつきながらやっている。
朝食→お弁当作り→コーヒー→ゴミ出し

自分も朝食を済ませ、洗濯を干した後、久しぶりの畑や裏山をめぐる。
我が家の里山の、杉、ヒノキ、竹、柑橘の木々を眺め、数日前の雪をまとった東北の景色が夢のように感じる。

休みの始めに一泊した猪苗代の空の色は雪を降らせるグレー色に包まれていた。

元旦の午前中、本家のおじさんの家まで歩いて行った。積もった雪を気をつけながら歩く。雪が全ての音を吸収するようにシーンと静まり返った静かな朝だった。

数日前の雪をまとった銀世界を思い出しながら、我が家の里山を歩く。
当たり前なのだが、北と南でいかに里山の景色が違うかを思う。
いつも秋になるとちっとも紅葉しないうちの里山を見ながら、東北の里山は今頃美しい紅葉した山々なのだろうな〜〜〜と羨ましく思っていた。
年末、仙台に住む友人宅を訪ねた時、我が家の畑のレモンを持って行くと、レモンや柑橘が育つ気候だなんて羨ましいと言われた。

もうすぐ、収穫を迎える橙の木を眺めながら、温暖な気候がいかに恵まれているのかということも改めて思い知った。どの土地もそれぞれに美しい表情を持っている。

いつもながら、東北のあれやこれやの食のお土産をたくさん持ち帰ってきた。山形の肉そば、芋煮を作るだし醤油、萩の月、喜多方ラーメン、すじ子、いぶりがっこ、三角揚げ、、、
しばらくは、余韻に浸りながら休みの思い出に浸る。そうして、少しずつ日常のモードにシフトして行く予定です。。。。🥱



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