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まずはやってみよう。

*このページは、「瞑想がしてみたい。」をきっかけに、ヨガも瞑想も初心者の私が、ヨガ講師の姉の指導の元、1ヶ月毎日瞑想にチャレンジする記録です。

サマタ瞑想
集中する対象を決めて、
そこに意識を集中し続けるのがサマタ瞑想。

私が集中する対象は、「呼吸」。
「背骨に沿って流れる呼吸」に意識を置く。

Day1:まずはやってみよう。

まずは、座り方を探る。
どっしりと体の筋が一本通るような座り方を探る。右膝に爆弾を抱える私は、右膝は急角度で曲がらず正座も出来ないし、きれいな瞑想座りも出来ない。それを知る姉は私にあった座り方を一緒に探すサポートをしてくれる。
丸めたヨガマットにお尻を少し乗せ、右膝をサポートするようにも座布団を折り曲げて入れた。
いわゆるきれいな瞑想座りからかけ離れた私オリジナルなヘンテコな座り方。でもどっしりと真っ直ぐに座れる。

それから、ゆっくり時間をかけて体を解した=筋膜リリース。
足首をぐる〜りとゆっくり回す中で、ふくらはぎの伸び縮みを感じ、脛の筋肉が引っ張られることを感じ、
「あ、つりそう」とか、「気持ち良い〜」とか、
細かい筋肉や筋の動きと感覚に意識を置きながら回す。

腰から前屈しながらモモ裏が伸びる感覚を感じる。
モモの付け根を持って足をブルブルと揺らす。
ふくらはぎにボールを置いて、一番痛みを感じるスポットに全体重を乗せる。痛さに悶え、呼吸が荒くなる。

お尻の下にボールを置き、同じく一つのスポットに全体重を乗せる。痛みに悶え、またまた呼吸が荒くなる。

いつの間にか、筋肉が解され体が少しずつほぐれて行く感覚。

「さて、そろそろ座るか。」と姉。

始めに模索した私なりの座り方で座る。
呼吸を整え、姉の穏やかな声と共にゆっくりと瞼を閉じる。

「呼吸に意識を置いて〜〜〜。。。。」

ス〜〜〜吐いて、ス〜〜〜吸って、、、繰り返す。

ス〜〜〜と吐いた息はお尻から抜けて行き、
ス〜〜〜と吸い込んだ息は体の中心を通り上へ上へと抜けていく、

ス〜〜〜、ス〜〜〜、、、、、

お腹がグ〜〜と鳴った。
あ〜〜鳴っちゃった。
おっと、呼吸に意識を戻す。

ス〜〜〜、ス〜〜〜、

ん、なんか口の中に唾が溜まってきたな、
ごクリと唾を飲む。呼吸が乱れちゃった。
ちょい動揺。。。
おっと、呼吸に意識を戻す。

ス〜〜〜、ス〜〜〜、

と、呼吸に意識を集中させては時々他の所に飛ぶ意識。

飛ぶたびに、おっとっと呼吸に意識を戻す。
の繰り返し。

ス〜〜〜、ス〜〜〜、、、、

どれくらい経っただろうか?

「次の呼吸で意識を周りに向けて〜。」と姉の声。

さらに、
「次の呼吸でゆっくりまぶたを開けましょう。」

まぶたをゆっくり開ける。
周りの光が眩しく感じて、目がシバシバしちゃう。

「今ので20分だったよ。」と姉。

「え?そんなに?体感は、5分から10分かと思った!」

ただただ呼吸に集中する時間だった。
たまに意識も逸れた。
その度に意識を呼吸に戻した。
その繰り返しだった。

初めてのサマタ瞑想どうだった?

ただただ呼吸に意識を集中させる時間。
いろんな不安や心配事、もろもろ頭を巡りがちな雑念を思う自分から離れる時間。
雑念な世界から離れたイマココに意識を置く世界、なんか心地良かったな。   

Day2: 痛いけど解される筋膜リリース 

今朝は曇りで陽が入らない分部屋の中は、ひんやりしている。
体が冷えないよう、始まる少し前からストーブをつけて部屋を暖かくしておく。

体を解すところからスタート。
まず姉は、今日の私のコンディションを聞く。

昨日の解しでは、四十肩気味な左肩の肩甲骨の下にボールを当てて、ぐりぐりと解した。その辺りが今日は痛むと姉に伝えた。
「今日は、首の解しをやってみよう。」と姉。

下半身からボールを使って体をほぐし、
後半、首を頭蓋骨の際に反ってボールを当てる。
「いててて、、、、キクゥ〜〜〜」😭 
割と時間をかけてゆっくり解した。

そしてちゃんと座り直し、姉の誘導と共に瞑想に入っていく〜〜。

瞑想中🧘‍♀️。。。

途中、ちょっとした機材トラブルあるも、25分間の瞑想をした。

どうだったかな?と声をかける姉。

機材トラブルはあったけど、それ以上に今日はなんだか入りが浅い。
センシティブに外の何かが気になってしょうがなかった。
目を閉じてるのに眼球は、瞼の中に動いているモヤモヤを追っている。
遠くの工事現場のドンドンと言う音や、チュンチュンと言う鳥の鳴き声に耳を澄ませていた。
いやいや、意識を呼吸に戻さないとっと頻繁に言い聞かせる。
途中、やっと落ち着いて呼吸に意識を置いたと思ったら、
トラックが通り、そして機材トラブルで、あれやれやと意識が飛ぶ飛ぶ。あ〜〜ん今日はなんだか落ち着いて呼吸に意識を置くのに苦労した〜💦 

姉:今日は、そう言う状態ってことだね。1日目が良かったから、つい比べてしまいがちだけど、そうではなくて、その日その日の状態を知るってこと。気持ちよく入ることもあるし、そうでない時もある。それだけのこと。

そうなのだ。今日は、なかなか忙しないマインドだったんだ。
でも、こうして日記をつけていて気づいたのは、首周りがとても軽くて左肩も軽い。体が解されている実感あり。

Day3: 姉のサポート無し1人での瞑想

今朝は、姉なしで一人の瞑想にチャレンジしてみる。
過去2日体験した中での体の解し方とサマタ瞑想を思い出しながらやってみる。

過去2日間は奥の和室でやっていたが、姉が、
「硬い床でやった方が、ボールがちゃんと筋肉に入っていくよ。」と言っていたので、今朝は薪ストーブ前の板の間でやることにした。準備として、薪ストーブにも十分に薪をくべ暖かくしておく。

早速、板の間で体をほぐし始める。まずは、直立に立ち、足の裏にボールを置き、力を入れながらゆっくり一番効くスポットを探す。探せたらさらに体重を乗せる。うぅ〜イタタタ〜。。。呼吸を忘れずに。
反対の足裏。
続いてふくらはぎ、もも裏、お尻、背骨沿い、首と順番にゆっくり時間をかけてうなりながら解していった。
やっぱり、硬い板の間は筋肉にボールが入りやすい。

さてと、そろそろ座るとするか。
座布団を折り曲げ、座り方を整える。
タイマーを取りあえず多めの35分にセットする。

ゆっくり呼吸を整え、
まぶたを閉じて行く。

スーーと息を吸いながら、上に向かって行く息と共に、背骨が一本積み上がっていく。頭のてっぺんから息が抜けて行き、胸が開く。

スーーと今度は息が下に下がって行く。
下に〜下に〜〜お尻の下から抜けて行く。
また息が下から湧き上がり、背骨が積み上がっていく。
呼吸に意識を置きながらこれを繰り返す。

薪ストーブからゴォ〜〜〜と燃える音が響き、
薪ストーブから感じる温とさに包まれるようで、安心感があった。
周りに意識がそこまで飛ばずに、呼吸に集中している。

後半になって、意識が時間を気にしだした。
意識が飛んでは呼吸に意識を戻したが、
あ〜〜もしかしてそろそろ浅くなってきているなっと感じ、
それから数回呼吸した後、ゆっくり瞼を開けた。
ゆっくり首を回し、体を捻らせ、
時間を見ると、25分間の瞑想だった。

この、板の間の薪ストーブ前の環境は結構気に入ったようだ。
瞑想をする上で、自分にとって安心感が感じられる環境と快適な温度も大事なんだな。
明日もここでやろう。


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