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家無し宿暮らしな「新生活」-Week1

私は、2018年12月から2022年11月24日まで、日本橋浜町にあるマンションの一室で、3歳年上の男性友人とルームシェア生活をしていました。

ルームシェア生活を終えて同居人は無事に浅草橋に引っ越し。無事にと言っても、彼もいわゆる普通のマンションに引っ越したわけではないのですが…。この話はまた後ほど。

同居人に関する記事はこちらにまとめていますので、お時間のある時にぜひ。カフェラテとの相性は微妙ですが、一人飲みの肴としては最高と自負してますので。金宮しか勝たんな金曜にぜひ。

さて、私はどうしたかというと、家無し宿暮らしを始めました。放浪と呼べるほどまだ転々とはしていないですし、なんなら生活圏は変わっていません。

現在は清澄白河の宿に泊まって暮らしています。

それまでは友人宅を転々としました。

Day1~Day12の様子

2・3日目は幡ヶ谷へ。

4日目に東東京に帰還。

そしていよいよ、清澄白河Lyuroさんでの宿暮らしが始まる…!

現在Day12、すでに一週間以上が経過しているが、ここまでをWeek1とさせていただきたい。というのも前居を出てすぐホステル暮らしを始めたわけではないのと、このNoteもシリーズ1つ目の記事となるためだ。シンプル言い訳がお好きでしょ?

観察と感想

プエルトリコ盲人との出会いは非常に興味深い。国境が開かれた現在という時点、そしてドミトリーでなければなかっただろう出会い。

いつしか葉は落ち季節は冬に

個人的にホステル暮らしに全く不便を感じていないどころか「掃除をしなくていい」「適度なノイズと緊張感」「室温が快適」など、これまでの生活よりも便利な点は多い(浜町ルームシェアでは、私の自室にエアコンがなかった)。

それに加え「なぜ人は部屋を借りるのか」という疑問さえ生じている。奇を衒い一般的な生活様式を蔑む意図はない。あくまで単純に不思議に思ってる、「わざわざ部屋を借りる必要はないんじゃないか」と、不思議に思っている。

行きつけの蕎麦屋さえ変わっていない
(福そば@人形町)

私だけでなく、家無し宿暮らしこそ向いている人って、案外多いんじゃないかと思う。自分だって始まったばかりのクセに強引ですけど、おすすめです!!!!!おすすめ度★☆★☆★☆★☆★

孤独についてはどうか。孤独の実質量は変わっていないと思う。というか、どのような生活、どのような人生であれ孤独の実質量は生まれた時に決まっているというのが持論。だから孤独だと感じることはない。ただそもそも、本当に孤独なだけである。孤独だと感じる場面はない。必要もない。

この新生活は、自分を見つめ直すというより街を見つめ直すという側面が強いのかもしれない。元々住んでいた街に、突然よそ者の体裁で泊まり始めたわけなのだから。

近所の銭湯は平日14時前に高齢者の行列が

また、ホステル暮らしを始めたことで、生活の本質が食べて寝ることだとも改めて実感した。あとはパソコンをカタカタ鳴らして文章を書き、コインランドリーがガタガタ揺れるのを見つめ、夜には酒を飲むだけなのだ。そして眠る。ガサゴソと誰かが荷物を整理するノイズの中で..。


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