信子SA

看護師 和服愛好家 枇杷とコジコジとDIR EN GREYがとても好き

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最近の記事

着物が好きなのに日常的に着れない理由

すごーく着物の生地や形、着姿が好きで 毎日でも着たい!ずっと前からそう思っているけれど、なかなか着れていない理由って何だろう?って考えてみました。 その理由は、大きく分けると4つあると思います。 ・手入れ 絹はクリーニング、綿とか麻なら洗濯機で洗えるけど・・・。 感染症が気になる最近は、清潔感が保てなかったらどうしよう・・・と思うことも。 昔は着物も下駄も家でメンテナンスするのが当たり前だったと思うけれど、技術や時間が無いばかりか、面倒を見てくれる手頃な値段のクリーニン

    • 分かち合うって人として大事だね

      先日、道の駅でトマトを見ていたら、 品出ししてたおばさんが「今届いたこのトマトすごい甘いんだよ。そこで作ってて、直売所ではすぐ売れちゃうの。よかったら食べてみてね。」って言ってね。 前に寄った道の駅でトマトは買っていたから、「さっき買っちゃったんだよな。でも美味しそうだよね。食べてみたいな。」っておばさんに言ったら、 おばさんが「そうなんだ。買っちゃった後なんだね。でも、色の薄いトマトなら、これから熟すから、長持ちするよ。でも、次に来た時もきっとあるから、無理しないで次で

      • PICU小児集中治療室スペシャル2024を見て新人の指導で思ったこと

        昨年放送されていたドラマPICU小児集中治療室が面白かったので、先日放送されていたスペシャルも録画して見ました。 何が面白かったって、安田顕の顔芸と、主人公の人としての成長と、命の重さや尊さが描かれているところ。 今回のスペシャルは、前回よりも一回り成長した主人公の姿と新人の指導に奮闘する様子が描かれていて、普段の病院での新人指導と重なるところがありました。 1番心に残ったところは、先輩の熱量は必ず新人に伝わるということかな。 熱量とは、仕事に対する思い・患者さんに対

        • 怒り方が分からない

          タイトルの通りなんだけど。私はあんまり怒ったことがなく、同僚に対してあり得ないことをされた時の反応に困ることがある。 感情的に怒る、ということができない。 というか、どうやって怒るの?という感じ。 だから、逆に不審がられることもあって。この子大丈夫かな、って。 もしかしたら、無意識で受け止め方を工夫して、傷ついたり争うのを恐れていたり自分を守っていたりという側面があるんじゃないかなと思うんだけどね。 どこかの本に書いてあったけれど、怒りって二次的な感情なんだって。

        着物が好きなのに日常的に着れない理由

          看護師のヘルスリテラシーとレジリエンスを考えたい

          ヘルスリテラシーとは、簡単に言うと自己管理をする時に必要な知識であったり、その知識を集める方法を知っていることである。 レジリエンスとは、簡単に言うと困難をしなやかに乗り越えたり回復する精神力のことである。 色んな仕事があるけれど、看護師の仕事は精神的にも身体的にも激務だ。 今でさえ労働環境にうるさくなったけれど、医者の無養生と言う通り、自分に対するヘルスリテラシーが低く生活環境が崩れている看護師は沢山いると思う。 医療を学んで人の看護をする立場なのに、ヘルスリテラシ

          看護師のヘルスリテラシーとレジリエンスを考えたい

          お別れホスピタルを見て

          NHKの連続ドラマ、お別れホスピタルを見た。 舞台は療養病棟で、主人公の看護師さんがいろんな形のお別れを経験して、死と向き合っていくストーリー。土曜の連続ドラマで、すごく見応えがあって「わかる!」ってなる部分が多かった。 印象に残ったのは、大切な人の生死の判断を家族が委ねられる場面。 夫が認知症になり人が変わってしまった。肺炎を起こして危険な状態に陥った時、妻がこのままでお別れしたくない、優しい夫のまま死んでほしいと願い呼吸器をつけた。 延命をしたのは自分のエゴだった

          お別れホスピタルを見て

          今日誰のために生きる?を読んで

          BOOKOFFで、話題作・新作コーナーがあって、お店によって置いてあるものが違うので必ず目に通すようにしててね。 たまたま、ひすいこたろうさんとSHOGENさんの「今日、誰のために生きる?」が目について。 まずそのタイトルが目について。 で、手にとって、エネルギッシュな絵に引き込まれて。中を読んだら自分に足りないものに出会えた感じがして、10分くらいの立ち読みだったけど嗚咽&ボロ泣きしました。 ある絵と出会って絵のルーツの村に訪れたら、遠く離れた国でまさか日本のルーツに

          今日誰のために生きる?を読んで

          倫理的にどうなの?って思うこと沢山あるよね

          病院では、患者さんの状態が急に変わり(急変)、もしかしたら死んでしまう可能性がある場合、家族に延命処置をするのか、どこまで治療をするのか確認することになっている。 急変時のコード(ABCDの四段階やDNARかそうではないかなどと表現する)があり、医療者はそのコードに合った対応をする。 医療側から見ると、患者さんの権利のためであったり、医療安全的に必要なんだけど、聞くタイミングであったり、聞き方によっては倫理的にどうなの?って思うことがある。 信頼してる医療者ではなく、初

          倫理的にどうなの?って思うこと沢山あるよね

          離島の保健師を読んで

          離島でのんびり穏やかに過ごす、そんな理想があります。そうしたら、看護師や保健師の資格を活かして暮らしていきたいなぁという夢があります。 でも、人や物が限られた場所だから、理想よりも厳しい環境なんだろうな・・。 離島や秘境に移住して失敗して戻るというのも聞いたことがあるし、ある程度下調べをして覚悟をして移住するのが必要なんだろうな・・。 実際のところは、どうなんだろう? 保健師として働くのって、自分自身もいろんなライフステージを経てからのほうが響く指導ができるのかな?と思うの

          離島の保健師を読んで

          コロナにかかって

          最近、今までコロナにかかってない人がかかってるな〜と思ったら、自分もかかりました。 鼻声になり、熱が出て、せきがでて、嗅覚が無くなり、倦怠感がでて・・・と聞いた通りの症状が一通りでましたが、もうすぐ目立った症状が出はじめて2週間。少しずつ、落ち着いてきました。 今年に入ってから、疲れが取れないな〜、ゲップがすごく多いな〜、やたら毛が抜けるな〜、相方の調子が良くなさそうだな〜と思っていたところだったので、いつからかかっていたのか、もはや分かりませんが。 目立った後遺症が今の

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          数値化の鬼を読んで

          私は今、5年くらい同じ勤め先で働いていて退職者がいない部署で有名だったんだけど、まあいろんな原因があって半年で10人くらい人が辞めて、人手不足で忙しい毎日を過ごしている。 そんなところで昇格の話をもらったけれど、自分に何が求められているのかな?と思っていて。もともと一人で淡々と働くタイプだから、皆を引っ張っていくとかそういう部分は未熟なところがあって。すぐに気質は変えられないから、今年はマネジメントの本をたくさん読んで、プレイヤーではなくてマネジメントの視点で人と向き合える

          数値化の鬼を読んで

          女としてプロであることってどんなこと?

          ブックオフで立ち読みした本に「女としてプロであること」という目次があって、惹きつけられた。 自分の魅せ方を知っている女・・・ 男性を立てられる女・・・ いつでも落ち着いている女・・・ 他にもあったかな・・・印象に残ってるのはそのあたり・・・ 女としてプロであることって、どんなことだろう? 女らしい、女を捨てる、ジェンダーの視点で言うと多様性の一言で片付けられてしまうのかもしれないけど、女性の一般的なイメージは簡単には覆せないもの。 体の作りのみならずDNAレベルに染

          女としてプロであることってどんなこと?

          患者さんのそばにいる者として

          同僚から、「ここの人たちって、○○だよね。」 という言葉を言われることが多い。 ここの人たちって・・・アナタもここに所属している、ここの人たちだよ!って思うんだけど、 私はここの人たちとは違う、という感覚ってどんな感覚だろう。 単に、職場の風土を指摘しているだけなのかもしれないけれど、周り回ってここに長くいる自分が否定されている気がするんだよねー。お前は何も思わないの?お前はどう思うの?って。 でも、もっとこうしたらよくなるとか、こういう風にしてみようよ!と自由にオー

          患者さんのそばにいる者として

          看護師の存在意義について

          看護師の存在意義は、戦争から始まっている。衛生観念が高く、医療の高度化が進む現代の日本の医療の中での看護師の存在意義はなんだろう? 日本は世界から見ても高齢化が進んだ国で。高齢化に対応するには、IT技術が遅れていたり人材が不足したりしている国で。 その中で、私が思う看護師の存在意義とは、高度な医療の補助と、他職種とのタスクシェア&人材の育成だと考えている。 高度な医療は、全ての年代にとって必要なもので、サービスを受ける人が物ではなく人である以上、その補助にあたる人がやは

          看護師の存在意義について

          着物で言う、綿と絹の相性について

          着物を普段着にしたいと騒ぎ始め早6年・・・ 色んな着物は集まったけど、着るタイミングが掴めなかったりしてなかなか着れ無い日々・・・ でも、袖を通して鏡を見るとほっとするんだよなぁ。 あー、落ち着くなぁ。 着物のどこが好きって、着物のフォルムが1番好き。 着物を着ている自分が、本当の自分な気がするんだよね。 この間、たまたまネットで「私の踊りのお師匠さんは、家では浴衣の上にウールとか紬を着てますよー」という投稿を見て。 えー、それ成り立つの!でも普段着だから別にいい

          着物で言う、綿と絹の相性について

          女であることを喜ぶという考え方

          女であることを良かったと思ったことはある? この間、産婦人科の先生が書いた本を読んでいたら、 生理が重い人というのは、生理を厄介者だと思っていると。 本来、生殖は喜びであり、生理も女の体だけが持つものである。よって、生理が来ることは喜びである。 女である事を喜び、女という性を大切にして生きよ。 という概要でした。(ざっくりだけど) これを読んで、凄い新鮮で。 確かに、この毎月来ている生理も、私が女だから起きている生理現象で、歳を取り、生殖の必要が無くなるといつか

          女であることを喜ぶという考え方