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着物が好きなのに日常的に着れない理由


すごーく着物の生地や形、着姿が好きで
毎日でも着たい!ずっと前からそう思っているけれど、なかなか着れていない理由って何だろう?って考えてみました。


その理由は、大きく分けると4つあると思います。


・手入れ


絹はクリーニング、綿とか麻なら洗濯機で洗えるけど・・・。
感染症が気になる最近は、清潔感が保てなかったらどうしよう・・・と思うことも。
昔は着物も下駄も家でメンテナンスするのが当たり前だったと思うけれど、技術や時間が無いばかりか、面倒を見てくれる手頃な値段のクリーニング屋が歩いていける場所に無いのが辛いところ。


・機能性


道歩きだけならまだしも、アクティブに着物で山登り、海で磯遊びは気が進まない。

途中で銭湯に行くのも気が引ける。

着慣れていなければ、一緒に出かける人を困らせたりイライラさせたりしてしまう。

例えば、歩くスピードや、食べるものやトイレ。混雑してる時は、さらに疲れる。

下駄で歩き慣れれば、どんな悪い道でも大丈夫だと思うけれど。
一緒に歩く人のスピードが早いと、サッサ歩けないと辛いかも。

温暖化で、夏着物や袷の着物を着なくなっているし着方を誤ると熱中症になることも。


・人付き合い


皆が洋服なのに、和服で集まると空気が読めない人だと思われる。
和服の人と浸透すればアイデンティティに変わるけれど、それまで時間を要する。

着物で行う習い事や集まりがあれば浮くことはないけれど。
着物姿の人と歩くのが嫌に思う人もいる。
着物でこないでねと言われても、それが私と通し、行く意志を持つ者だけが生き残る・・・。

・理想と現実


着るならきちんと着たい、けど動けば着崩れるのが当たり前。

お手入れが楽な木綿の着物はシワになりやすいからあまり好きではない。
着心地の良い絹の着物はシャッキリ軽やかで好きだけど、着ていく場所を選んだり、帯を選んだりお手入れが億劫。

着物をもてば、メンテナンスには必ずお金がかかるし、自分でやるなら手間がかかる。

着替えやヘアセットをサッとできればよいけれど、慣れないうちは時間がかかる。
半衿をかけるのも慣れるけど、洋服に慣れた今は面倒くさい。

コーディネート考えるの楽しいですよ。でも沼だし、センスが出ちゃうから、億劫になっちゃう。

楽しみながら、自分の帯結びやスタイルを見つける、長い目で見て自分の色やペースで楽しむ余裕が必要。
お金のかかる趣味だよねぇ。


以上、私が思う、着物なかなか着る気になれない4点です。


着物はあるんですよ。

でも、なかなか着ようと思わないと。


ね・・・。

振り返って見ると、機能性が引っかかる。
でも、それに勝るものがここにはある。


まずは、柄や生地が好きなものは残して、もう一度整理整頓かな。

全部ワンピースにリメイクしたら楽だろうなぁ。


いつかこの雑念を振り切って着れるようになりたい・・・。

のぶこ

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