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「スマホ脳(最終編)」比較は喜びを奪う。スマホで子どもはバカになるのか。【12日目】
こんばんは。レモンサワーが飲みたい。外は−1℃。プレミアムフライデー。さとうみです。
前回記事はこちら。
今日はスマホ脳、最終編です。
初回から人生の本質についた言葉が出てきます。
比較は、喜びを奪う。
セオドア・ルーズベルト(元アメリカ大統領)
最近SNSをみていて、同世代でも大出世している仲間、過去働いていた先輩が上場目指してバリバリ活躍していたりと、「すごいなあ」と思ってぼんやり、もやもや、悶々することがあります。
SNS、現代最強のインフルエンサー
人の脳は悪い噂が好き、ネガティブなニュースはポジティブなニュースより7倍拡散されることは、行動心理学界隈では有名な話ですよね。
本来人類が始まって、20万年のうち9割以上を占める狩猟採集時代は、人生で150人程度のコミュニティで生きてきたといいます。
兼ねてから、人は承認されることを求めて生きてきました。なぜなら、コミュニティに属せないこと=死を意味するからです。マンモスを一人で狩ることはできません。必ず仲間とともに狩をします。その仲間から追放されることは、命をつなぐ食を絶つことに繋がります。
代々受け継がれた承認欲求。これが、150人程度だったのが、今や、何百万人を相手に「自分を承認してくれ...!!」とアピールすることができるわけです。
逆にこれによって、比較することもできてしまいます。今までクラスメート程度の比較対象が、何百万人。インスタグラムを見れば、キラキラした旅行の写真、かわいいお顔、ボディ。ああ、自分って最底辺なんじゃないか。
とこうなってしまうのがスマホ、SNSの罪の一つだ、と筆者は言っています。
そう、たまにはデジタルデトックス、スマホをおいて、目の前のこと、趣味に没頭する、家族とゆったり話す、コーヒーを落ち着いて飲んでみる、のはいかがでしょう。と自戒。
バカになっていく子どもたち
うちでは子供達が使うデジタル機器を使う時間を制限している
スティーブ・ジョブズ
スマホの生みの親がスマホを制限しているのは説得力の何者でもないですね。我が子を見ていても、無限にYouTubeを見てしまうので、時折タブレットやスマホを隠すということを行っています。
スマホは、報酬中枢を刺激するように設計されているので、過度にドーパミンが出てしまうようです。特に寝る2時間前は要注意ですね。
スマホを手放したら成績アップ、若者はどんどん寝れなくなっている、などのデータが示されていますが、一方のその逆のデータ(スマホで成績アップ!)もアリそうですし、実際まだスマホが普及して10年程度、実際その功罪はわからないことが多いのですね。
さて、今までスマホの悪にばかり取り上げてきましたが、(私ではなく、筆者が)最後に、どうこのストレスを解消すればいいかの解が出てきます。
それは、
適度な運動
です。ええ、これだけ。なんです。どれくらいかというと、ほんの6分間の運動でも、それを毎日続けたことで、集中力効果がアップしたという研究結果があります。
1日45分を週3回となるとハードル高いですが、1日6分なら、軽いジョギングでなんとかなりそうな気がしてきました。
スマホが進化しすぎたせいで、それが人々の多くの命=時間を占めるようになって、運動時間も減っているといいます。
意識を少しだけ、健康、にずらして見ることで、明日からの生活が、より良くなることを期待して。そもそも、スマホは、人間の生活を豊かにするために生まれてきたものですから。
きっと共存していけるはず。というか共存せざるを得ないでしょう。一度手にした便利さは、手放すことはできないのです。
まとめると、SNSを見るときは、比較をしない。寝る直前は、スマホを手放す、時間を決めてスマホを触る、毎日少しの運動をする。何より、集中力を大切に、自分が集中したい仕事、趣味、タスク、家族との時間に全集中してみること、それによって今以上の豊かな生活を送ることができるということでした。
ではでは、「スマホ脳」はこれにて。また明日。
さとうみ
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