見出し画像

自然に有用はない。

こんにちは佐藤です。今日は『老荘の言葉』から、
「自然に有用はない。」という言葉を紹介します。

「鳴くこと能わずを殺す。」(山木)
 役に立っても立たなくても。

アヒルが料理に出されることになった。
よく鳴くアヒルと、鳴かないアヒル。
結局は、鳴かないアヒルが殺された。

ここで、よく鳴くから得をした、生き延びた、
と思ってはいけない。

荘子は、
鳴こうが、鳴くまいが関係ない、と言う。
自然(この世)には、役に立つ、役に立たない、
という発想は無い、平等だと言う。

No.94 「自然に有用はない。」


【老子・荘子の言葉まとめ】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?