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起業家に必要なこと「未来を、現在のようにイメージする」

起業家(または起業を目指す人)にとって大切なことの1つが「未来を現在のようにイメージする力」ではないかと思う。

起業するという事は「未来に起こり得ること」または「目標」に対して現在から粛々と準備を始めていく必要がある。2年後、3年後に向け「現在は存在しないもの」にリアリティーを持って努力を積み重ねていく事は、これはこれでなかなか難しい。

「そんなことやっても意味ないよ」

などと、言われたりもする。実際に私も言われた。
現時点で存在しない仕事に取り組んでいるのだから、理解されないことは当然である。でもそこに「必ずこれは数年後に必要になるものだ」というイメージがあるから、起業家は突き進んでいけるのだと思う。

そして少なくとも私が出会ってきた起業家で、ゼロから業績を伸ばせた人たちは「3年後の未来を、現在のできごとのようにリアリティーを持って取り組める」人たちだったように思う。

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ところが、これは私自身も体験したことなのだが、実際に起業してみると「イメージできる未来の時間」がどんどん短くなってくる

最初は3年後を見ていたのだが、それが1年後になり、12ヶ月後になり、半年後になる。そして最終的には「今月の支払いどうしよう」と、1ヶ月先の未来しか見えなくなってしまう。そしてこの「未来の時間軸」は、じわりじわりと短くなっているので実感がない。気がついた時には「1ヶ月先」にまで短くなっている。

先日、ある起業家志望の人と話をしていて、ここに書いていたことに気がついた。自分自身が「1ヶ月後の未来」しかイメージできない状況になっていたのだった。

未来は「誰もまだ見たことがない」世界だから

これから起業を目指す人は、「今やらなければいけないこと」と「数年後に実現したい事」両方のイメージを大切にしてもらいたいと思う。

数年後の未来は必ずやってくる。それはまだ誰も見たことがない世界だ。見たことがないのだから、完璧な予想はできるはずがない。どのようなイメージを描けるかそして今それに向かって何ができるのか。その力を大切にできることが、起業家として未来を作っていく力の源なのではないかと思う。

・佐藤のtwitter ↓


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