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パイオニアでちゃんと勝てるチャンドラ バーンを組みたいと思います その10

以前の記事で紹介した通り、チャンドラ・バーンの対パイオニアデッキとのデビュー戦は探検アブザン/アマリアコンボでした。BO3で2回対戦したのですが、1-2、0-2と2連敗を喫しました。その対戦から感じたチャンドラ・バーンの強みと改善点を反映してデッキ調整をしたので、リベンジマッチでその成果を検証です。ちなみに前回の対戦とその後のデッキ調整についてはこちらの記事をご確認ください。

今回は勤めている会社のMTG仲間に探検アブザンを使ってもらって、私がチャンドラ・バーンを使ってBO3で対戦しました。結果としては2-1でチャンドラ・バーンが勝利しました。

1T古参兵→2Tアマリア→3T野茂みで3Tキルの探検アブザン

1戦目は後手スタート。対戦相手が1ターン目に《月皇の古参兵》を出して、2ターン目に《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》を出すという黄金ムーブをしてきたので、こちらの2ターン目は構えることはせずに《チャンドラの勝利》でアマリアを即除去。アマリアの探検で土地を手札に入れられても嬉しくないですからね。相手の3ターン目で《野茂み歩き》と《陥没穴の偵察》が出てきたので、日和って除去の対象を古参兵にしてなくてよかった〜という感じです。返しのこちらの3ターン目で《神々の憤怒》を撃って全体除去。4ターン目に相手が展開したクリーチャーは《野茂み歩き》1体だけで土地も伸びなかったことと、こちらの手札に除去カードが尽きてしまったことから、相手の5ターン目にコンボパーツが揃わないことを願いながらこちらは《炎の侍祭、チャンドラ》を戦場に出して[0]能力を使って忠誠度を+1しました。相手は《救出専門家》で墓地からアマリアを釣ってきましたが、ライフゲインも探検も発動しなかったのでコンボはスタートせず。返しのこちらのターンで侍祭チャンドラの[-2]能力で墓地にあった《神々の憤怒》を使い回して、改めて盤面をリセット。相手のキーカードを追放することができたので、墓地からクリーチャーを戻す《戦列への復帰》などを手札で腐らせることができました。この後もクリーチャーをうまく除去しながら他のチャンドラを出すことで勝ち切ることができました。

神々の憤怒を炎の侍祭、チャンドラの[-2]能力で使いまわせるのは強い〜

2戦目はサイドボードから《削剥》を2枚と《無頼な先導者、ティボルト》2枚をIN、替わりに《チャンドラの火炎猫》2枚と《カラデシュの火、チャンドラ》1枚、《炎の触媒、チャンドラ》1枚をOUT。《削剥》を除去として増やしたのと、ティボルトの常在型能力でライフゲインをできなくすることでコンボを機能不全を狙います。除去を増やした分、チャンドラ限定のマナクリーチャーは動きを弱くするので火炎猫と、動きの遅いクリーチャーチャンドラ、6マナチャンドラから1枚を外しました。

今回のサイドボーディングは除去の追加とライフゲイン阻止用のティボルト

2戦目も増やした除去カードもあり、コンボパーツが揃わないように相手のクリーチャーを処理していたのですが、《集合した中隊》で当たりを引かれてコンボが決まってしまいました。インスタントで動ける《召喚の調べ》や《集合した中隊》はやはり強いですね。3戦目はクリーチャーを処理しながらサイドインしたティボルトを戦場に出すことができたので、相手のコンボは動かなくなり、有利に対戦を進めることができました。相手は除去としての《スカイクレイブの亡霊》を引くことができなかったので、そのまま押し切って勝つことができました。

運不運はもちろんありますが、デッキ調整によって前回のように一方的に負けるということはなくなったと思います。とりあえず後手番で2本取ることができたのは自信になりますね。とりあえず現環境で探検アブザン戦に対する追加のデッキ調整はしなくて大丈夫そうですが、プレイしながらサイドボードに採用している緑への色対策火力である《バーニング・ハンズ》の使い道がほぼないというのを感じています。環境には緑のタフネス6以上の大型クリーチャーの目立った採用がないことを考えると、《バーニング・ハンズ》の1枚をチャンドラが場にいることで5点火力に変化する《チャンドラの勝利》の4枚目に差し替えた方が柔軟性が高いかなという判断です。ということで、本当にちょっとだけ修正したデッキリストがこちらになります。

デッキリスト

プレインズウォーカー(17)
4:《勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill
3:《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
3:《炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame
2:《炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan
2:《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
2:《希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon
1: 《炎の触媒、チャンドラ/Chandra, Flame's Catalyst》

クリーチャー(5)
2:《チャンドラの火炎猫/Chandra's Embercat
2:《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》/《踏みつけ/Stomp
1:《カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh》/《燃え盛る炎、チャンドラ/Chandra, Roaring Flame

アーティファクト(3)
3:《チャンドラの調圧器/Chandra's Regulator

ソーサリー(10)
4:《夜を照らす/Light Up the Night
4:《神々の憤怒/Anger of the Gods
2:《集団的抵抗/Collective Defiance

インスタント(3)
3:《チャンドラの勝利/Chandra's Triumph

土地(22)
15:《山》
4:《次元間の標/Interplanar Beacon
2:《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
1:《反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defiance

サイドボード(15)
2:《無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator
2:《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary
2:《減衰球/Damping Sphere
2:《丸焼き/Fry
2:《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern
2:《削剥/Abrade
1:《カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh》/《燃え盛る炎、チャンドラ/Chandra, Roaring Flame》
1:《チャンドラの勝利/Chandra's Triumph》
1:《バーニング・ハンズ/Burning Hands

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

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