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物事を学ぶのには適切なタイミングがある

※ 以下は音声の書き起こしを、ChatGPTを用いて書き言葉に校正したものです。

確かに学びには適切なタイミングがある、と哲学者ゲーテが言っていたと思います。それが本当にその通りだと思っています。

これは個人的な話ですが、自分が何かを考えたり勉強するとき、物事の原理や理由、つまりその根本を追い求める方向に走りがちです。一方で、「これを何に使えるだろうか?」という応用の方を考えることにはあまり興味がありませんでした。したがって、学問の分野で言うと、「理系」、つまり科学の方が好きでした。どのような法則が存在するのか、それがどのように働いているのかを考えるのが好きでした。

一方、エンジニアリングの方にはあまり興味がありませんでした。例えば、「この反応を使って製品を作ってみよう」や「これで電力を発生させてみよう」といったアプローチにはほとんど興味がありませんでした。それは、いわゆる「文系」の学問、特に人文科学に対する自分の興味傾向を反映しています。

例えば、哲学や文学などは、人間がどのような存在であるのか、言動の背後にどのような心理が存在するのかを考えるのが好きでした。一方で、経済学や経営学などの「社会科学」にはほとんど興味がありませんでした。

それは、応用の視点、つまり「なぜその現象が起きるのか理解した上で、最終的にどのような結果をもたらすのか」といった側面が重視されるためです。

しかし、最近は自分自身が仕事をするようになり、どういう事物が何に使えるのか、人々はどのような行動をとるのかということを考える環境になってきました。それに伴い、応用の側面にも興味を持ち、勉強するようになってきました。

ですから、自然現象について原理を考えるだけでなく、「これは何に使われているのだろうか?」という視点も持つようになりました。同様に、人の行動についても、「何が原因なのだろう?」という根本的な問いだけでなく、「結果として何をするのだろう?どのような傾向が見られるのだろう?」という視点を持つようになりました。

この視点の変化は、例えば5年前や1年前の自分には無理だったと思います。強制的にそれを勉強させられても、ほとんど何も身につかないでしょう。しかし、今は自分で主体的に勉強していて、だからこそ理解できるようになったと思います。

これは自分だけの話ではないと思います。学校で科目を教えられる際、国語や算数、理科、社会、英語などが強制的に教えられ、テストを受けさせられる。しかし、興味がない、何のために学んでいるのかわからない人にとって、それらはほとんど身につかないでしょう。

だからこそ、必要性と興味を感じるタイミングが重要なのだと思います。

例えば、日本で生まれ育った人ならば、日本語の読み書きの能力を養いましょう。また、現在の状況を考えると、英語や算数・数学の能力も習得しておきましょう。それらは学習の基礎となり得るからです。とはいえ、ある程度のレベルに達した後は、必ずしもこれ以上の深掘りを求められるわけではありません。しかし、それ以外の項目も、選択肢としては存在します。

私の意見としては、真剣に学びたいと思う人、学びたい気持ちがある人だけが学習すればいいのではないかと考えています。やる気がない状態で10年間勉強するより、やる気がある状態で3ヶ月学んだ方が、学習量は確実に多く、理解も深まると思うのです。

実際、私の身の回りにも、算数や数学が苦手で、まったく身についていないと感じている人が多いことに驚きました。

しかし、本来であれば、小学校一年生から始めて、小学校6年間、中学校3年間、さらに高校3年間で、少なくとも10年以上の時間を学習に費やしているはずです。にも関わらず、「ほとんど何も身についていない」というのは、なんとも悔しいことです。それだけでなく、その学習時間が苦痛で、結果として何も身につけられなかったというのは、非常にもったいないことだと思います。

興味のある、好きなことを学んだ方がよかったのではないでしょうか。もちろん、簡単な足し算引き算くらいはできた方がいいとは思います。しかし、一定のレベル以上のことを学ぶには、本人がやる気にならないと無理なのではないかと思います。

私個人としては、上からの強制は最小限に抑えるべきだと思っています。その理由は、押し付けられた勉強に対してやる気がないと、結果的にほとんど身につかないからです。

私自身の例を出しますと、これまで音楽にはあまり興味がなく、聞くこともなければ歌ったり演奏したりすることもありませんでした。しかし、最近になって「歌を歌えたら楽しいだろう、気持ちいいだろう」と思い始め、独学で歌を学ぶようになりました。その結果、確実に歌が上手くなってきました。

その方法は、YouTubeを見たり、色々と調べたりすることで、自分で学習するようになりました。これは、これまで学校で音楽の授業を受けてきたよりも、この一年間の学習量や身についた度合いがはるかに上回っていると感じています。

学校の音楽の授業は、実技だけでなく、作曲家や音楽史などの理論も含まれていました。しかし、それに対してあまり興味がなく、その時間は自分にとってほとんど意味がありませんでした。

音楽が好きでやる気があった人にとっては、その時間は意味があったかもしれません。しかし、私のように、興味がない人にとっては、適切な学びのタイミングが重要だと思います。

現在の教育システムでは、一律に30人、40人の生徒に教える形が取られています。しかし、それは明らかに非効率で、生徒の興味や学びたいものは人それぞれ異なるのです。

何度も指摘されていることですが、やはり、学びたい時に、学びたいものを、学びたいだけ学ぶという形が最適ではないでしょうか。それが、各人の学習に最も効果的だと私は思います。

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