見出し画像

高畑勲と会う(この話は夢ではありません)

ロシアアニメ作家の対談を聴きに


上のイメージ…かわいすぎですよね。
 
感動してしまった作品を作る作家の講演に行く
 
イギリス留学前に僕は公園で絵を描いていた。「似顔絵を描きます」「イギリスに留学します」と看板に書いて。
中学の時から今までのイギリスに憧れを持っていたきかっけを思い出していた。 
 
ときどきおねーさんたちが止まって、絵を描いてほしいとをお願いする。
 
今はこんなことできないと思います。(路上で物売ったりとか…つまらない世の中になった。ロンドンも同じく。 しかしこれは1950年代の話ではないです。)
 
我にかえると。女の子が目の前に現れ、ノルシュテインのオオカミの絵をみて。話しかけられた。
 
「あーー、狼さんだー」
 
と僕が描いた、ノルシュテインの狼の絵を見て、楽しそうに優しそうな不思議そうな女性が指を指していう。
 
「ユーリ・ノルシュテインさん、今日本に来てますよ」 と言った。 
 
「ええ? いま日本にいるんですか?」
僕は突然すぎて驚いた。
ノルシュテインなんて日本国では誰も知らないと思っていたし、ましたや、公園でそんなことを言われるとは思ってもいなかった。
 
彼女に聞いたらノルシュテインがラピュタ阿佐ヶ谷という所で講演などやっているらしい。
 
ノルシュテインを知ってる、この女の子に興味心身であったが、彼女はただたんたんと話す。彼女は妖精の様にどこかへ静かに消えて行き、それ以降彼女には会っていない。
 
そこで僕はラピュタ阿佐ヶ谷というところを調べた。 
 
運の良い事に彼はまだ日本にいた。
 
そしてぼくら家族共々で一緒にイベントに行ったのである。(父抜きで)
 
まさか間近で彼を見ることができるとも思いもしなかった。
 
昔衝撃を与えてくれた作家が日本にいるなんてラッキーだと思った。 
 
彼と高畑勲の対談を見に行く。
 
幸いノルシュテインを知っている人は少なく(今でも)会場は少人数だった。
 

よろしければサポートをお願いします。 これからの活動に役立たせていただきます。