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錆びた巨大な鉄扉が現われる

On set

大きなさびた鉄扉から50mほど離れたところで僕らは撮影していた。 猟銃のようなものを持ってるものがいる。セキュリティーだろうか?

僕らは特別、そして僕は特別であるという錯覚を抱く(撮影されているときはそういう気分になる)。


スタッフは2人くらいで、もう一人撮影されているモデルか俳優がいる(女性?男性?)。


グリーンスクリーンのようなものを背景にまたさびた鉄など出来たガラクタの前で撮影をする。 後ろはアルプスのような山が聳え立つ。


すこし映画の中にいるような不思議な世界だ。


鉄扉からは新しい俳優、スタッフがときどき潜り抜けてやってくる。 面白いことにその鉄扉の両隣(鉄扉は幅10mたかさ20mほどある)にはなにも壁がないので鉄扉を通る必要はないはず。彼らは通り抜けるこちらに向うが、また扉の向こうにいくのか、現場はいっこうににぎやかにならず数人体制で撮影される。


鉄扉の表にむかって左側のおおきな場所にぼくらはうつる。 暗いデパートの中。また撮影だ。


僕はなにかオーディションをさせられているようで、即興でスタッフ(?)と話さなくてはいけなかった。僕の役がわからず(スタッフとしての役にも思えた)、何をしたらいいか戸惑う。


あとで「なんでもっとあの人しゃべらなかったのかしら」と馬鹿にしたように後ろから言われる。


「サトシはAgelessらしいよ」 「でもうちらのなかで一番年取ってんだおもう」とまた馬鹿にしたようにいった。 まるでみれば年取っているのがわかるかのように。


そこに合気道でいっしょにいるN.K.もいた。 彼女がはなしていたのか、とにかく彼女にも馬鹿にされたように感じる。



Happiness: 3

Reality: 3

Keyword:シュールな世界、女性、スタッフ、撮影、大きな扉、山、不安、馬鹿にされる、歳、時間、不安

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