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noteはじめました〜QOOL向上のための記録

【QOOL】

「QOOL(Quality of Otaku Life)」は、しばしば「オタ活の質」と訳されます。もっぱら趣味の分野で使われ、心の療養しているオタクが身体的、精神的、社会的、経済的な面で、納得のいくオタ活を維持していくことを目指す考え方です。いつかは趣味分野にとどまらず、一般的に「物理的・精神的な生活の豊かさ」を指す言葉になればいいな…と筆者は思っている。

【僕のオタ活のスタイル】

 どうもこんにちは。さとしです。
 noteはじめてみました!とは言っても、アカウントは前から持っていたのですが…どうも書いた記事がピンとこなくて、作っては消しを繰り返していました…。そんな創作と言えるのかもわからない作業とリセットを繰り返す中で、自分自身への解像度が上がった箇所があります。(話は脱線しますが、『解像度』って言葉、最近オタク界隈で流行っているんですかね。僕は推しメンへの解像度が低いと言われたら泣きながら逆上するタイプです。)

「あ、俺って渾身の1作を捻りだす集中力はないんだ!」

 道理でツイッターのツイートも多いわりには、1ふぁぼや2ふぁぼ、酷いものでは0ふぁぼの独り言が連なったプロフィールだなぁと。そもそもこの『質より量』という僕の性質はオタ活の参加スタイルにも表れていました。かつて僕は某ギリ地上アイドルのオタクでしたが、その参加の仕方は『とにかく全通』。その一本槍で数々のライブや接触という現場を乗り越えてきました。

 今では天空アイドルのオタクに転生して、全通はできなくなりました。(チケットの確保やら、接触イベントへの配分やらで全通には程遠いのです。)それでもやはり『質より量』の傾向はは変わらないようで…。推しメンからのトークアプリへの返信は、レターとXでのハッシュタグポストの全レス方式です。面白い工夫を凝らしたナニカを時々ヒョイと送ることは苦手です。『三つ子の魂百まで』とはよく言ったもんで一度身につけたスタイルはなかなか変えられないようです。ということで僕は天空オタクになっても、オタ活の質を上げられず、その摂取とコメントする量によって幸福感を底上げし続けながらオタクをしているのでした。

【こんな感じでポストを連投しています‥。】

【子ども部屋おじさんの僕に訪れた転機】

 プライバシーの保護に鈍感なので、Xでもちょこちょこ投稿していますが、先日引越しをしました。この歳まで…ということもあり恥ずかしながらですが、本格的な独り暮らしはほぼ初めてに近い経験です。引越しをすると環境がガラッと変わります。それによって「僕の意識も変わった…!」ような気がしています。

 永らく離れていた自分の部屋というモノを手にして、まず感じました。
「なんでも自由にできるって最高やん!」
とにかく部屋のカスタマイズが楽しいこと楽しいこと。この記事のヘッダー画像にも設定していますが、『365度どこからどうみてもオタク』という部屋を着々と作り上げつつあります。

 そしてさらに思ったこと。「時間がいくらあっても足らん!」
そう。自由にできるってやりたいことをなんでもやっていいのです。やりたいことは無限に増えていきます。たとえば保存用、布教用、閲覧用の3冊購入した雑誌をPDFとして取り込んで、スマホやタブレットで閲覧できるようにしたいし。壁に貼ったポスターの折り目を伸ばす作業もしたいし。直筆の手紙を書きやせんのに買った便箋の有効活用のためにも、直筆のファンレターもそろそろ書きたいし。接触レポの保存先を整理整頓して時系列順に並べて見やすくしたいし。とにかくやりたいことが無限に湧いてきて、「時間がいくらあっても足らん!」のです。

【推しメンの解像度より部屋の改造度を上げる日々】

【オタ活に使える時間ってどんなもんだろ】

天空アイドルは参加できるライブの回数が、地上地下に比べて少なくなりがちです。
その代わりにテレビやラジオ出演、雑誌媒体への掲載、メッセージアプリやブログ、instagramのようなSNSの更新など…現場に行かずとも楽しめる、いわゆる『在宅コンテンツ』がとても充実しています。
 もちろん現場に行ってお金を落とすことはアイドルの応援にとって、とても大切なことですし、オタクを続けるモチベーションを上げるためには必要不可欠な要素です。
現場なくしてオタクはできないなと思うので、これからも現場には行ける限り足を運ぼうというつもりでいます

 しかしながら、普段の生活のことを考えてみましょう。1日のうち10時間程度は仕事や学校・それに伴う通勤・通学のために外にいますね。僕の場合都心から自宅が遠いため12時間は外にいます。8時間は仕事をしているとして、外にいる間の通勤の往復4時間程度も、スマホがあるおかげで外出先でオタ活に費やせるようになりました。便利な時代になったものです。
 では1日の残りの、12時間はどこへ行ったのか。「残りの12時間は現場で楽しみます!」となれば非常に素敵なことですが、そこまでハードに生きられるとように人間はできていません。現場の平均回数は多く見積もっても週に1回程度かと思います。つまり平日5日間の1日の半分12時間程度は家にいることがほとんどなのです。そして、12時間家にいて12時間オタ活をできるかというとそれも違います。いくらやりたいことを詰め込んだとしても6〜8時間程度は睡眠が必要です。つまり家で1日にオタ活に費やせる時間は外にいる時と同じく4時間程度ということです。

 以上から平日にオタ活に費やせる時間は8時間程度。週でいえば40時間程度です。休みの日は週に1回現場があって、外出中の12時間オタ活ができるとします。すると1週間でオタ活ができるのは52時間。1週間は168時間なので、1週間の31%はオタ活に時間を費やせます。
 しかしこれは理論上の話です。そんなにオタ活ばかりしていれば、疲れてしまうし実際にはそんなにオタ活ばかりしていないのが実情でしょう。しかしながら『時間があれば全てオタ活に費やしたい』と思ってしまうのがオタクの性です。人は同じことばっかりしていると疲れてしまうし、義務感に苛まれます。それは健全なオタ活のためにとてもよくないことです。

【ずっとオタ活なんてしていられない。だけどもっとオタ活をしたい】

 「オタ活ばかりしていると疲れてしまう。」と言いましたが、本当にそうなのでしょうか。近年はオタクの間口が広がり、多くの人がオタクを自認するようになりました。そのために一口にオタクとはいっても、ヘビーからライトまであまねくオタクが存在しています。ライトなオタクは「俺っちオタクで〜す」といいながらもリアルも充実していて、休日は彼女や家族とショッピングを楽しんでいるような人種です。会話していると胃もたれがするようなヘビーなオタクの中には、『好きなことならばいくらでもしていられる。』という人種がいます。過去に言われていたような、従来のオタクとはそういった人種なのではないでしょうか。好きなこととなると無限の活力が湧いてくる。それがオタクの本来の性であり、『時間があれば全てオタ活に費やせる』のではないでしょうか。

  本気で『持てる時間を全てオタ活に費やす』としたら、まずは脳内のなるべく多くの範囲を推しに割くことが必要です。このためには莫大な時間が必要だと思います。まぁこんな変態的なnoteを読んでいる変態オタクの皆さんは、習慣的に莫大な時間をオタ活に費やしているであろうし、既にその脳内は推しメンで満たされていることかと思います。これが出来れば仕事中であろうが推しメンのことを考えて、ある種のオタ活が仕事をしながら完遂できるでしょう。それに推しメンのことをずっと考えていれば、推しメンが夢に登場して、睡眠中にオタ活をすることだって可能です。
 以上のように24時間オタ活をすることは重度のオタクにとっては案外易々とやってのけられることです。しかし、オタ活にも挫折が存在します。思ったようにオタ活が楽しめずに、徐々に推しから距離を置いてしまうということもあるのです。

【強くなりたきゃ解像度を上げろ】

 これにはオタク特有の不器用さをはじめとする様々原因があると思うのですが、1番の問題は冒頭に軽く述べた『解像度』の低さが原因なのではないでしょうか。時間をかければ一般的に解像度は上がっていくものです。イラストだって丁寧に描けばそれなりのものができるようになっていきます。しかし、そこに時間をかけることが案外難しい、習熟して上達するようになるまでに、うまくいかず挫折してしまうパターンが多々あるのです。それに時代はデジタルです。デジタルを活用し、時短でその習熟度を飛躍的に上げていく人に囲まれては、『自分には才能がないんだ』と早い段階で諦めてしまう人もより多くなります。現代においては、時短で飛躍的に『解像度』を上げることがオタク諸君にとっての急務なのです。デジタルにおいての解像度の向上のためにはスペックが必要です。スキャナはどれも同じくらい早く画像を取り込むことができますが、その解像度はスペックに依存します。

 ここでいう実際の画像の解像度はあくまで例えです。ですが、推しメンのことを理解し、それを言語化する、推しへの解像度は脳のスペックに依存するでしょう。「俺は脳のスペック低いから無理だ。」そう諦めかけた皆さんに朗報です。『脳のスペックは日々の鍛錬で向上します。』しかし脳のスペックを向上させると一口にいっても、脳は20歳を過ぎると年々衰えていくものでもあります。ですが、こと脳を活性化させる勉強に関しては、努力に対して公平に結果が出やすい分野なのではないでしょうか。
 ただ勉強についても、努力しても結果がなかなか出ないという人がいるのも事実です。ここでまた冒頭から引用、これこそ『量と質』の関係です。一般的に量をこなせば、基本的には質は向上する傾向にはあります。しかし勉強には英語の文法や数学に公式があるように、決まり事を正確に理解する必要があり、そのやり方を間違えると、一向に結果が出ません。勉強は『質より量』ではありません。同時に『量より質』でもないと思っています。『質も量も大事である』。これこそが解像度を飛躍的に向上させる近道なのではないでしょうか。

【さとし先生の次回作にご期待ください】

 ということで、僕は今後のQOOL(Quolity Of Otaku Life)向上のため、従来苦手だった『品質の向上』に取り組もうと思います。こんな長文を読んでくれるここまでの長々とした件を読んで下さった皆さんは、もう僕の大切なオタク仲間です。これからも切磋琢磨して、お互いにQOOLを向上させていければと願っています。
 そして最後に断りを一点。これは何の文献資料も参考にせずに書き上げた僕の持論に過ぎません。全ては仮説であり、主観的かつ独断的な視点で持論を展開しています。間違っていると思う点があればぜひご指摘ください。
 さらに、僕はオタク以外の趣味に関しては重度の飽き性です。このnoteでQOOL向上のための記録を残して行こうと思っていますが、それもいつまで続くものか…。ただ皆さんの応援の声があれば、かなりモチベーションを上げる糧になります。コメントを残せとまでは言いません。せめて「スキ」のアイコンをクリックだけでもしていただければ励みになります。
 ということで、さとし先生の次回作にご期待ください…。

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