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ウン年ぶりの主著論文 ー経過その2
【前回↓】
レビュワーは皆、ポジティブな反応。
興味から尋ねられている点に関して、簡単な追加実験をして返答するということでボスと同意。
さて、追加実験。
レビュワーの要求があまりspecific ではなかったこともあり、自主的にいくつか条件を振ってやってみることにした。
全データが揃えば、おそらくoverkillになる。
ところがどっこい。
目論見通りのデータが出たのは、4条件中1条件のみ。
他の3条件は、明らかに実験の失敗。
もちろん「失敗」というのは、「自分の仮説と違う結果が出た」ということではなく、「コンタミした」とか「微生物が育たなかった」のように、原因が明確で、議論する余地がない類のやつ。
(単に「思っていた・望んでいた結果と違う」場合は、「仮説を否定するネガティブなデータ」ではあるが、「失敗」ではない。これ、大事。)
さて、失敗した3条件をもう少し詳しく解析してみたところ、
何やら面白いコトが起こっているような…?
何かしらの形で、これも報告できれば良いのだけれど、
論文にするほどかどうか。。。
それよりも問題は、うまくいった1条件のみでレビュワーがhappyになってくれるかどうか。
私が当該レビュワーだったら、「まぁ、最低限は満たしているものの、神対応感はないなー」と感じると思う。
というわけで、失敗した3条件(のうち少なくとも1条件)に再度チャレンジしようかと。
問題は、再投稿の期限だ!
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