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研究スタイル即是クライミングスタイル、クライミングスタイル即是研究スタイル
先日、研究者とボルダリング(クライミング)の相性の良さに関して記事を書きました。
今回は、「その中でも、人それぞれ個性が出るよね」っていうお話。
布教の甲斐もあって、現在、我がグループ(十数名)から私も含めて5人のメンバーがコンスタントに登っています。
他に体験済み(=継続しなかった)なのが、2-3人。
ちなみに弊部署(約70名)で見ると、計10人くらいが登っています。
あまりに弊部署のメンバーが多いので、ジムスタッフにしばしば、「今日はここで研究ミーティングするのかい?」と言われます(笑)
さて、職業柄(?)、筋骨隆々なタイプはあまりいないので、パワー系クライマーよりも、頭脳・テクニック系クライマーが多いイメージなのですが、
その中でも登り方や課題への取り組み方に個性があって、その個性が不思議と研究スタイルと似通っているなーと最近思いました。
(当たり前?)
例えば、遺伝子組み換え系実験をやっているポスドクは、
クライミングもじっくり考えて、step by stepで堅実に取り組んでいる気がします。
また、人を観察したり、「どうやるのか説明しろ」としつこい(誉め言葉)のもこのタイプ(笑)
一方で、研究テーマが迷走しがちな博士学生は、
クライミングでも、あの課題もこの課題も気になって、手を付けてはすぐに諦めを繰り返していたり(ただし、まだ始めて間もないせいもある)。
個人的には、クライミングは仕事の合間の趣味や息抜きとしてのみならず、
諦めない、考える、試す、観察する、などなど、研究に必要な習慣を鍛えるのにも役に立っている気がしています。
同僚たちの研究にも、いずれクライミングで鍛えた何かが役に立つといいですね。
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