見出し画像

入社3カ月で某テーマパークの接客MVPに輝いた話


はじめに

本記事では、入社3カ月で某テーマパークの接客MVPに選ばれた出来事をベースに、今までのアルバイト生活や今後の指針について書きます。以下ではまず、どういう心構え(何を得ようと思って)でテーマパークでアルバイトをしているのかを説明します。次に、21年間の人生に培ってきた部分(普遍的な思考方法など)がどのように効果的な接客に寄与しているのかを述べます。最後に、このアルバイトを通じて培ったスキルを今後の人生にどのように活かしたいのかを論じます。

なお、本記事は就活のESにも使えるような書き方(パーク内のみの専門用語を使わないなど)を意識して執筆しています。良かったら参考にしてみてください。また、ES添削などはいつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

どういう心構えでアルバイトをしているのか

知らない人とも会話を楽しめるスキル

このアルバイトをやるまでは、知らない人のところに飛び込んで話しかけるのが非常に苦手でした。例えば、知らない人たちが複数人で集まってワイワイ話をしているところに、割って話に入る勇気が微塵もありませんでした。

一方で、このアルバイトでは店頭で商品選びを楽しんでいるお客様の懐に入って、楽しい会話を弾ませることが求められます。仕事だと割り切って、話しかけていくうちに複数人がワイワイ話をしているところに割り込むスキルも身についていったように思います。

意外に思われるかもしれませんが、このスキルはエンジニアにとって必須と言えます。なぜなら、エンジニア界隈で実施される勉強会では、必ずと言ってよいほどに懇親会や立食パーティー的な座談会が実施されます。知らない人たちが話している中に勇気を振り絞って入り、会話に混ざるスキルはしっかり身につけていきたいところです。

社会人1年目の振る舞い方

同じく私が苦手としていることの1つに、人と協力して仕事をしていくスキル(例:いわゆる報連相など)が不得手であることが挙げられます。私は元来、何事も一人で行動するのが好きな質でして、「テーマパークやオシャレなカフェ、旅行にも一人で行く方が楽しい!!」となるくらいには一人が好きです。

とは言うものの、普通のサラリーマンとしてお仕事をするのであれば、他の人と効果的に協働していくスキルは必要です。このアルバイトであれば、コミュニケーション能力に優れた人たちと仕事をしていくことができるので、どのようにして「協働」していくのかを身につけることができると考えた次第です。

じゃあ、実際に社会人1年目の振る舞い方が身についたかと言われると微妙です。上司が話しかけやすいタイプの人であれば、意識的に報連相を心がけることで何とかなりそうです。ですが、とっつきにくそうなタイプの場合は、報連相をするのに気おくれしてしまうことがあります。

どのように人をマネジメントするのか

これはどちらかと言うと、入社後に意識して学ぼうと思った点です。私が3カ月でMVPを獲得するに至った大きな要因の1つに「上司の部下に対するマネジメントの上手さ」が挙げられると思っています。

具体的には、良いと思ったところはその都度褒め(それも単に褒めるのではなく、手紙のようなオシャレなメモ用紙を手渡しでくれる感じ!)つつ、課題点や改善点は1 on 1でじっくり話し合う点などが挙げられます。特に課題点や改善点は、「なぜ現状が問題なのか」・「現状を改善するために具体的に何をすれば良いのか」を明示して頂けました。

マネジメントについては、学生団体(模擬国連全国大会の運営)において手痛い失敗をしたことがあるので、どこかで再チャレンジしたいなーと思っています。その時には相手の良いと思ったところをその都度褒めていき、改善点をロジカルに1 on 1で提案できる人間になりたいです。

21年間の人生で既に獲得したスキル・心構えがどのように影響を与えているのか?

ここでは、アルバイトを始める以前の段階で既に獲得していたスキル・心構えを紹介します。こちらについても論じることで、皆さんに足りていない部分が何であるのかという気づきを与えることができると考えております。

失敗を恐れないマインド

私は基本的にチャレンジ精神が旺盛で、失敗も前向きに捉えることができるタイプです。このような性格が功を奏して、お客様に対しても接客的にお声がけができるようになったのでしょう。このようなタイプになった大きな要因として、大きな挫折をし続けてきたことが挙げられます。例えば、中学校時代には生徒会選挙で何も喋れず泣きそうになったり、好きな人にQRコードを使って告白するという不審行動をしていたくらいです。今更なにかしらの失敗をしたところで、特に何も影響ないよなーと思っているので、チャレンジを継続し続けられるのだと思います。

自信があるように見せること

就活の(特に)面接では、営業つよつよ人間感を出すことが求められたりします。つまり、自信が無い感じを見せない方が良いのです。ハッタリをかまして、相手に安心感を与えるのってなかなか難しいですよね…。実際、私も就活をやるまでは自信があるように見せつけることは苦手でしたし、今でも不十分だと思っています。

ですが、就活を通じて、そのようなスキルが求められていることを自覚できたことや就活に向けて自信があるように演技するスキルを磨いたことは意味があったのではないかと考えています。

自己利益を達成と周りの人たちへの利益還元

私はあくまでこのアルバイトは自分自身の利益(自己成長)に繋がるからやっているという感じです。ですが私自身の行動を通じて、他の人(バイト仲間や上司・お客様)にも有益になっているのであれば嬉しいですし、そうでありたいと願っています。例えば、バイト仲間や上司であれば、職場の雰囲気・士気の向上に貢献できているのではないかと考えています。また、お客様に対してはテーマパークで楽しむためのテンション向上や正確な情報の提供に一役買っているのではないかと自負しております。

おわりに:今後の人生の指針

以上を踏まえて、今後の人生の指針をまとめておきます。大きく分けて3つあります。

複数人の中に入って会話を楽しむスキルを向上

本アルバイトを通じて、このスキルはかなり向上したように思います。一方で、お相手の趣味や想いなどを踏み込んで聞いてみたり、自分の考えをぶつける勇気が無いようにも思います。他にも、人の名前や顔を覚えるのが苦手なのも何とかしたいです。もう少し人に興味が持てる人間になりたい…。

マネジメント(上司と部下間の意思疎通)への深い理解を

書きたいことがかなりあるので、別記事で書きます。『世界一流エンジニアの思考法』の感想文にでも書こうかなーと思っています。

自己実現を通じた周りの人への還元方法

①ブログ執筆
1つ目は、継続的なブログ執筆を通じて、読者の人生の指針を決める一材料にしてもらうということです。ブログ執筆を私がやるメリットは、Writing能力の向上・アウトプット経験の確保なので、そのメリットが享受できる限りは続けようかと思っています。

②プログラミング制作
2つ目は、プログラミングの著作物を出していくことで、より快適で便利な生活を提供することです。プログラミング著作物自体(Webサイトやアプリなど)は私のキャリアアップに貢献してくれますし、プログラミングスキル向上にも一役買ってくれることでしょう。

"Greed is Good"(1987年の米国映画『ウォール街』でのアクティビストの発言)とまではいかないでしょうが、佐々木常夫や松下幸之助などの名だたる経営者は「欲」をうまく活用したからこそ、大きく社会に貢献することができたのでしょう。私は彼らほどに優秀でも勇敢でもありませんが、できる限りのことは(少なくとも自身の周りの人間を幸せにできる程度には)善処したいです。流石に3000字も超えて疲れてきたので、一旦切り上げます。またお会いしましょう!