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英検1級に合格したい!(+学習計画を作ってみた!)

皆さん、こんにちは!
今年の春から東京でエンジニアになる予定のSatoです。
本稿では、英検1級の取得に向けた想いとそれに向けた具体的な学習計画を提示します。

同じ英検1級の高みを目指す英語学習者の皆さま(に限らず何か新しいことに挑戦したいと思っている方々)のモチベーション向上に活かして頂ければ、執筆者冥利に尽きます。


なぜ英検1級を取りたいのか?

エンジニアとして海外で仕事がしたい…!

「海外で仕事をしたい」という子どもの頃からの夢が、かなりの高確率で実現できる未来が見えてきたのが一番大きな要因です。具体的には、下記のセミナーやNote記事がその未来を示してくれました。

海外でエンジニアとして活躍するにあたって英検1級が必須ではないでしょう。ですが、英語学習のモチベーションの源泉となったのは間違いないので紹介させて頂きました。

英語学習の仲間に負けられない…という想い

 高校時代に英検準1級の取得や英会話学習で一緒に力を入れていた仲間がいました(ここでは、T君・H君・Y先生としておきます)。T君とH君は、大学で英語を用いて専門分野を学修しており、長期間の留学も経験しています。また、Y先生も少し前に英検1級を取得されたようでして、更なる高みを目指して日々研鑽を積んでいらっしゃいます。
 さて、その間私は何をしていたのでしょうか…?高校時代にあれだけ行きたいと思っていた留学に関しては、「コロナだから難しいよなー」と諦めてしまい、英語学習に真摯に取り組んでいなかったように思います。そして、たまにBBCのニュース記事を読んだり、留学生と一緒に生活することで英語を真剣に勉強していない自分から逃げていたのでしょう。この際なので、自分に対してはっきりメッセージを残しておきます。

私へ
私はT君・H君・Y先生の後塵を拝している現状にあると言わざるを得ません。このままだと、あなたは冷笑主義の負け犬という屈辱的地位に甘んじることになります。本当にそれで良いのですか?
私より

私への手紙

このように思った次第です。流石に一生負け犬は嫌なので、逃げずに立ち向かいたいです。

いまの英語力ってどのくらいなん?

資格の観点で言うと

英検準1級は高校2年生のときに(6年前)取得しました。当時の結果はこんな感じでした!

【英検準1級の正答率】
Reading:66%(長文読解がほぼ満点だった記憶)
Listening:34%(全セクションで壊滅的に解けなかった…)
Writing:100%(満点)
Speaking:あと1点で落ちていた。(単純に対策不足)

ListeningとSpeakingが不安材料ですね…。英検準1級と1級の過去問を軽く解いてみたので、その時の所感もまとめておきます。

【英検準1級を解き直した所感】
Reading:
・準1級:語彙問題で満点が狙えるレベル。長文も簡単。
・1級:語彙問題が難しい。長文は何とかなりそう。
Listening:
・準1級:英文のスピードが遅く感じた。Part1とPart3は何とかなりそう。
・1級:同上。Part4の速さも怖くはないけど、リテンションに不安あり
Writing:
・準1級:ヒントがあるので、余裕。
・1級:ヒントなしが少し辛い。あと要約問題どうしよう…。
Speaking:???

こんな感じだったので、Reading・Writingは英検1級に特化した対策を。Listeningについては、準1級レベルをやり直すという方向で行きたいと思います。

具体的な学習計画

単語学習

でた単 英検1級を使おうと思っています。まずは、ステージ1(約1500単語)を確実に抑えた上で、ステージ2以降にも挑戦していきたいです。ちなみに、全ステージを制覇すると5690単語になるようです。余力があれば、しっかり暗記していきたいところです。

ちなみにステージ1に特化して対策すると、以下のように十分に合格にたどり着けるみたいです。

Reading

日常学習用:TIME
 この教材を使用する理由は大きく分けて3つあります。
 第1に、出た単1級で登場した単語をしっかり定着させるためです。出た単1級には、パス単のような例文や言い換え表現がありません。なので、TIMEなどの記事を普段から読み込むことで、単語の定着度を高めていきたいと考えています。
 第2に、複雑な構文を読み込む力を涵養したいからです。これは単に英検1級の試験でも求められるからだけではなく、DeepLなどの高度な翻訳ツールを用いたとしても、適切に訳が生成されない場面があるからです。この点については、下記の記事を読んでいただくと理解できると思います。

 第3に、TIME(米国のリベラル)が提示している価値観や論点を把握しておきたいからです。将来的に海外に雄飛したいと考えている人間に求められるスキルの1つに、「現地社会に馴染むことができるかどうか」が挙げられます。TIMEなどの記事を読むことで、北米の西海岸(シリコンバレー)・東海岸系の価値観に近づけるのではないかと考えています。

試験対策用:英検1級の過去問
 こちらは試験自体の特徴や時間感覚などを体得していくことを目的に利用したいと考えています。時間があれば、長文を丁寧に紐解いていきたいとは思っています(ただし、かなり優先度は低いです)。

Listening

日常学習用:WSJ Tech Podcast
 こちらの教材を利用する理由は3つあります。
 第1に、Listeningのスピードが英検1級のPart4と同等かそれ以上だからです。実際の試験よりも速いスピードで聴きなれれば、本番でも比較的に楽に英語が聞き取れるのではないか考えたからです。
 第2に、英語のスクリプトがあるからです。スクリプトがあれば、分からなかった単語を確認したり、オーバーラッピングの練習ができるので非常に有益と言えるでしょう。
 第3に、海外で活躍している日本人エンジニアが情報収集のために聴いているからです。同じく、エンジニアとして海外で活躍するのであれば、将来を見越してこれらの情報源に慣れておく必要があると言えるでしょう。

試験対策用:英検準1級・1級の過去問
 こちらはReadingとは異なり、単に試験形式に慣れるという目的を叶えるだけでなく、以下の3つを意識して過去問を有効活用したいと考えています。
 第1に、本文と選択肢の言い換え表現を把握することです。これも出題形式に慣れるという意味だけでなく、Writingの言い換え表現にも活用できるのではないかと考えたからです。
 第2に、聞き取れなかった表現を喋れるようにすることです。筆者の場合、スクリプトを見たら分かるのに、聞き取れないことが多いです。なので、それらの表現を自分自身でも喋れるようにしておくことで、聞き取れる表現の幅を増やしていきたいと思っています。
 第3に、試験時に注力して聞くべき箇所を把握することです。特にPart2とPart4は読まれる英文の量のわりに、設問数が少ないです。筆者のリテンション能力の低さを一定程度カバーするためにも、注力して聞くべき箇所を体得しておきたいところです。

Writing・Speaking

試験対策用:英検準1級・1級の過去問
Writingのテンプレートは存じているので、あとは数をこなすだけなのかなーと思っています。その過程で色々な言い換え表現などを身につけていきたいと思っています。Speakingは、Writingの内容をもとに2分で喋る形式で対策していく方向で考えています。

要約問題の対策は後回し
時間があれば、英検準1級・1級のReading・Listening Part2の問題を活用することで、要約の練習をしたいなーと思っています。ただ、余裕が無さそうなので、後回しになりそうです…。

英検1級の勉強法が書かれた有用なサイト一覧

最後に、英検1級の勉強法が提示されている有用なサイトを紹介しておきます。

【英検1級対策全般】

【Writing対策】

【要約問題】

【2次試験:Speaking】


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