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初めての電子書籍出版は「とりあえず」やってみる


初心者は「とりあえず出版」が正解です

今回の話は、初心者が始めて出版するときのマインドセットのお話です。

最初にズバリ言いますね。
「売れ筋を目指すと遠回りになります」

初心者が始めて出版する時は、売れる本を目指さないで
「とりあえず出版」するというマインドセットで取り組むことを
おすすめします。
それは、はじめての出版では表紙デザインや、epubでの本体作成
そして、KDPへの出版申請など覚えることがたくさんあるからです。
これらは、ひとつひとつはカンタンな作業ですが、
初心者が始めて出版する時に大きなハードルになります。

1冊目の出版は練習のための出版と割り切って出してみることで
2冊目以降の取り組み方が簡単になります。
ここで売れ筋を考えて売れる本を目指し時間をかけて本を作り
出版するよりも、スキルを得るために
すぐに書ける内容の本をサクッと作ることで
短期間でスキルを身につけることが出来ます。

表紙、本体、出版の3行程を学ぶという姿勢で
とにかくすぐに「やってみる」という思考で出版してください。

初心者が売れる本を書くのはむずかしい

どうして、練習の出版をおすすめしているのかというと
売れる本を初心者が書くと、電子書籍を作るハードルに加えて
本を書くというハードルが出来てしまって
いつまでたっても最初の1冊が出せないからです。

売れる本を書くということは、
あなたが持っている知識や経験出ない可能性が高く、
いくら売れるテーマであってもその文章を書けるとは限りません。
本やブログで情報を発信されている方は
情報を仕入れて独自情報を作って発信しています。
これは、キュレーションというスキルですが
テーマのことを調べて自分の視点や価値観で新しい文章を作って
本を書いたり、ブログ記事を投稿しているのです。

初心者の方が初めの本を売れ筋テーマで書くことは
ハードルが高すぎるのです。

初心者の最初の本は「あなたの持っていること」で書きましょう

初心者が最初に書くべき内容は、あなたが今持っていることです。
仕事や趣味からの経験を文章にして本にします。
過去に経験したこと以外にも、これから体験することや
学びを得ることから文章を書くこともできます。
知らないことを調べるキュレーションではなく、あなた自身が体験や
学んだことを文章にするということです。

なにも無いという方もいらっしゃいますが、
そういう方には写真集をおすすめしています。
スマホに溜まった写真をテーマ別に分類して面白いものを
写真集にして出版しましょう。
電子書籍の場合、文章を書く時間が一番かかりますから
撮りためた写真を張り付けるだけの写真集は
とても簡単に作ることが出来ます。

文章をかくハードルもありませんから
スキルを身につける練習の1冊目の出版に大変おすすめです。
じつは、わたしの最初の1冊目は写真集でした。
簡単に出版することが出来ます。
気が付くと多くの写真集を出版しちゃってます(笑)
写真集を作ることでKindle電子書籍出版を覚えるための教科書も
出版しています。(興味のある方は是非読んでください)

なんでも「やってみる」と見えてきます

ビジネスにおいて「やってみる」はとても大事です。
それは、やらないと見えないことが多いからです。
準備をして学んでいても見えてこないことがいっぱいあります。
電子書籍においても出版してみると多くの学びがあります。
そして、やる前は難しいと感じていたことがやってみると
意外に簡単だったりするものです。

悩んでいるくらいならサクッとやってみることをおすすめします。
そして、それは完璧を目指さない簡単なものでいいです。
完璧で売れる本を作ると考えてしまうと挫折します。
初心者の電子書籍出版はゆるーく「とりあえず出版」してみてください。
出版したあとに多くの学びから知らない間にスキルが身についています。
座学で言葉から得る情報よりも、実際の行動からの学びの方が
簡単で早く身に付きます。

是非、初心者のあなたの身の丈サイズの電子書籍を
サクッと出版してスキルを身につけてください。
きっと2冊目から世界が変わります。

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